北小学校の体力の現状(H26年5年生の結果より) 今年度の重点的な

運動会も終わり、これから持久走大会が始まります。ここ数年、全国的に子どもの体力低下が大きく取り
上げられるようになりました。それを受けて、群馬県では昨年度より体力低下を県の課題として捉え、各学
校でより体力が向上するよう力を入れて実践していくことを掲げています。北小学校でも、体力テストの結
果をもとに現状を把握し、課題に向けた取り組みをしています。今回は、その取り組みをご紹介いたします。
●北小学校の体力の現状(H26年5年生の結果より)
合計得点
55.0
ソフトボール
50.0
合計得点
55.0
握力
ソフトボール
45.0
男子:ソフトボール投げ・立幅跳・
45.0
40.0
40.0
35.0
立幅跳
<全国平均よりも高い種目>
握力
50.0
上体起こし
35.0
立幅跳
30.0
上体起こし
30.0
握力
女子:ソフトボール投げ・立幅跳・
長座体前屈
50m走
長座体前屈
50m走
北小女子
北小男子
シャトルラン
反復横跳
全国平均
シャトルラン
反復横跳
50m走・長座体前屈・握力
全国平均
グラフは、昨年度の新体力テストの結果を種目ごとに全国平均と比べたものです。左が男子、右が女子
です。全国平均よりも外側に広がっている種目は上回っている所です。一昨年度の結果から昨年度はソフ
トボール投げに力を入れてきました。その結果、ソフトボールは男女ともに全国平均を上回りました。し
かし、まだ全国平均よりも低い種目があり、特に筋力や敏捷性、全身持久力が低いことも分かりました。
●今年度の重点的な取り組み
この結果から今年度は、ソフトボール投げに加え、「上体起こし・反復横跳び」(筋力・敏捷性)に重点を
置き、全国平均を上回ろうと取り組んでいます。その取り組みの一つとして、体育集会や体育の授業では、
校庭と体育館で「北小サーキット」を行っています。ここではどんな取り組みを行っているかご紹介します。
◇校庭サーキット…縦の動きと横の動きを入れ、筋力と敏捷性を高めています。
○3 つのブロックに分かれて、下記の動きを行っています。
低学年:かにさん歩き・スキップ・かにさんジャンプ・ケンケンパー
中学年:キャリオカステップ・バウンディング・手つなぎサイドステップ・片足ケンケン
高学年:キャリオカジャンプ・ブラジル体操・背中ボール運び・足持ちケンケン
■学年が上がるにつれて、レベルをあげています。
◇体育館サーキット…体力テストの種目を行い、動きを体験しています。
お手玉投げ・上体起こし・反復横跳び・補助倒立(高学年のみ)
●お家でできるちょっぴり運動
最後にご家庭で筋力・敏捷性が楽しく鍛えられる遊びをご紹介します。お子さんと一緒にとり組んでみて下さい。
●くもオニ
(お腹を上に向けて四つんばいに
なって鬼ごっこをする)
●棒は倒さんぞ!
(二人以上で、棒などが倒れる前に
棒を取る遊び)
<参照
日本体育協会>
くもオニ
棒は倒さんぞ!