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工業新聞社
日干」
フードディフェンスと物流セキニリティ
が本格スタート(下)
対XOTA醐
∼TAPA‐ TSR(ト ラック輸送セキュリティ要求
事D認 証について∼
報 掴 臥
弘 PAアジア鉢 螂
厳 騨
浅 生
TSR認 証の概暗―その背景
成 彦 氏
どが報道 されずに終 わって しま うので、多 くの人
が新聞や雑誌で 日にする以上の事件 は密 かに実行
―-1月 号 はTAPA認 証の概要 を。2月号で フー
されてい るもの と思われ ます。 `
ドディフェンスについて伺いましたが、最終回は
今春か ら本格 スター トするTAPA‐TSR(ト ラ ッ
として被害届 を出すケース よりも、紛失 として 自
ク輸送セキュリティ要求事項)認証について詳 し
社内で処理するか、損 害保険 でカバ ー して しまう
く伺います。
ケースが 日本では一般的 と考 え られます。 したが
浅生 TSRは 、1月号 でご紹介 しました倉庫 ・保
管を対象 としたFSR要 求事項の一部 に含まれてい
い まして、 海外 の よ うに警察が盗難情報 を把握 し
一方、商品の盗難事件であって も、直ちに盗難
ていることはほ とん ど無 い状況です ので、件数や
ますが、特に トラック輸送中のセキユリテイ対策
について詳細に述べ ている要求事項です。
金額 なども具体的数字 は明 らかにされて い ないの
まず、 この認証がスター トする背景ですが、欧
海外 の荷主は 日本 もアジア もひ と くくりに して
が現状です。
州では電子機器などハイテク製品や高額ブランド
見 て い ます。大手 荷 主の 多 くはTAPAセ キ ュ リ
商品などの盗難が、倉庫保管中よ りも輸送中に多
テ ィ要求事項のよ うな基準 を求めてお り、 い くら
く発生 して い るため、 車両 そ の ものの セキュ リ
日本 のサ プライヤーが 「わが社のセキ ュ リテ イは
テイ強化が進め られて きま した。
大文夫」 と言 って も信用 されません。事実、 日本
一 言で い えば、荷主が安全 に製品 。商品を配送
先 に送 ることがで きるように、一定 の要求項 目に
沿 ってセキ ュ リテイ対策を行 っていることを、 第
の安全神話は東 日本大震災での放射能漏れ事故以
降、急速に崩れつつ あ ります。
TAPA‐
TSRの
要 求 事 項 について
二者が認証する トラック輸送の規格です。主に ト
ラ ックボデ ー の 安全性 が重視 され、 ドア (リ ア、
一― では具体的にどのような要求事項があ ります
サ イ ド)の施錠 に関 して、防孝
E対 策 に適 した カギ
か?
もしくは ロ ックシステムの義務付けか ら、車両 そ
浅生
の もの の 盗 難 に遭 遇 した 場 合 の 追跡 シス テ ム
(CPS)及 び輸送 ルー トの提出などが求 め られて い
効性 のある内容 で構成 されて い ます。「堅牢 な荷
室やll■
を強化 した車両の使用」。「
荷室 のすべ ての
ます。
かに トラ ックのセキ ュリテイ対策は必要か
ドアには安 全性 の高 いカギを使用する」。「
輸送 の
トラックの走行行程 のモニ ター監視」。「盗難 ・強
と思われますが、日本での トラック盗難事件 はそ
―
んなにたくさんあ りますか ?
