平成28年度 指導の重点・努力点(男女平等教育)

平成28年度
指導の重点・努力点(男女平等教育)
埼玉県教育委員会
Ⅰ
指導の重点
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指導の重点
―各論―
男女平等教育
(1)
男女共同参画社会の実現を目指す教育
の推進
男女共同参画社会の実現には、男女が共に
一人の自立した人間として互いの人格や個性
を尊重し合うとともに、一人一人の個性や能
力を発揮して自らの意思によって行動できる
よう、学校教育において男女平等意識を高め
る教育を推進することが重要である。
そのため、学校(園)では、人権の尊重を
基盤として、男女平等の重要性、男女の相互
理解と協力、家庭生活や職場における男女共
同参画の大切さなど、男女共同参画の視点に立った教育を推進する。
(2)
教育活動全体を通した組織的な指導の推進
男女平等教育を推進するに当たっては、校内研修等を通して教職員の共通理解を
図り、学校教育全体を通じて、組織的、計画的、継続的な指導を行うことが大切であ
る。
そのため、教育活動全体を男女平等の観点から見直すとともに、幼児、児童生徒の
発達の段階に応じた指導内容・指導方法の工夫・改善を行い、一人一人を大切にした
教育の一層の充実を図るようにする。
(3)
家庭・地域社会との連携
学校(園)における男女平等教育を効果的に推進するには、家庭・地域社会との連
携を図りながら、男女が互いに理解し、協力していく態度を育成することが大事であ
る。
そのため、男女平等教育のねらいや取組について、家庭や地域の人々の理解と協力
が得られるようにする。
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