ノースウエスト航空日本支社労働組合 ティータイム 第55期 第6号 2015年 2月 14日発行 ★ 〒286-0202 千葉県富里市日吉倉223-1東ビル 303 号室 Tel.0476-93-2919 E-mail : [email protected] ホームページ : http://www.h7.dion.ne.jp/~nwunion/ 2月より燃油サーチャージ値下げ デルタ航空(DAL)は、2月1日発券分より日本発着の燃油 サーチャージを値下げする。 なお、シンガポールケロシン市況が2ヶ月平均で1バレル50米ドルを下回った場合は廃止す る。路線別の燃油サーチャージ(1旅客1区間片道あたり)は以下の通り。1月31日発券分ま で→2月1日発券分より、の順に記載。 ▼日本−米国=2万1000円→1万4000円 ▼日本−ハワイ=1万3500円→8500円 ▼日本−タイ・シンガポール=1万500円→6500円 ▼日本−ミクロネシア(グアム・サイパン・パラオ)・フィリピン=6500円→4000円 ▼日本−中国・台湾=5500円→3500円 (W.D 1.21) ★ 4月から名古屋/グアム線を午前便に変更 デルタ航空は2015年4月1日(水)から、名古屋(セントレア)/グアム線の運航スケジュールを 変更する。 変更はセントレア発のDL626便で、現在の2014/15冬スケジュールは20時30分と夜の出発、 4月1日から10時と午前便に変更。グアム発のDL625便は16時25分と現行と変更はない。 使用機材は757-200。 (FlyTeam 1.27) ★ スカイマーク破綻、投資ファンドの支援で再離陸へ 国内 3 位の航空会社スカイマークが 1 月 28 日、民事再生法の適用を東京地裁に申 請した。運航は継続される。投資ファンドのインテグラル(東京)が支援を表明し ており、有森正和新社長も 29 日の記者会見で、インテグラルからの支援を受けて の再生を強調した。有森社長は、28 日退任した西久保慎一前社長の後任に就いた。 負債総額は 710 億円にのぼる。世界 2 位の民間航空機メーカーのエアバス製の超大 型旅客機「A380」の購入中止に伴う損害賠償請求で簿外債務が発生する可能性もあ る。国内航空大手の経営破綻は 2010 年の日本航空(JAL)以来となった。 破たん理由は、円高当時、海外路線拡大を狙い大型航空機の購入で、経営判断を誤 ったことにある。円安倒産や低価格航空会社(LCC)との過当競争という視点もあり うるが、今回は経済政策の視点で論点を整理し、投資ファンドの視点で再生の可能 性を探ることとする。 (朝日新聞 DIGITAL 1.29) ★ スカイマーク、整備不十分で6便運航 国交省が厳重注意 航空会社スカイマークが、運航規程で定められた整備をしていない機体で6便を 運航したとして、国土交通省は30日、同社を文書で厳重注意した。 整備士が忙しさを理由に必要な点検を省いていたが、会社はチェックを怠り把握 できなかったという。整備手続きの書類をチェックしていた国交省が不備を見つけ た。 国交省によると、ボーイング737―800型機1機が19日、羽田、那覇、宮古、 福岡の各空港間を不十分な整備のまま運航した。高速飛行時に操縦桿(かん)を動 かしにくくする装置で、異常がないのに警告灯がつくトラブルが16日にあり、修 理するまでは運航前の点検が義務づけられていた。だが羽田空港の整備士は19日 の飛行前、点検をせずに運航させた。社内の調べに「急に他の機体の整備が入り、 時間がなかった。操縦に不具合がないのでいいと思った」と話したという。 同社の整備部門では整備士に日々の作業内容が任され、責任者は作業結果を確認し ていなかった。国交省は、整備内容の指示や確認を組織的に行うよう指示し、再発 防止策の報告を2月13日までに求めた。 (朝日新聞 DIGITAL 1.30) ★ ヴァージン航空、成田発ラストフライト 日本路線から撤退 25 年の歴史に幕 ヴァージン・アトランティック航空(VIR)は 2 月 1 日の成田発ロンドン行きの VS901 便の就 航をもって 1989 年から運航していた日本路線から撤退した。 運航最終日となった 1 日は成田空港の搭乗手続きカウンターや送迎デッキには、 元従業員や航空ファンが多数集まりラストフライトを見届けた。ヴァージン航空 は、2018 年の過去最高益実現を目的に数々の事業改革を展開している。 長距離路線はデルタ航空(DAL)と共同事業を展開する大西洋横断路線を強化する 一方で、収益性向上などの観点から長距離路線の再編を進めている。この一環で 成田ロンドン線の運航を取りやめることになった。 日本事業 1988 年に日本支社を開設。1989 年 5 月に成田ロンドン線を就航していた。 2012 年 9 月には羽田ロンドン線の就航を発表していたが、実現には至らなかった。 運航最終日となった 2 月 1 日は午前 7 時 50 分にロンドン・ヒースロー空港からの 最終便である VS900 便が到着。午前 9 時 25 分から日本最終便となる VS901 便の搭 乗手続きが開始された。搭乗客にはオリジナルステッカーを配布したほか、記念 撮影に応じた。午前 11 時 40 分に搭乗手続き業務を終了し、スタッフが「25 年間 ありがとうございました」とあいさつし た。VS901 便は定刻の午後 12 時 25 分に 成田空港を出発。関係者や元従業員などが機体に手を振り、別れを告げた。 (W.D 2.2)
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