盗に対す る ドライバ ーの トレーニ ング」などが求
め られ ます (表1)。
残念なが らそうした発想 は 日本だけの もの
それぞれ受 審企業 を最高 レベ ルの1か ら3に分け
です.実 難に トラ ック盗難事件があって もほ とん
て審査 します。認証 コス トはどの程度のセ キ ュ リ
浅生
44
要求事項 はISO規 格 に比 べ る と具体 的で実
ISOマ ネジメン ト
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表 l TSR要 求事項抜粋 lTSR Scottng Mat“
FOR USEヽVrH TAPA BUYER AUDIT FORI12008
評価
対応 及 び手順 ― 評価基 準 の 説 明
評定
対応
未 整備または 未 実施 ― 実 施あるいは整 備の 計画 がない
不連合
即時 SCAR― Suppliers COrrectlve Act on Requlrenent
の実 施
確 実 に整備 され 、あるい1まベス トプラクティスが実 施 され ている
選合
要求 に適 合
Area ot Conoern対
象銀 域
●
ove″Y"SCORE週
Cr“
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Mandato■ y
o●│●
v●1
合評 価 の 条件
1物 理 的セキ ュリテイ
11時 ックセキュリティ
tラ
ックの全てのドアには、文書化された手順てドライバと運送会社が管理する鍵がある。エンジンが始
動したときには自動的に有効になる。
111-鍵
112-燃
料タンクロック
全ての 燃 料タンクに撻 付燃 料 タンクキヤップがあり、燃料補 給後 には シー ル類 で封 印されること。
12トレーラセキュリティ
121-堅
高価 商 品の搬 送 には 堅牢な荷 室 をもつ車 両を使 用する。
牢で強化された荷室連蔽物
122-ト レーラの 強 化され た幌
高価商 品 の搬 送には幌 (遮蔵 幕 )を強 化した車両を使 用する。
120-高
荷室 の全 ての ドアにはセキュリティの高い鍵を使用 する。高セキュリ青 鍵 の使 用 は文書 化され ている。
セキュリティロックの 使用
1■4-い たず ら肪上 シー ル (lSO等
品)
の規 格
搬送中、全てのドアにはセキュリティシールを貼ることが文書化され、
実施されている。
:26-ト レーライモピライザ
エンジンを切つたときには、自動的に動作するイモビライザカ雛 着されている。(arbrakO)
1.26-ト レーう上部 の外部 認識 表示
明畿 に視 認できる識 別子 (番号 など)が荷室の 目根 に標 されている。
`
127-車
室・
荷 室 へ の 昇降 機 の 不 =使 用 の 車両や荷室の屋根に豊れないよう、梯子、ステツプなどはロックされている。
防止
2セ キュリティシステム
alトラックセキュリテイシステム
211-双
方 向通 信
跡 TRACK:NG ANO TRAC:NG
`2追
121-ト
ラック・
運転席の爾塁追跡システム
22-ト レーラ・
コンテナの鶴星追跡システム
搬送中、全行程を通して有効な双方向通信システムがあり、24時 間360日 、契約者または運送会社に
ニタされている。
よIJモ
、
遠隔地から警告を与えられる搬送車両を追跡する衛星または
搬送中、最低15分ごとに状態を更新し、
他の効果的なシステムがあり.専門家により整備されている。
遠 隅 地 か ら警 告 を与 えられ る搬 送 車 両 を追 跡 する衛 塁 または他 の 効 果 的なシステムが あ り、専 門家 に
より鶴備 され ている。
,
223‐ トラツクとトレーラ間 で相 互 リンクされ た システム は 、未 承 認 あるい は 正 規 の 手 順 によらない切 断 、切 り離 しが 行 わ れたとき、警 報 を るように
準
衛風 追跡 システム
設 計され ている。
224-衛
塁ナビゲーション(経路プランナー)
衛星ナピゲーションシステムが装備され、不必要な停止や運延を回避するため、迂回路、交通渋滞など
の情報を取得できる。
225-エ
スカレー ション手 順
事故の最中および率散後の検証を却座に支援するため、事故を通報、届け出るために効果的な地域の
行政執行機関への手続を含む、文書化されたll画が配備されている。
22(― 全ての警報はサービス提供者の本部 24時 間 365日 ,全 ての 警報 と警告 ;よ、サー ビス提 供 者 の本 部あるいはサ ー ドバ ーティの 監 視 センタに
