55期北星12号

北星
第 55 期 第 12 号
2015 年 7 月 9 日発行
ノースウエスト航空日本支社労働組合
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『どうして 私たち 会社を
去らなければならないの?』
“デルタに残りたい!デルタで働きたい!”
閉鎖される職場の従業員は会社から去っても仕方ない?
7 月 2 日に開かれた団体交渉の席上で、社内での雇用確保の用意があるのかを尋ねたところ、森本
支社長は機内食部従業員のためのポジションは『無理矢理には作らない』と発言した一方、菰田人事
部長は「現在、各セクションのビジネスリーダーに職場に空きがないかを確認中である。シンガポール
のコールセンターにも問い合わせたが、そちらには今の時点では空きはない」と説明がありました。
閉鎖発表から、たった 3 週間で「転籍」か「退職」かの決断を迫られる従業員に「デルタで働く」という
選択肢は与えられないのでしょうか?なぜ、会社を去らなければならないのでしょうか?
***以下は機内食部従業員からのコメントの一部です**
「不安がいっぱい。決定するまでの時間が少なすぎる。
会社はやめたくない!」
「とにかく一度話し合いの場をもちたい」
「自分達は機内食部に配属されているが、もともと雇用した
のはデルタ航空なので社内でポジションをつくる努力をして
ほしい」
「一生を決める大切な決断!!
数週間で返事はできない!!」
「このような短い期間で何も決めようがない」
「もっと早くわかっていたのではないか?
会社は知っていたはず!!誠意がない!」
締切までの期限延長を要求
9 ヶ月もの間プランを練りながら、あらかじめ十分に余裕をもたせて締切日を設定しないのは明らかに
おかしい、受け入れ先企業への入社意思確認書の提出期限が先方の都合上変更出来ないというので
あれば、せめて希望退職プログラムの締切だけでも期限を撤廃すべきであると要求し、会社は持ち帰
り検討すると返答。その後7月8日、会社は期限の延長を発表しました。
希望退職プログラムと
転籍先入社意思確認書の
締切期限を7月31日まで延長!
期限は延長されても今後待ち受けるものは
何も変わりません。
他人事ではありません。
今目の前で起きている現実の話です。
私達に必要なのは皆様の力です!
今こそ全ての組合員が
声を上げていく時ではないでしょうか!!
執行部は退職も転籍も希望しない社員のデルタ社内での雇用確保を第一に
考え、次回の団交要請と共に以下の文書を提出しました。
組合側文書(以下抜粋)
先般、機内食工場の閉鎖ならびに業務の委託が発表されました。
この閉鎖に伴い貴殿が提示した選択肢は、労働条件および生活に著しい変化を強いる
ものであり、受け入れがたいものであると言わざるをえません。
つきましては、当該部署のうちデルタ社内での雇用を希望する者については、
それぞれの意向に沿った職場を直ちに用意するよう強く求めます。