0619生き物は円柱形

平成27年6月19日(金)
第 5 学年
国語科「見立てる/生き物は円柱形」実践報告
1.単元名
筆者の考えの進め方をとらえ、自分の考えを発信しよう
2.単元の目標 文章の組み立てを理解するとともに、全文の要旨を捉えることができる。
筆者の考えや文章の書き方についての感想をもつことができる。
3.単元の流れ
時
主な学習活動
1~3
・単元の学習のめあてをつかむ。 ・たくさん出てくる言葉やはじめの1文にで
・
「見立てる」を読み、文章構成を
てくる言葉などに着目しながら、文章構成
とらえ、それぞれの役割を考え
をとらえ、それぞれの役割を書いている。
る。
・全文の要旨をまとめる。
4~8
評価規準
・
「生き物は円柱形」を読み、初め
・はじめと終わりに書かれてある文章に着目
して100字程度に要旨をまとめている。
・辞書を活用し、難しい言葉を調べている。
て読んだ感想を書く。
・たくさん出てくる言葉、はじめの1文に出
・難しい言葉を調べる。
てくる言葉に着目しながら、文章構成をと
・文章構成をとらえ、それぞれの
らえ、それぞれの役割を書いている。
役割を考える。
・全文の要旨をまとめる。
・はじめと終わりに書かれてある文章に着目
して150字程度に要旨をまとめている。
・筆者の考えや文章の書き方につ ・学習してわかったことを引用しながら、自
いて感想をまとめる。
分の考えを書いている。
4.児童に身につけさせたい力と手だて
① 文章の組み立てを理解する力
→くりかえし出てくる言葉やはじめの1文に出てくる言葉などに着目し、書かれてあることを一文に整
理させる。
→それぞれのまとまりの役割を考えさせるとともに、段落相互の関係を捉えさせる。
② 全文の要旨を捉える力
→はじめと終わりに出てくる文を活用して要旨を書かせる。
5.「見立てる」までの指導を終えて(○成果△課題)
○まとまりごとに書かれてあることを短くまとめる際に、
「くり返し出てくる言葉」や「はじめの一文に
出てくる言葉」に着目するよう指導した結果、多くの児童がまとまりの中の大切な言葉を探せるよう
になり、それを用いて短くまとめることができた。
○はじめ、終わりに着目して要旨を書くよう指導した結果、多くの児童がスムーズに要旨を書くことが
できるようになった。
△書かれてあることを短くまとめたものや要旨を共有しあうとき、どのように出た意見をまとめたり、
精選したりしていくべきか。