申請書 - 内陸のフロンティア

内陸フロンティア推進区域指定申請概要調書
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(1)
指定を申請する推進区域の概要
推進区域の名称
菊川市次世代農業推進区域
(2)
区域の範囲
菊川市月岡のうち、東は菊川、西は上小笠川、南は市立おおぞら幼保園、
北は市道内田・加茂線から南に約80Mの農道で囲まれる範囲(約12ha)
別添位置図を参照のこと
(3)
区域設定の根拠となる市町の構想等における位置付け
第1次菊川市総合計画後期基本計画
(4)
区域内の防災・減災と地域成長の両立を図る目的(政策課題)と事業の概
要(解決策)
本市では、県内でも屈指の栽培面積を持つ茶をはじめと
し、施設園芸や水稲など、地域の特性を生かした営農が展
開されているものの、長年の茶価低迷をはじめ、深刻な後
継者不足や優良農地の荒廃等が顕在化しているため、持続
政策課題
可能な農業の確立が求められている。
このため、20年後も農業を続けることができる環境を整
備するとともに、農業を核とした新たなライフスタイルを
実現する地域づくりが必要となっている。
また、災害時には罹災者へ必要な食料品を確保し供給す
る場の提供についても必要となっている。
持続可能な農業の振興のため、地域の担い手となる農業
生産法人等へ農地集積し、機能性に優れた高付加価値野菜
を生産するとともに、荒廃した茶畑において区画整理を実
施し、市民農園や直売所等を併せて整備することで、地域
農業の振興拠点の創出を図る。
解 決 策
また、市内の小学校等に農場を提供し、「食育の場」と
しての活用や、隣接する幼保園へ乳幼児を預けた母親の短
時間就労の場としての利用など、多様なニーズに対応する
新しい農業モデルの創出を図る。
同時に、有事の際の雨風を凌ぐ一時避難所及び食料供給
拠点となる機能を確保し、地域防災力の強化を図る。
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(1)
区域内において実施する事業の内容等
事業名
菊川市次世代農業推進事業
(2)
事業内容
農業を核とした新たなライフスタイルに対応する地域農業振興拠点の整備
(3)
想定している事業実施主体
市及び農業生産法人
(4)
関係者の合意の状況
農業農村整備事業の事業計画を地権者に説明
(5)
推進体制の設置状況及び活動状況
現在基本構想の策定に向け、行政、地元、農業委員及び青年農業者等を構
成員として検討会を開催。
(6)
その他当該事業の熟度を示す事項
特になし
(7)
3
実施事業の工程
平成27年度
基本構想策定、農地中間管理事業を活用した農地集積
平成28年度
事業計画策定
平成29年度
測量、実施設計、造成工事
活用を予定する県の支援策
取組を具体化する市町の調査に対する助成