北星 第 55 期 第 16 号 2015 年 7 月 30 日発行 ノースウエスト航空日本支社労働組合 〒286-0202 千葉県富里市日吉倉223-1東ビル 303 号室 0476-93-2919 E-mail : [email protected] ホームページ : http://www.h7.dion.ne.jp/~nwunion/ 重大かつ切実な雇用問題なのに・・ 提示された次回団体交渉日程は 1か月後の8月20日? 団体交渉開催日程に関する抗議及び早期開催の要求 7 月 25 日発組合文書 抜粋 7 月 21 日、機内食部閉鎖に伴う雇用問題について早急な継続協議は必至と考え、 当労組は団体交渉の早期開催を申し入れました。 繰り返しお伝えしている通り、本件は従業員とその家族の人生に多大な影響を与える極 めて重大な雇用問題です。 それにも関わらず、団体交渉の申し入れから 1 ヶ月が経過する 8 月 20 日まで開催は 不可能とする貴殿からの回答は、本件解決への姿勢が一切見られないばかりか、 労働組合軽視と考え強く抗議をいたします。 また、7 月 24 日新たに発表された退職一時金の内容は、未だ退職の希望を出すことを 決めかねる従業員や、退職を希望しない従業員への配慮が見られず到底受け入れられ るものではありません。 つきましては、団体交渉の即時開催と、団体交渉に於いて十分な労使協議が尽くされる まで希望退職プログラムの申請期日を延期する事を要求いたします。 団体交渉開催遅延理由と雇用確保に向けた提案を要求 7月26日発組合文書 抜粋 本案件は雇用に纏わる重要かつ深刻な問題であり、一日も早い解決に向け労使双方が 全力で取り組むべきであると考えます。 そのため当労組は団体交渉開催を優先させ、週末、早朝、深夜のたとえ1時間の開催でも 厭わないこと、また開催場所についても富里地区を希望すると提案はしましたが拘らな いこともお伝えしております。 それにも関わらず、1ケ月もの間団体交渉が開催できないことは到底納得できません。 つきましては、8月20日まで開催出来ないとする明確な理由とともに、かねてより要求し ております「機内食部従業員の社内での雇用確保に向けた提案」を7月29日までに 当労組宛てに書面にてお知らせください。 ********************* 希望退職合意書および雇用情報の開示に関する 従業員の承諾書についての要求書を提出しました 事前に書類を確認することが なぜ、出来ないのですか? 自主退職を選択した場合に提出を求められる書類・・・ ①希望退職合意書 ②雇用情報の開示に関する従業員承諾書 当該部署組合員より、個人情報に関わる書類であること等を理由に署名前の開示を求め 問い合わせしておりましたが、半月ほど経過し再度要請したところ「だせない」と回答し、 事前確認を拒否しました。個人情報開示についての問い合わせであるにも関わらず・・・ 7月28日発組合文書 抜粋 機内食従業員向け2015年希望退職プログラムの、希望退職申請書に記載のある「希望退職 合意書」および「雇用情報の開示に関する従業員承諾書」については、その使用目的と書面 の開示を機内食部のビジネスリーダーを通じ人事部へ問い合わせておりました。 しかしながら、最初の問い合わせより半月以上が経過してから伝えられた回答は、使用目的 は明瞭さに欠けており、書面についてはコピーはおろか雛形すら開示「出来ない」という 内容でした。本来、厳正に管理されるべき個人情報に纏わる当事者からの重要な問い合わせ であるにも関わらず、その説明責任を果たさず、従業員への配慮にも欠ける誠に不誠実な 対応であり、抗議いたします 当労組といたしましては、雇用問題に関わる非常に深刻な事案でありながら、当事者にすら 書面確認をさせず、使用目的も明瞭にしないまま従業員に署名を求めることは明らかに 問題であり、たとえ申請を希望する従業員でも提出をするべきではないと考えます。 ********************* 次々と縮小していくアジア 新たに SIN ベース閉鎖発表 ― 約30名の SIN ベース FA はどうなるのか? ― 9月30日にベースの閉鎖・路線は維持 7 月 23 日突然シンガポールベース閉鎖の発表がありました。 会社からの発表 ・9月1日から現在使用の機材777から767に変更される ・シンガポールは英語が公用語であるため、機内で現地語のアナウンスをする必要がない という理由で、アジアパシフィックのスタッフィングを精査した結果、シンガポールベースの 閉鎖を決定したとのことです。 会社は成田―シンガポール路線は維持したまま、FA のベース閉鎖という方法をとりました。 会社から、8月20日の締め切りで、3つのオプションが提示されました。 ・シンガポールの予約課に異動する ・アメリカ本土で働くことのできる FA はベースのトランスファーが出来る ・退職プログラムをとる 安全保安に欠かせない豊富な乗務経験をもつ FA が多く在籍しているにもかかわらず ソウル、北京、大阪、名古屋、香港に続き・・・シンガポールを閉鎖し安易に人員削減する 決定がまたもなされました。
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