平成 27年度西東京市立小学校経営計画 学校名 西東京市立保谷小学校 校長名 高野 富 人権を尊重し、自主性と創造性に富み、勤労と責任を重んじ、健康でたくましい 児童の育成を目指して、本校の教育目標を以下の通りとする。 知育(すすんで学ぶ子)…重点目標。学習習慣が身につく子。学ぶ喜びを知る子。 基礎学力が定着している子。知識を知恵にかえる子。 徳育(助け合う子)…自他を大切にする子。思いやりのある子。挨拶ができる子。 助け合い協力できる子。継続して努力できる子 体育(元気な子)… 元気に遊ぶ子。 清掃に汗を流す子。 運動に親しむ子。 体力の向上に努める子。 泉小閉校に伴い、転入生、新1年生を含め140名ほどの児童数の増加がある。 児童1人1人の教育のニ一ズを大切にし、安定した「新生・保谷小学校」を創る。 児童…授業に真剣に取り組み真面目に努力する児童が多い。穏やかであるが発表、 話し合いに苦手意識の傾向がある。計算力は定着しているが漢字の定着率に 課題がある。調査の結果学力は都の平均をやや上まっているが国語の活用力 に課題がある。生活指導面が安定しているが支援を要する児童、家庭が全学 年に増えている。 教職員… 主幹教諭、主任教諭、教諭、行政職員等、どの職種においても前向きである。 全 教 員 が 授 業 改 善 に 積 極 的 に 取 り 組 ん で い る が 、 学 力 を 高 め る た め に 、 さら に系統立ち統一された指導法の改善に努めている。 地域…伝統校の誇りが地域全体に引き継がれている。近くには市役所(保谷庁舎) や郵便局等、学校が市の中心部に位置し、地域の目が比較的行き届き防犯上 の抑止力になっている。泉小閉校に伴い学区域が広がり約130名転入する。 教育活動…体力づくり(業間体育)豊かな心(ペア学年)学力向上(朝読書の推進) 体験学習の充実(茶道教室・ 箏体験・お米の学校等) ( 学校 像、 児童 ・生 徒像、 教師 像) クラブ活動の充実(囲碁将棋等で地域の方による指導) 目指す学校像 ・人権を尊重し、笑顔があふれる 学校。 ・児童、教師、保護者、地域、互いの活動が見える 開かれた学校。 ・地域の人材を教育活 動に活用すると同時に 、 教職員が 地域行事に 学校として参加する等、地域と共に発展する学校。 目指す児童像 ・「すすんで学び、よく考え行動し、よく活動する子」 ・自他を大切にし、偏見や差別を解消しようとする子 ・ 「生きる力」の基盤となる確かな学力、豊かな心、健やかな体を身 に付けた子。 目指す教師像 ・時代の要請を的確に捉え、指導力、授業力を高め自己研鑽に努力 する教師。 ・研ぎ澄まされた人権感覚(いじめ、体罰は許さない)をもって児 童の教育に取り組む教師。 ・「どの子も目標に到達させる。」という信念で指導にあたる教師。 ・ 1 中期経営目標(中間的課題) ・学ぶ喜びを知り、積極的に学び合い、意欲的に学習する児童を育て、学力の向 上を図る。(確かな学力の育成) ・人権意識を醸成し、他に対しては思いやりをもって接することができる豊かな 心を育てる。(豊かな心の育成) ・運動の楽しさを知り、病気にかかりにくい体をつくり、生涯にわたって健康な 体の基礎をつくる。(健やかな体の育成) ・不易と流行の調和のとれた地域に開かれた学校づくりを 進め、地域と共に成長 する学校を目指す。(地域と歩む学校) 2 短期経営目標(1に基づく本年度の重点目標) (1)基礎学力の向上を図る。学ぶ喜びを知り、言語活動による学び合いを通して、 学習に対する意欲を高める。コミュニケーション能力、豊かな表現力を育成す る。(確かな学力の育成) (2)道徳の価値項目の重点化を図り、道徳的な心情、判断力、実践意欲と態度な ど道徳性を養う。人と円滑にかかわることができる力を育てる。 人権意識を醸 成し、自他を大切にする心を育てる。(豊かな心の育成) (3)運動の特性による楽しさを味わ わせ、進んで外遊びをすることや運動に親し む態度を育てる。保健指導を充実し、健康に対する意識を高める。運動集会を 充実させ、バランスのよい運動能力を育てる。( 健やかな体の育成) (4)学校として地域行事等に参加し、地域からの信頼を高める。最新の価値ある 情報を発信し、学校教育への信頼を高める。(地域と歩む学校) ( 短期 経営 目標 を達 成する ため の学 校の 具体 的な取 組) (1)確かな学力の育成 ・ 個別指導の時間を週3回設定し、ひとりひとりの学力を高める。 ・ 系統だった指導法、指導過程をくみ、質の高い授業を実施し、児童の満足度を 常に9割以上とする。 (2) 豊かな心の育成 ・ 道徳の時間の重点価値項目を学年ごとに設定して、学期に2回以上指導する。 いじめにする意識調査を実施し、結果をもとに指導の改善を図る。 ・ 特別活動等を通して異学年とかかわる場を多く設定し、思いやりの心を育成 す る。児童による自己評価で肯定的意見が9 割以上とする。 (3)健やかな体の育成 ・ 全学年保谷オリンピックを年3回実施する。課題 種目は重点的に取組み、再度 調査を行い、変容の検証を行う。 ・ 業間体育週3回実施し、日常的に運動に親しむ機会を設け体力の向上を図る。 児童の満足度を9割以上とする。 ・ 東京都オリンピック・パラリンピック教育推進校として体力の向上を図る。 (4)地域と歩む学校 ・ PTAや地域育成会が主催する行事に学校として参加する。8割以上の教員が 行事に2回以上参加する。保護者の満足度を9割とする。 ・ 学校だより、研究推進だより、ホ一ムぺ一ジ更新を行い最新で有用な情報の提 供に努める。保護者の満足度が8割以上とする。 ・ 茶道をはじめとする伝統教育や地域人材の学習参加を各学年3回以上実施する。
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