2015 年度 後期 2 単位 フードコーディネート論 対 象 学 科 ・学 年: 健康栄養学科 3 年 時 間: 火曜日 3時限(13:00〜14:30) 教 室: 1 号館 121 室 教 科 書 : 『三訂 フードコーディネート論』(フードスペシャリスト協会編、建帛社) 1.担当教員 (1) 名前:宮下 ひろみ(みやした ひろみ) (2) 研究室: 1 号館 6 階 (3) 連絡先: (4) オフィスアワー: 火曜日 10:40〜12:10 (5) 主な研究・教育業績 著書:『改訂新版 調理学 健康・栄養・調理』(安原安代他著、アイ・ケイコーポレーション) 『新版調理学実習—おいしさと健康—』 (早坂千枝子編著、アイ・ケイコーポレーション)他 論文: 「だし汁の風味を表現する用語について」(仙台白百合女子大学紀要第 13 号) 日本フードコーディネーター協会会員 2.授業の目的 (1) 授業の目的 現代の食生活の背景や要因を探り、よりよい食生活を目指して「食」をコーディネー トする意味や基本理念をはじめとしたフードコーディネートの内容を理解し、食の専門家 として、食を総合的にコーディネートする基礎的素養を養う。 (2) 到達目標 ① フードコーディネートの意義や内容を理解できる。 ② フードコーディネートに必要な基本的知識を理解できる。 ③ 安全でおいしく食環境や食文化をふまえた豊かな食生活をコーディネートする意識をもつこと ができる。 3.授業の概要 フードコーディネートの基本理念(アメニティやホスピタリティなど)を理解し、食のコ ーディネートに必要な知識や基礎的技術について学ぶ。世界の食事文化といった国際的な視 野に立った視点から日本の食事文化を理解したり、食卓という小空間のコーディネートに関 することから外食産業を支えるマネジメントや食環境を考慮したフードシステムに関するこ とまで、その内容は広範囲に渡り、その基本的事項を概説する。 4.授業の受け方・勉強の仕方 (1) 予習の仕方 基本的には、その回の部分テキストを読んで内容を把握しておく。また、普段から食に関わる 1 事項や食を取り巻く環境や経済面のことに興味をもって学ぶ姿勢を持つ。 (2) 授業の受け方 基本的に教科書にそってすすめる。補助的なプリント資料やスライド等の視聴もあるので、これ らを統合するように自作のノートをつくり、授業中も要点をまとめるようにする。ノートは余白を十 分とっておき、復習の際に書き込める用紙するとよい。不明な点は、授業の最後やオフィスアワ ーに積極的に質問してほしい。 (3) 復習の仕方 教科書、プリント、ノートを活用して毎時間の内容をまとめること。 5.受講にあたってのルール (1) 受講の際は、私語、内職、居眠り等を慎み、授業に集中して臨むこと。 (2) 遅刻、早退については 15 分以上は、欠席扱いとする。受講は可とする。 (3) 課題提出にあたっては提出期限。ワープロまたはペン書きとする。 (4) テストにおいて不正行為(カンニング等)があった場合、試験中止とし、教務課に報告する。 6.授業計画 回 月日 テーマ・内容 予習・復習 備考 <フードコーディネートの基本理念>おいしさ とフードコーディネート 教科書の第 1 章を読 んでくること 第1章 10/13 食事の文化 教科書の第 2 章を読 んでくること 第2章 4 10/20 食卓のコーディネート 教科書の第 3 章を読 んでくること 第3章 5 10/27 レポート提出(休講) 6 11/3 7 11/10 食卓のサービスとマナー(パーティとプロトコ ル) 教科書の第 4 章を読 んでくること 8 11/17 様式別メニューについて 教科書の第 5 章を読 んでくること 9 11/24 メニュープランニング 教科書の第 5 章を読 んでくること 10 12/1 食空間のコーディネート 教科書の第 6 章を読 んでくること 11 12/8 フードサービスマネジメント 1 教科書の第 7 章 p132 までを読んで くること 12 12/15 フードサービスマネジメント 2 教科書の第 7 章を読 んでくること 13 12/22 食企画の実践コーディネート 教科書の第 8 章を読 んでくること 14 1/12 食企画の実際 (外部講師講演) 教科書の第 8 章を読 んでくること 15 1/19 まとめ 16 1/26 定期試験 1 9/29 オリエンテーション(授業の進め方) /レポー トについて 2 10/6 3 食卓のサービスとマナー(基本事項、和食、中国、 教科書の第 4 章 p75 西洋) までを読んでくるこ と 2 スライド視聴中心 計算機持参 !次週の感想の提出 があって出席となる。 ※ 授業の展開によっては、変更の可能性があります。変更の場合には随時お知らせします。 *10/27 は休講とするが、後日レポート提出とします。 7.評価方法 (1) 試験(90%)…マークシート形式の筆記試験による。 (2) 受講態度(減点法)…5-(1)のマナーに反した場合、減点する。(無制限) (3) 課題レポート(10%)…外部講師の方のレポート 80%、振替レポート 20% 8.参考図書・文献 随時紹介する 9.履修上の注意 (1) 食と健康に関わるこれまでの科目をトータルに関連づける視野が必要となる。必要により、それ らのテキストやノートを参照するとよい (2) フードスペシャリスト試験受験資格取得のための規定科目である。資格希望者は履修のこと。 3
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