北星 ! 第55期 第9号 2015年 3月31日発行 ノースウエスト航空日本支社労働組合 〒286−0202 千葉県富里市日吉倉223−1東ビル303号室 0476−93−2919 E-mail : [email protected] ホームページ : http://www.h7.dion.ne.jp/~nwunion/ ! 出向・転籍・・ 出向とは、元の企業の従業員としての地位を維持しながら、他の企業においてその指揮命令の 下で就労することを指します。出向命令権の行使も濫用は許されません。 転籍とは、元の企業との労働契約関係が終了し、新たに他の企業との労働契約関係に入ること を指します。従業員の個別的な同意が必要なので、企業が一方的に転籍を命令することは認め られません。 独立行政法人労働政策研究・研修機構のHPより ! 4月1日より就業規則が改定されます。 その就業規則に「出向」「転籍」の項目が新たに付け加えられました。 就業規則は労働者の賃金や労働時間などの労働条件に関すること、 職場内の規律、 そのほか労働者に適用される各種の定めを明文化したものです。 労働協約書とは異なるもので、会社と従業員が守るべきワーキングルールです。 従業員がいつでも閲覧できるよう各職場においてあります。 1月9日に開かれた団交の席上、会社はこの改定と機内食部売却計画は関係ないと説明してい ます。 ! 機内食部売却計画発表から半年・・ 存続・継続運営を求める声に対し会社は・・・ ! 2015年1月5日付けで労組より提出した機内食部存続を求めた文書に対し、期限を大幅に 遅れてかえってきた回答は、 ! (抜粋)! 成田機内食部は、長年に亘り優れたサービスと高い品質で機内食を提供してきており、そ の業績と会社への貢献は賞賛に値することに疑いの余地はなく、機内食部のスタッフの皆 さんの貢献にも感謝しています。! 一方、機内食部門は、多くの航空会社が外部委託しており、航空会社のコアビジネスでは ないため、当社が、機内食部門を自社で持ち続けることの是非は、サービスや品質、業績! や貢献とは別に、アジアパシフィックの事業戦略の方向性なども考慮しながら決定されるべ きもので、担当部を中心に、今後の展開を慎重に検討しています。 ! ! その業績と会社への貢献は賞賛に値する・・ならば存続を! ! 明確な回答が無い会社に対し執行部では3月16日以下の要求書を改めて会社に提出しました。 ! ! 成田機内食部存続継続運営の要求書! 先の1月9日開催の団体交渉では、機内食部ビジネスプラン決定の発表を1st quarter! (1月∼3月期)中を目処に考えているとのことでしたが、! 3月半ばを過ぎた今現在も進 状況含め何一つ発表されておりません。! 当該部署で働く従業員は、9月のビジネスプラン発表から現在に至るまでの非常に! 長い間不安な気持ちを抱えながらも変わらず日々の業務に専念しております。! 全世界のデルタ航空就航都市で唯一の自社運営の機内食部であり、その独自性と生産性の! 高さは何よりも我が社が誇れる財産のひとつです。! 日本地区に於けるデルタ航空の事業アピールのひとつとしても貢献を続ける成田機内食部の! 存続および自社での継続運営を引き続き強く求めます。! ! 要求書提出とともに今後のアジアパシフィックに関する事業計画についても団交の申し入れを 行いました。 しかし、返答は「機内食部の件は何も進展していないし、事業計画についても報告するような 新しい事はないので、何か動きがあった時点で団交の日程を相談する」とのことでした。 ! 私達はデルタで働き続けたい! 機内食部はどうなるのか? そして成田は? 早急の団交開催を求めます!! ! アジアパシフィックの事業戦略と方向性とは? ! オーバーフライが増え、日本地区ではこの5年間で6便ものフライトが減っています。 加えて成田空港のハブ機能が無くなりオムニという新しいフライトスケジュールになりました。 アジアパシフィックの事業戦略とは? 執行部では現在日本地区の事業計画と機内食部売却計画の説明を求め再度団交を要請して おります。 ! ! ! ! ! ! ! ! ! !
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