「若 樹 」の由 来 今 の南 校 舎 のあたりにあった中 学 部 の窓 からたくさん見 えたポプラの木 が すくすくと育 つ姿 から当 時 の中 学 部 の先 生 が中 学 校 便 りに「若 樹 」と名 づけました。昭 和 48 年 (1973年 )の ことです。それ以 来 、「若 樹 」は多 くの 大 谷 中 生 に読 まれてきました。その 2015. 11.9 号 歴 史 を今 年 も受 け継 ぎ「若 樹 」を発 行 いたします。(文 責 :金 吉 ) 「天命に安んじて、人事を尽くす」 札幌大谷中学校 校長 種市政己 京都にある大谷中学校・高等学校の元校長でいらっしゃる真城義麿先生の文章を紹介し ます。 【生まれた意義と生きる喜びを見つけよう】 仏教の出発点は「天上天下唯我独尊」(私たちは、「いかなる境遇にあってもかけがえ のない存在であって無条件に尊い」者として生まれてきた)であります。この私は、いか なる状況にあってもかけがえのない存在であり、無条件に尊いと仏様から認められている 存在であり、そして隣の人も同様であるという感覚というか認識が、私たちがさまざまに 不如意の現実を生きていくのを支えてくれます。その支えの大地であり、暖かく照らす慈 光が宗教なのです。 この私は、できるできないの前に、人間として無条件に尊いいのちに生きているのであ る と い う 真 実 に 、人 生 の で き る だ け 早 い 段 階 に 出 会 わ せ て や り た い も の で す 。少 な く と も 、 弱いけれども尊い者同士であるという感覚を共有する場として、お寺やご本尊の前の場が 開かれていなくてはなりません。まず自他の存在に安心してこそ、可能性を伸ばし広げる ことも、競争も成り立つのです。ですから、まず目の前の人(子ども)の存在を認めるこ とです。必要な大切な尊い人として肯定する。その上で叱り褒めながら、ルールを守り、 能力資質を開花させる努力をしましょう。子どもの中にある種火を見つけ燃焼に導くと同 時に、どんなことになっても消えかけた種火を守らなくてはなりません。」 ( 『 真 宗 』 平 成 27年 11月 号 ) 清澤満之先生が「天命に安んじて、人事を尽くす」といわれた言葉を思い出します。み なさんには、「ひとりひとりに与えられたいのちの願いに応えながら、最善を尽くして自 己成長を促し、他者貢献できる人」と成ってほしいと願っています。 北 海 道 心 の 教 育 推 進 会 議 で は 、子 ど も た ち の 生 命 を 尊 重 す る 心 、他 者 ( ひ と ) に対する思いやりの心など、豊かな人間性を育んでいくため、各種の広報 紙などにより、学校、家庭をはじめ、企業や団体などへ普及、啓発活動を 行うなど、キャンペーン活動を展開しています。 札 幌 大 谷 中 学 校・高 等 学 校 は こ の 趣 旨 に 賛 同 し 、 「ひとりひとりのかけが えのないいのち、大切なこころ」を企画、実施しています 国際交流! 2015 年 札 幌 市 国 際 親 善 ジ ュ ニ ア ス ポ ー ツ 姉 妹 都 市 交 流 事 業 に 本 校 3 年 生 伊 藤 佑 希 子 さ ん が 選 ば れ 、 11 月 3 日 か ら 7 日 ま で 中 国 瀋 陽 市 へ 6 名 か ら な る 男 女 混 合 卓 球 選 手 団 の 一 員 と し て 派 遣 さ れ ま し た 。ど の よ う な 交 流 が 行 わ れ た か は 次 号 の 若 樹 で 報 告 してもらいましょう。 ま た 、 12 月 に は 野 球 部 の 2 年 1 組 飯 田 君 が 日 中 国 際 野 球 大 会 に 北 海 道 代 表 の 一 員 として台湾で行われる大会に出場します。 さ ら に 、 1 月 15 日 か ら は 3 年 英 数 選 抜 の 生 徒 11 名 が 3 か 月 留 学 に 出 発 し ま す 。 運 動部の生徒達に負けないようにいろいろな体験をして来てください。 新人戦結果! 2 年生中心の新しいチームとなり、新たな挑戦が始まりました。 ☆バレーボール部 第 1 回名取杯争奪中学校バレーボール大会 優勝 第 34 回 札 幌 市 中 体 連 バ レ ー ボ ー ル 大 会 新 人 戦 大 会 別院報恩講! 優勝 学校報恩講後の小学校訪問 10 月 23 日 (金 )今 年 度 の 別 院 報 恩 講 が 行 わ 例 年 学 校 報 恩 講 の 後 は 、大 谷 中 生 が 出 身 れました。天候にも恵まれ、たくさんの中 小 学 校 へ お 花 を 届 け て 、中 学 校 生 活 に つ 学生が朝早くから奉仕活動の境内清掃に取 い て 報 告 す る 日 に な っ て い ま す 。今 年 は り組んでくれました。 10 月 28 日 に 行 わ れ ま し た 。 特 に 今 年 は 2 年生が研修旅行先の長崎から小学 校時代の担任の先生や校長先生に絵葉 書 を だ し 、事 前 に 訪 問 に つ い て お 知 ら せ し て い た の で 、特 に 懐 か し く お 話 が 出 来 た 学 校 も あ っ た で し ょ う 。明 園 小 学 校 の 校長先生からは早速 4 人の大谷生徒と 一緒に写った写真付きのお礼のお手紙 を 頂 き ま し た 。小 学 校 時 代 か ら す っ か り 成長した姿を見ていただく良い機会と なりましたね。 1111 月 月の の主 主な な予 予定 定 (((変 変 更 に な る 場 合 が あ り ま す 変更 更に にな なる る場 場合 合が があ あり りま ます す ))) 11 12 13 14 15 18 日 (水 ) ⑤ ⑥ 文 化 祭 リ ハ ー サ ル (3 年 ) 日 (木 ) 中 学 文 化 祭 1 日 (金 ) 中 学 文 化 祭 2 日 (土 ) 土 曜 授 業 日 (日 ) 受 験 対 策 授 業 日 (水 ) 朝 礼 19 21 23 25 26 日 (木 ) 日 (土 ) 日 (月 ) 日 (水 ) 日 (木 ) 27 日 (金 ) 28 日 (土 ) 宗祖御正忌日勤行 土曜授業 勤労感謝の日 第 3 回定期考査 1 第 3 回定期考査2 3 年特音美ライフプランニング 3 年特音美単願入試チャレンジ 土曜授業
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