またはサード′ヽ
一ティのモニタリングセン 送 られ 、専 門家 の手 で分析され る。
タに通知される
21警 報
231-ト ラックが無人になったときの電子警囀 電 子警報 機 が設 置され 、ドライバ が車 両 を離れ るときに起 動され る。
232-自
動 で作 動状 態 になるトラックの 書囃 集 中ドア●ックシステムによつて起 動 される電子警 報機 力錢 備され ていること。
装置
230‐ 手動で作動する強盗 (無音)警報 (パ
ニックポタン)がサービス提供者の本部ま
たはサードパーティのモニタリングセンタ
に信号を送る
234‐ トレーラの (音響)警報がトレーラドアの
不正な開扉により作動する
35-追
跡襲驚 いたずら防 止
車室のドライパの手の届くところにパニックボタンがあり、本部あるいは警報監視F71で
、24時 Fan365
日、遠隔監視していること。
ドライバあるいは通行人に、車両への優入を通知する、音響車両警報機がある。警報は遠隔監視所で
モニタされていることが望ましい。
E跡 システム ヘ のす べ ての操 作 また1ま破 壊行 為を検 出す る警報 装置 が ある。
両イモビライザ
``車
2●1-トラックイモピライザ
│ライパ が車 両をロックすることで起 動す るイモピライザ が装 備 され ている。警報 は遠隔 監 視所 て起動 で
雪ることが望 ましい。
42‐ トレーライモビライザ
3セ キュリティ手順
車両を移動不能にするイモピライザが装備されている。(キングビンロック)
:集 荷
011-荷
の 所 在 、出 荷 審 お よび受取 人の 名
前の 検 証
24時間以前に運送●41から終示される、ドライパの鮮細を含めた事綺糧告を基にした、積荷の確認手
類があり、文書化されている。
312-集
集 荷 、配 達 の 手順 が 定め られ 、文書 化 され ている。文書 に1ま、1アイテム ごとの 重 量 と個 数 の 詳細 を含
む 。文 書 は最 低 、年 1回 見 直され .積 荷 は24時 糧 以前 にサー ビス提 供者 tミ
よって電子 的 に事 前 適 知 き
れる。
荷 /配 送 文書 の 検 籠
313-ド ライ′ヽこよる積 み 降 ろしの監 督
全 ての積 込み 、積み 卸 し作 業 にドライ′ヽま立会 うことをサ ービス提 供者 :ま承 認 する。ドライパ の 同鷹 は
記録 され る。
314-車 両の封印の文書化された立会い
封印手順が定められている.倉庫あるいはセキュリティスタツフはドライバ立ち会いの下で、封印を実施
する。(送り状に記載 documented on totht dOCunetts)
3■5-ド ライバ は集 荷場 所 に燃料 をフル に補 手 順を定め文 書化す ること.サ ー ビス提 供 者 による検 証 手順 を定めること。
給 して、6時 間 あるいは 32磁m(200mle)
の走 行 が 可 能な状 態で郵着 しな けれ ばな
らない。
2012年 3月 =)(Vo113 No 3)
45
麟
K・ E・ Y・ MCA・
N
テ イ対 策 を適合 させ るかで異な りますが、新たに
も大 きなメ リットで しょう。
セ キ ュ リテ イ装 置 ・機器 などを導入す る必 要がな
い場合 はISOの 審査 費用 と同 レベ ルの 費用 で す。
さらに、単に トラックか らの盗難防止によって
損失額が減るとい うだけでなく、盗難製品が市場
ご く普通の セ キ ュ リティ対策 を実施 して い る輸送
で不正に販売され、製品の価値や信用が失墜する
ことを防 ぐことがで きます。また、TAPA認 証 は
AEO認 定 ((上)にて説明済)時の 「セ キュ リティ
会社 で約50∼ 60万 円程度 と考 えて い ますが、審
査会社 に よっては多少料金が異 なる と思 い ます。
エ ビデンス として有効である」などが上げられま
審査 日程 は事前審査等 を含 めて2∼ 3日程度で考
えてい ますが、 コス トや取得期 間な どの詳細 な見
す。
積 もりなどについては、TAPA審 査会社 へ お問 い
合わせ いただ くか、TAPA日 本支部へ ご相談 くだ
すでに取得 した企業からは、従来からある自社
のセキュ リティマニュアルが第二者によって認め
さい。
られたマニュアルに統一できて良かった、とい う
声が上げられてい ます。 ドライバ ー用、事務用 と
バ ラバ ラにあった基準が一 つ に統合 されること
取 得 のメリット
ーーどんなメリットがありますか?
