第六号

ノースウエスト航空日本支社労働組合
ティータイム
第55期 第6号
2015年 2月 14日発行
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2月より燃油サーチャージ値下げ
デルタ航空(DAL)は、2月1日発券分より日本発着の燃油 サーチャージを値下げする。
なお、シンガポールケロシン市況が2ヶ月平均で1バレル50米ドルを下回った場合は廃止す
る。路線別の燃油サーチャージ(1旅客1区間片道あたり)は以下の通り。1月31日発券分ま
で→2月1日発券分より、の順に記載。
▼日本−米国=2万1000円→1万4000円
▼日本−ハワイ=1万3500円→8500円
▼日本−タイ・シンガポール=1万500円→6500円
▼日本−ミクロネシア(グアム・サイパン・パラオ)・フィリピン=6500円→4000円
▼日本−中国・台湾=5500円→3500円
(W.D 1.21)
★ 4月から名古屋/グアム線を午前便に変更
デルタ航空は2015年4月1日(水)から、名古屋(セントレア)/グアム線の運航スケジュールを
変更する。
変更はセントレア発のDL626便で、現在の2014/15冬スケジュールは20時30分と夜の出発、
4月1日から10時と午前便に変更。グアム発のDL625便は16時25分と現行と変更はない。
使用機材は757-200。
(FlyTeam 1.27)
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スカイマーク破綻、投資ファンドの支援で再離陸へ
国内 3 位の航空会社スカイマークが 1 月 28 日、民事再生法の適用を東京地裁に申
請した。運航は継続される。投資ファンドのインテグラル(東京)が支援を表明し
ており、有森正和新社長も 29 日の記者会見で、インテグラルからの支援を受けて
の再生を強調した。有森社長は、28 日退任した西久保慎一前社長の後任に就いた。
負債総額は 710 億円にのぼる。世界 2 位の民間航空機メーカーのエアバス製の超大
型旅客機「A380」の購入中止に伴う損害賠償請求で簿外債務が発生する可能性もあ
る。国内航空大手の経営破綻は 2010 年の日本航空(JAL)以来となった。
破たん理由は、円高当時、海外路線拡大を狙い大型航空機の購入で、経営判断を誤
ったことにある。円安倒産や低価格航空会社(LCC)との過当競争という視点もあり
うるが、今回は経済政策の視点で論点を整理し、投資ファンドの視点で再生の可能
性を探ることとする。
(朝日新聞 DIGITAL 1.29)
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スカイマーク、整備不十分で6便運航
国交省が厳重注意
航空会社スカイマークが、運航規程で定められた整備をしていない機体で6便を
運航したとして、国土交通省は30日、同社を文書で厳重注意した。
整備士が忙しさを理由に必要な点検を省いていたが、会社はチェックを怠り把握
できなかったという。整備手続きの書類をチェックしていた国交省が不備を見つけ
た。
国交省によると、ボーイング737―800型機1機が19日、羽田、那覇、宮古、
福岡の各空港間を不十分な整備のまま運航した。高速飛行時に操縦桿(かん)を動
かしにくくする装置で、異常がないのに警告灯がつくトラブルが16日にあり、修
理するまでは運航前の点検が義務づけられていた。だが羽田空港の整備士は19日
の飛行前、点検をせずに運航させた。社内の調べに「急に他の機体の整備が入り、
時間がなかった。操縦に不具合がないのでいいと思った」と話したという。
同社の整備部門では整備士に日々の作業内容が任され、責任者は作業結果を確認し
ていなかった。国交省は、整備内容の指示や確認を組織的に行うよう指示し、再発
防止策の報告を2月13日までに求めた。
(朝日新聞 DIGITAL 1.30)
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ヴァージン航空、成田発ラストフライト
日本路線から撤退
25 年の歴史に幕
ヴァージン・アトランティック航空(VIR)は 2 月 1 日の成田発ロンドン行きの VS901 便の就
航をもって 1989 年から運航していた日本路線から撤退した。
運航最終日となった 1 日は成田空港の搭乗手続きカウンターや送迎デッキには、
元従業員や航空ファンが多数集まりラストフライトを見届けた。ヴァージン航空
は、2018 年の過去最高益実現を目的に数々の事業改革を展開している。
長距離路線はデルタ航空(DAL)と共同事業を展開する大西洋横断路線を強化する
一方で、収益性向上などの観点から長距離路線の再編を進めている。この一環で
成田ロンドン線の運航を取りやめることになった。
日本事業 1988 年に日本支社を開設。1989 年 5 月に成田ロンドン線を就航していた。
2012 年 9 月には羽田ロンドン線の就航を発表していたが、実現には至らなかった。
運航最終日となった 2 月 1 日は午前 7 時 50 分にロンドン・ヒースロー空港からの
最終便である VS900 便が到着。午前 9 時 25 分から日本最終便となる VS901 便の搭
乗手続きが開始された。搭乗客にはオリジナルステッカーを配布したほか、記念
撮影に応じた。午前 11 時 40 分に搭乗手続き業務を終了し、スタッフが「25 年間
ありがとうございました」とあいさつし た。VS901 便は定刻の午後 12 時 25 分に
成田空港を出発。関係者や元従業員などが機体に手を振り、別れを告げた。
(W.D 2.2)