平成 28 年度「指導の重点」の発行について

記
月/日
者
発
表(発表・資料配付)
担 当 課
発 表 者 名
TEL
その他の発表・配布先
(曜)
班 名
(担当班長名)
3/30
教育企画課
(内)5791
谷本 公子
(水)
教育企画班
(直)078-362-9441
(井奥 利也)
な し
平成 28 年度「指導の重点」の発行について
標記の資料を以下のとおり発行しましたので、資料配付します。
1 指導の重点について
○ 県教育委員会の教育指針として、昭和24年度に「教育指導助言の要綱」を発行して以
来、継続して発行。
○ 新学習指導要領やひょうご教育創造プランなど国・県の教育方針・施策、社会情勢の
変化等を踏まえ、毎年度改訂。
2 構 成
A4版無線とじ66ページ(表紙:フルカラー、本文:2色刷)
3 発行部数
51,000部
4 配布対象
公立の幼・小・中・高等学校及び特別支援学校の全ての教職員、社会教育施設等の社会
教育指導者に配布。
5 平成28年度「指導の重点」改訂のポイント
(1) 全 体
取組状況と目標の明確化
○「ひょうご教育創造プラン」に関する記載の再構成
・兵庫県の子どもたちの現状を表すデータを、表やグラフで記載しました。(追加)
○「平成28年度重点実践項目」の見直し
・平成28年度に特に重点的に取り組むべき項目(「重点実践項目」)を必要に応じて
見直しました。
(2) 項目別 加筆内容
国や県の重要施策の推進
1 キャリア形成の支援
選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたことを受け、「生徒に必要な政治的教養
を身に付けさせる」ことについて記載。
5 「確かな学力」の育成
中央教育審議会における学習指導要領改訂に関する議論等を踏まえ、「児童生徒
自らが課題を発見し、解決に向けて主体的・協働的に学ぶ学習(いわゆる「アクテ
ィブ・ラーニング」)等の視点から指導方法の工夫・改善に取り組む」ことについ
て記載。
9 道徳教育
学習指導要領の一部改正を受け、「道徳の教科化について理解を深める」ことや
「指導のねらいに即して多様な指導方法を研究し、全ての教員の実践的な授業力の
向上に努める」ことについて記載。
10 人権教育
新規施策である外国人児童生徒の日本語指導の充実に関して、「日本語能力向上
のための支援により、日本語の習得や基礎学力の定着を図る」ことについて記載。
安全・安心な環境整備
14 健康教育・安全教育
自転車保険への加入義務化にともない、「自転車利用者には、賠償保険への加入
の義務化を周知する」ことについて記載。
社会情勢の変化に対応した取組の充実
16 特別支援教育
「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」の施行に合わせ、「学校に
おける合理的配慮の観点」等についての関係資料を追加。
18 児童生徒理解に基づく生徒指導
いじめ問題への具体的な対応方法を示すため、「定期的なアンケート調査や教育
相談の実施等により、いじめの積極的な認知に努める」ことについて記載。
19 教職員としての資質と実践的指導力
不祥事による信用失墜に対する注意喚起のため「服務規律の遵守」の項目を新設
し、「飲酒運転や窃盗、わいせつ行為、幼児児童生徒に対するセクハラ等の不祥事
は、免職等の処分につながるだけでなく、教職員全体の社会的信用・信頼を損なう
ものである。このことを校内研修等により共有し注意し合うとともに、教職員とし
ての誇りと責任を自覚して自己の行動を律する。」と記載。
23 生涯を通じた学びの充実
24 文化財の保存・活用
25 「スポーツ立県ひょうご」の実現
これまでの社会教育関係者向けの記載に加え、学校との連携に関する内容を追記