浅生
海外 ではす でにD e H 、H P 及 びN o k i a 等の電
子機器 企 業 で は、T A P A ‐F S R 、 T S R 認 証 の取 得
を義務付 けて い まして ( 入札時の仕様書 な どに明
記) 、取得 して い ない企業 は仕事 の受注が難 しく
なってい ます。 つ ま り、取得企業はそ うでない 同
業他社 に対 して競 争面 で優位 に立つ ことがで きる
( 差別化 の促進) と同時に、商品 の保管 ・輸送 のセ
キ ユ リテ イ基準 をきちん とクリス してい ることを
荷 主に証明す るための手段 として有効 です。
一方 、荷主側では冷凍ギ ョーザ事件で露呈 した
よ うに、 海外 か ら調達 される商品が よ り安全に輸
送できるとい う安心感 を得ることがで きる点が最
で、誰が見て もす ぐにわかるようになった、合理
化が進んだ、 と喜んでいただきました。 また、あ
る企業ではァ ニュアルが一本化 したことで、セ
キュ リティマネジメン トを見直すための余計なコ
ンサ ル タン ト費用が肖1減されて コス トが下がっ
た、とい う声 もあ りました。
一一費用対効果はどうですか ?
浅生 特 に大切なのは ドライバーの安全意識の向
上です。配送作業中に ドアをあけたまま、荷出し
している トラックをよ く見かけます。 コンビニな
ど店舗での配送でも トラックの運転席又はリア ド
アにカギをか けずに作業をする姿 をみか けます
が、悪意をもった人が トラックの中の食品に毒物
を仕込んだ ら大変 な事件 になって しまうで しょ
写真1
トラックボデー (リア、サイ ド自動 ドア装備車)
つ。
今、輸送業界 も物品移動の・
Ft
少か ら厳 しい経済環境 におかれ
てい ます。その上、法定速度遵
守な ど交通事故 を防止 しなが ら
安全走行 しなければな りませ ん
し、時間内配送に遅れるとペ ナ
ル ティが 課せ られるなど、 ドラ
イバ ーにとっては締 め付けが厳
しくなっています。 さらに輸送
中のセキュ リテイ対策にも心 を
配 らね ば な らないの は大 変 だ
と、私 も思 い ます。 しか しなが
ら、 トラックの リア及 び側 面等
ISOマ ネジメン ト
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の ドアのカギなどは、T〔
理 に準拠 した より堅牢で
てお ります。
簡単 に開け閉 めで きる自動 ドア製品等 (写真 1)も
発売 されてお り、多少 のセキュ リテイコス トを増
一方、日本支部内では普及のための審査員や内
部監査員の育成等が現実的課題です。TAPA認 証
やす ことで ドライバ ー 自身の作業 の効率化や商品
は、TAPA国 際委員会が指定 した審査会社が審査
しますが、 フー ドデ ィフェンス認証 (FDSR)は 、
の安全性 を担保で きれι
よ 事故 が起 きた後 の処理
コス トに比べ て、 どちらを選ぶかは一 目遼然 と思
われ ます。
一 二 TAPA認 証取得の波及効果は ?
