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「あぁ農園芸」
★言うだけ番長!?(笑)★
フレンズ・農園芸班
NO.7
平成 28 年 12 月
皆様、ご機嫌ようで御座います。相当久しぶ
りの「あぁ農園芸」となりました。復活にふさ
わしい No.7 は喜びのご報告です。
11/13 日に相生市の羅漢の里で、かがし祭
りが開催されました。そこへフレンズ・農園芸
★平井支援員★
班から、かがしの初出陳を行いました。その結
果、「優秀賞」と賞金 15,000 円を頂くことが
できました。
テーマは新規事業としてふさわしい「昇鯉」。
副題として愛心園の『愛』を入れた「連れ愛は
生涯一鯉(人) 一途です」と看板を掲げました。
そんな「昇鯉」かがしが出来るまでの過程を
写真とともに紹介をさせて頂きます。
フレンズ農園芸班の威信にかけて良い物を納める!と
細かな指示を出し、率先して組み上げていきます。
★9 月より本格始動★
★隠れ業★
★村瀬支援員★
滝と言えば岩
隠れた岩の演出です!
見えない所はビールケースで。
ワラで滝の流れを演出中!
★骨組み★
★ワラの整形・乾燥★
★大道支援員★
まずは、ワラ集めから!
竹を切り出し、竹を割りバーナーで焼き
アール壁に仕上げる!ここが業の見せ所!
相当、知恵を振り絞りました・・・(汗)。
手頃な束に束ねます!
★せ~の~でぇ~★
★看板の受柱★
天然木の皮むき中!
とても集中して取り組めました。
★いざ搬入★
岩となるべく、川で拾った石も
無事、現地着!
職員 4 人がかりで
全体の骨組みを指定の場所へ
★利用者さん★
大きな石を脚立の上に据え付け中。
ワラを整え渡します。
急げ!村瀬支援員!
ひ
★兎に角、叩く★
良い感じになってきたよ~
♥平岡支援員♥
水しぶきの強弱をだすため
せっせとワラを叩き調整します。
コレが秘訣なんです!
★西山支援員★
★平井支援員★
♥高見支援員♥
★ほぼ滝は完成★
細かい作業は任せなさい!と
滝から見える岩の調整中!
こんな感じかな??「違うよ」と
言おうものなら・・・(笑)(汗・・・)
力仕事は俺のもの!
「当たり前だろ~」と厳しい声。
自然採取した黒竹、さるすべりを
鉢ごと埋め込み、滝を引き立てます!
★大道支援員★
趣味は魚釣り!
全て廃材。
頂いた、拾った物は当たり前!
ドンドン活用します!
★農園芸コンビで
バランスをとりながら 鯉を昇らせます★
★見立てる★
平岡支援員が
もみがらをまいて枯山水調に!
★細部にまで気配り★
周辺の掃除!
昇鯉の口に釣り糸を仕込中!
特技を生かし
キレイにします!
★設置した利用者さんと職員で!はいチーズ★
☆あとがき☆
他にも多くの利用者さん、職員の存在がありました。催しの案内、
紹介を頂き、どうすれば利用者さんの活動として生かすことができる
か?熟慮断行もヘッタくれも無い。方向性を見極めたら即実行で、
一番に取り掛かったのは竹の切り出しでした。
藪の中に入っていく利用者さん。支援員も安全には十分配慮しま
すが、利用者さん自身がこれまでの様々な体験、経験から自ら身の
安全を確保しようとする動きが自然にみられました。当たり前のこと、
何でもないようなことができる。それを感じとり、更にステップアップし
一緒に経験し体験していくことが、農園芸班・支援員としてのやりが
い、プロだと思うと改めて実感したのもこのかがし作りでした。
仕上がり上がり具合を見て???コレってかがし?と疑問の声も
お疲れ様でした・・・・・
頂きましたが、そんなのは誤差の内です。やはり製作する過程が大切です。利用者さんの拘り、能力を活かして職員も一丸となって取り
組めたのは勿論のこと。地域に出て、活動する姿を多くの方々に見て頂き、余暇外出も皆でできた。こんなことが地域移行、地域で生活
すると言う醍醐味ではないかと思うのです。また皆さんから「芸術品」とも言葉を頂きましたが、本当に仰る通りなのです(笑)。私の担当す
る班は農園芸班です。ちゃんと名前に「芸」がある!!そういった点からもただ、ひたすらに職責を果たそうと努力しただけなのです。
優秀賞と言うご褒美。この優秀賞は利用者さん、協力してくれた職員のために・・・。責任者としてホッとした気持ちです。そして次の展
望へと気持ちを切り替え、また農園に出て野菜同様に構想を育んで参ります。利用者さんの特技・拘りを活かした作品。私も拘りは相当
強い方です。そんな皆の拘り 「らしさ」から産まれたのが『昇鯉』と言うことを宣言して結びます。 有難う御座いました。 平井秀和