青高通信 №１１９都立青山高等学校平成２７年１０月３0 日統括校長小山利一ちょっとした気遣い、心遣いを！ 10 月から本格的な学校説明会が始まりました。学校公開(授業公開)も同時に行われ、多くの中学生や保護者が本校を訪れます。今回から初めてそのアンケート結果を生徒の皆さんにも還元するため、クラス掲示をしました。授業や休み時間の青高生を見て、第三者はどのように感じたのか、是非読んでみてください。大部分は良いことばかりなのですが、中には学校として改善しなければならないことも指摘されています。学校の施設関連ではトイレが日常的に使用する場所なので、特に関心が高いようです。臭いや汚れ、使用方法等について意見をいただいています。清掃については、業者に念入りに清掃をするよう依頼しています。あとは使う皆さんの気遣いや心遣いに任せるしかないと考えています。皆さんは、｢トイレの神様｣(植村花菜)という歌を知っていますか？ ♪トイレにはそれはそれはキレイな女神様がいるんやでだから毎日キレイにしたら女神様みたいにべっぴんさんになれるんやで♪ という歌詞が何とも印象的です。そして、もう一つ、トイレについては、次の詩が思い出されます。その手でエロ文ぬりつけた糞も落とします大きな性器も落とします朝風が壺から顔をなぜ上げます心も糞になれて来ます水を流します心にしみた臭みを流すほど流します雑巾でふきますキンカクシのうらまで丁寧にふきます社会悪をふきとる思いで力いっぱいふきますもう一度水をかけます雑巾で仕上げをいたしますクレゾール液をまきます白い乳液から新鮮な一瞬が流れます静かなうれしい気持ちですわってみます朝の光が便器に反射しますクレゾール液が糞壺の中から七色の光で照らします便所を美しくする娘は美しい子供をうむといった母を思い出します僕は男です美しい妻に会えるかもしれませんＪＲが国鉄時代、トイレがまだ水洗でなかった時代に国鉄職員だった作者の経験を詩にしたものです。皆さんには、イメージがわかないかも知れません。刺激的すぎるかもかもしれません。でも、敢えて紹介しました。次に利用する人、清掃をする人のことを考えた気遣いや心遣いがほしいものです。青青高高１１００月月のの表表情情便所掃除濱口國雄扉をあけます頭のしんまでくさくなりますまともに見ることが出来ません神経までしびれる悲しいよごしかたです澄んだ夜明けの空気もくさくします掃除がいっぺんにいやになりますむかつくようなババ糞がかけてありますどうして落ち着いてしてくれないのでしょうけつの穴でも曲がっているのでしょうそれともよっぽどあわてたのでしょうおこったところで美しくなりません美しくするのが僕らの務めです美しい世の中もこんな処から出発するのでしょうくちびるを噛みしめ戸のさんに足をかけます静かに水を流しますババ糞におそるおそる箒をあてますポトンポトン便壺に落ちますガス弾が鼻の頭で破裂したほど苦しい空気が発散します落とすたびに糞がはね上がって弱ります【左上】今年も大人気！？学校説明会に 900 人超！(3 日) 【右上】京大院生の現代アフリカの授業を聴く(28 日:1 年 4 組) 【左下】特別講演会で中東問題について語る酒井啓子氏(23 日) 【右下】校長室で酒井先生と意見交換する青高生(23 日) かわいた糞はなかなかとれませんたわしに砂をつけます手を突き入れて磨きます汚水が顔にかかりますくちびるにもつきますそんな事にかまっていられませんゴリゴリ美しくするのが目的です【１１月の主な予定】 ○１日(日) ○４日(水) ○７日(土) ○14 日(土) ○21 日(土) ○28 日(土) １年社会参加、都立高校合同説明会(新宿高) 外部模試(全学年) 土曜授業、学校公開、学校説明会土曜授業、１年保護者会講習デー、３年センタープレテスト土曜授業、学校公開、学校運営連絡協議会