計画の概要 - www3.pref.shimane.jp_島根県

島根県公共施設総合管理計画(案)の概要
1.計画の目的
○ 県が所有する公共施設(建築物及び附属設備)について、長寿命化による財政負担
の軽減・平準化や有効活用・適正化を図るもの
2.計画の位置づけ
○ 国のインフラ長寿命化基本計画に基づく個別施設計画
○ 島根県公共施設等総合管理基本方針に基づく個別施設計画
【計画の体系図】
インフラ長寿命化基本計画(基本計画)
島根県(行動計画)
国
島根県公共施設等総合管理基本方針 (H27.9 月策定)
行動計画
内閣官房が求めるインフラ長寿命化計画(県の行動計画)
及び総務省が求める公共施設等総合管理計画を兼ねるもの。
(各省庁が策定)
(個別施設計画)
学
校
河
川
〔本計画〕
公共施設
道
路
庁
舎
3.計画の期間
公共土木施設
(個別施設計画)
(個別施設計画)
学
校
警
察
住
宅
病
院
道
路
河
川
砂
防
農林水産公共施設
(個別施設計画)
農
業
農
村
森
林
整
備
漁
港
漁
場
企業局施設
(個別施設計画)
水
道
工
業
用
水
道
電
気
平成 28 年度から 10 年間(概ね 5 年が経過した時点で見直し)
4.取組の推進方向と主な取組
公共施設の有効活用や適正化、長寿命化を図るための3つの柱を据え、具体的な取組
を進めます。
取組の柱
主な取組内容
○ 庁舎の執務室について、一人あたり執務面積、レイアウト等を標準化
(1)施設の有効活用
○ 会議室等共有スペースを集約化し、余裕スペースの創出と有効活用
○ 維持保全計画を作成し、計画的に修繕を実施
(2)施設の長寿命化
※維持保全計画:劣化度を調査し、優先順位を付けて「5 年以内に必要なる修繕」をまと
めたもの。
○ 施設管理業務を一元化し、専門技術者による施設保全を実施
※施設管理の一元化:各施設が個別に行っていた保守管理業務を集約し、専門の部署
で点検・修繕を行うもの。
○ 施設の維持管理・利用状況を定期に調査・点検し、その結果を全ての
部局で共有
(3)保有施設(建築物)
の適正化
○ 施設評価を実施し、施設の統合や転用、廃止を検討
※施設評価:施設について、「建物性能」や「管理効率」、「利用状況」等を定量的に
評価するもの。