校長会資料(平成26年10月) 確かな学力の向上をめざして㉝ ■特別支援教育 校内支援体制の充実に向けて ◆チームで取り組む校内支援の流れ ①児童・生徒の気になる行動の背景や原因に目を向けて 何度言っても伝わらない! わがままな子だ! その怠けた態度は許せない! 行動を正したい! 叱られてばっかり! どうせ何やってもだめ! どうしてこうなってしま うんだ! 教師の戸惑い 子どもの混乱 何度言ったら わかるの! 情けない! 保護者の悩み 一番困っているのは子ども。困った行 保護者も心配で不安であ 動には意味がある。 る場合が多い。寄り添い 「なぜそんな行動をするのか。」 「こん ながら一緒に支援を考え な支援をしてみたらよくなるかも。」 ていきましょう。 という視点でみていきましょう。 ②校内委員会の開催(定期的・随時) ■チームで対応 ・校内委員会メンバ-、学年団など ■実態把握に基づく支援策の検討 ・支援レベルの検討をする。 ・原因や背景をさぐり、見立てる。 いつ、どんなきっかけで、どんな行動が 起こるのか。 (客観的な記録をもとに) ・短期目標を立てる。 ・支援方法(具体的取組)を決定する。 ・役割分担を明確にする。 *検討した支援はすぐに実践、記録に残す ③支援会議の開催(随時) ■家庭、関係機関との連携 ■前回決めたことの評価 ■支援の方向性の確認 ・学校ですること、家庭ですること ・次回の開催日(時期)確認 ■個別の指導計画に反映 *計画的に継続した支援を 形にとらわれず、日頃のちょっと した情報交換で、支援策を話し合 える環境ができるといいですね。 ◆鳥取県 発達障がい啓発リーフレット 「発達障がい“知ろう”クマ」 鳥取県では、発達障がい児(者)やその家族の 方への情報提供及び県民への理解啓発を目的に、 発達障がいについて「知ろう」「気づこう」「支援 しよう」をコンセプトに、リーフレット、ハンド ブック、DVD を配布しました。各学校で職員研修、 保護者研修等にお役立てください。 中学校編・未就学 児編もあります。 子ども発達支援 課のホームペー ジ上でも御覧に なれます。 ★特別支援学級においては、一貫した支援を継続す るために定期的な支援会議の開催が必要です。 中部教育局
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