2015 May 29 米国：中古住宅仮契約は全土で増加 28日に発表された4月の米国の中古住宅販売仮契約指数は全米全土で増加し、前月比＋3.4％となりました。米国の住宅市場については、住宅売買の約８割を占める中古住宅市場の動向が注（100万件）住宅市場の持ち直しが進む中古住宅販売と仮契約指数の推移目されます。そのなかにおいて、中古住宅販売の仮契約物件は8 割程度が2ヵ月以内に実際の販売件数となることから、中古住宅（ポイント）リーマン・ショック後の最高水準を超える販売の先行指標になると考えています。今回の内訳をみると、厳冬に見舞われたニューヨークなどを含む北東部は、持ち直しが顕著となっており、仮契約指数は前月比＋10.1％の高い伸びを記録しています。また全体ではリーマン・ショック後の最高値を更新して 2014年も寒波などの影響を受けてやや減速おり、住宅市場の先行きが期待される結果となっています。米国の1－3月期実質GDP（国内総生産）成長率は、厳冬や港湾ストライキなどの一過性の要因などにより、速報値では前期比年率＋0.2％の弱い結果となりました。本日（現地時間）には、一次改定値が発表される予定となっており、市場予想では同－0.9％まで・中古住宅販売仮契約指数は2ヵ月間先行（2015年4月の結果を2015年6月に表示）、2001年を100として指数化（出所）Bloombergのデータを基に三菱UFJ投信作成主なイベント・経済指標発表予定（結果）曜日下方修正されるとみられています。しかしながら、今後は労働市場の改善や賃金の上昇による個人消費の高まりを背景に住宅市場などの持ち直しが見込まれ、経済成長が加速していくとみています。日本  特にございません。 5月木  4月失業率 5月アシスタントストラテジスト清水翔 29日金米国  新規失業保険申請件数（5/23） 28.2万件（前回同27.5万件）  4月中古住宅販売仮契約前月比＋3.4％（前回同＋1.2％） 28日グローバル・マーケット・ストラテジー・チーム（年/月）  1－3月期実質GDP改定値  4月全国消費者物価指数生鮮食品を除く  4月鉱工業生産当資料は投資判断の参考となる情報提供を目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。当資料に示されたコメント等は、当資料作成日現在の見解であり、事前の連絡なしに変更されることがあります。投資信託は株式、公社債等値動きのある証券に投資しますので、基準価額は変動します。したがって、金融機関の預金とは異なり元本が保証されているものではありません。投資信託は、預金保険の対象とはなりません。金融商品取引業者以外でご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の対象ではありません。本資料は当社が信頼できると判断したデータにより作成しましたが、その正確性、完全性等について保証・約束するものではありません。