ノースウエスト航空日本支社労働組合 北星 〒286-0202 第 55 期 第 18 号 2015 年 8 月 26 日発行 千葉県富里市日吉倉223-1東ビル 303 号室 0476-93-2919 E-mail : [email protected] ホームページ : http://www.h7.dion.ne.jp/~nwunion/ 解決を目指して様々な活動を実施 執行部では問題解決に向けた団体交渉の早期開催を繰り返し申し入れると共に様々な要求や見解を 伝えています。 ―Dear ミスター アンダーソンー 執行部では CEO リチャード・アンダーソン氏に機内食部問題の解決を求める手紙を出しました。 8月11日付け文書 ….Though the employees in Narita believe that Mr. Morimoto will be generous in continuing to make as effort to find another in-house working position in order to avoid the illegitimate decision to dismiss the employees concerned which could damage Delta’s public image by giving impression that Delta enjoys its prosperity at the cost of lives of its employees and their families, it is annoying that we haven’t made any significant progress in the negotiations…. ―期限撤廃要求ー 希望退職プログラムの期限撤廃について引き続き要求しています。 7月31日付け文書 人生の多くの時間を過ごしてきた大切な職場が閉鎖される無念さと向き合いながら今現在も運航を 支え続け、社内での雇用の継続を望み、しかしながらやむを得ず社内での雇用を断念し9月30日を 以って退職せざるを得ない従業員も、最後まで機内食部業務に責任を持ち、それを全うし、運航を 支えているかけがえのない存在であり「会社に文句のある人」と称されるものではない事は明白です。ここに改め て希望退職への意思表明期日撤廃を要求いたします。 ―スト権ファイルー 予告通知を完了し、会社にも通知いたしました。 8月4日付け文書 労使間の信頼関係に鑑みこれまで争議権確立すらも慎重にすべきであると判断をしてまいりましたが 会社の不誠実な対応に抗議すると共に、従業員の社内での雇用を確保し本案件を解決するため、この度全組 合員の問題解決への強い意志を確認し、関係各所へ予告通知を行う準備を完了いたしました。 協議による解決姿勢に変わりはありませんが、解雇回避に向けた具体的な提案がないまま時間だけが 過ぎて行くことを看過することは出来ません。よって早急に団体交渉を開催すること及び雇用確保の 具体的な提案をすること、以上2点について8月7日正午までに当労組宛てに書面にて回答をお知らせください。 なお、協議回数が不十分であること、従業員への説明も不十分であること、また提出を求めた書類の 不備など、会社の姿勢は労使間の信頼を損なわせるものであることも申し添えます。 これまでの会社回答に対し 以下のように組合見解を伝えました 会社 「希望退職プログラム全体について、申請期限を撤廃・延長することはいたしかねます」 組合: 9月30日を以って退職をせざるを得ない場合は、希望退職プログラムと同等 もしくはそれ以上のものを用意するべきである。 会社「雇用確保に向けた努力については、社内で空きポジションを創出し、 デルタ社内のポジションへ応募されるよう案内しております」 組合: 機内食部の従業員の為に行われているものではなく、全ての従業員を対象に常時行われている、 キャリアアップを目的とした社内公募システムであり、職場を失う機内食部の従業員に対しては 特別な努力はしていない。 会社「55ポイント早期退職プログラムも提供し、可能な限り機内食部の方が 他のポジションに応募できるよう機会を提供する努力をしてまいりました」 組合: 55ポイント早期退職プログラムについては、アメリカ本国でも時折実施されているもので、 機内食部の社員の解雇回避の為に特別に行われているものではない。 会社「社内での雇用確保をはじめ可能な限り成田機内食部の社員の皆様の不利益が軽減されるよう 努力を重ねて参りました」 組合: 社内での雇用確保の為の具体的提案は一切なされていない。 会社「これまでも貴組合との協議について誠実に応じて参りました」 組合: 機内食部従業員約250名の雇用に関わる重大な案件にも関わらず、業務移行発表後 2ヶ月間で開かれた団体交渉は僅か2回という異常な少なさである。 3回目の団交も支社長の不在を理由に延期しており、誠実に応じたとの会社の見解は 全く認められない。 8月24日付け文書 抗議文抜粋 : 8月20日に予定していた団体交渉の開催を延期するとした回答にて、交渉委員で ある人事本部長および人事部が、支社長の不在を理由に団体交渉が行えないとしたことは、交渉責任者の職責 放棄であるだけでなく、誠実交渉義務を怠っていると考え強く抗議いたします。 以上をもって、8月25日の団体交渉に臨みました。 **************************** 新組合員の加入 5名の富里支部組合員の加入が承認されました。 **************************** 定例代議員総会の開催延期を決定! 執行部は9月30日の定例代議員総会の開催延期を以下の理由で決議決定いたしました。 1)協議継続中の事案がある為。 2)機内食部問題を最優先事項に活動しているおり、定例代議員総会の準備が非常に困難な為。 組合員の皆様にはご理解のほどよろしくお願いいたします。
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