浅生 1月 号 で も述 べ ましたが、 この数年 間 で 国
際物流 の取扱高 の多 くは、香港、 シンガポール、
韓国等へ の移行が急速に進み、 日本はアジアのハ
ブ拠 点 としての地 位 か ら遠 ざか って しまい ま し
た。私はその点が残念 でな りません。今後 日本 の
多 くの倉庫 及 び輸 送会社が早 い 時期 にTAPAセ
キ ュ リテイ認証を取得 し、 安全性 をもっと世 界 に
アピールす ることによって、アジアのハ ブ基地の
地位 を確立すれば、付加価値の高 い商品の流入 も
活発 にな り、取扱高 の増大 に貢献 で きるもの と確
信 してお ります。 このようにTAPAセ キュ リテイ
規格 の認証取得は、海外 の多 くの荷主か ら信頼 さ
れ、さらに貿易の拡大が促進されるものと考えま
す。その意味では、今後ますますTAPA認 証の必
要性が求められるものと考えます。
まとめ
一-3回 にわた りTAPA認 証 について教えていた
だきました。フー ドセキ ュリテ ィや輸送など、今
後TAPAが いか に 日本 に浸 透 してい くか、大 き
'な
注 目を集 めてい ます。TAPA日 本 がかか える
今後の課題につ いてお聞かせ ください。
浅生
まず は1回か ら3回 まで ご紹介 したTAPA
認証 を日本に普及 してい くこと。特 に輸出入 での
セ キ ュ リテイ強化の面 では、財務省関税局 ・税関
食 品HACCP及 びTAPAの 2つのセキュ リテ イ規
格 の審査がで きる審査員 が必要 とな りますので、
にて教育 。研修を開始致 します。
今年3月からtll内
また、現在 日本支部ではTAPAを 正 しく理解 して
いただ き、多 くの企業 にTAPA認 証を取得 してい
ただ くためのお手伝 い をしてい ます。なお、現在
日本支部法人会員 を募集 してお りますので、ご興
味のある方はお問い合せ下 さい。(文章末尾参照)
一一最後に、日本の安全教育についても浅生代表
理事はいろいろな場所で提言 しています。
浅生 第2回で少 し日本の安全教育 の遅れ につい
てお話 ししましたが、 日本ではセキュリテイに対
する意識が欧米に比べ る と大幅に遅れていると感
じてい ます。
安全神話があま りにも浸透 していて、
「これ以上やる必要は無い」 とい うのが大方 の意
識です。しか し、本当にそれで良いので しようか ?
日本だけの安全意識でも、これまではどうにか
やってい くことがで きました。 しか し、TPPな ど
グローバル化が進展 し、 もう日本だけの考え方で
は世界に通用 しない時代になって しまったので
す。あらゆる方面で意識の転換 をしなければなら
ない時期に直面 してい ます。特に前述 しましたハ
ブ基地構築 (空港 ・港湾)などはすでにアジアの中
で大 きく遅れをとってしまい、今か らでは遅 いか
もしれません力!、これか らどんな時代 を迎えるに
しろ 「
安全 。安心 としてのセキュリテイ」 とい う
キーワー ドは、あらゆる社会生活に関わつて来ま
とAEOと TAPAの 連携 につ いて、 国交省 ・物流
°
政策課ではIS028000に な ど国際物流 のセキュ リ
す ので避けて通ることはできない課題で しよう。
この度の東 日本大震災での物流寸llfに
おける事業
(BCP)の
プラン
継続
欠如は、まさに緊急でのサプ
テ イと円滑化 にお け るTAPAの 役 割等 を提 案 し
ライチ ェーンセキュ リテイ対策が現実に起 きた事
(注1)「 サプライチュー ンのためのセキ ュ リテ イ ・マ ネジメ ン ト・シ
例 として考 えられるのではないで しょうか。
ステムの仕様」 として2007年に発行 された。IS014001(環
境マ ネジメ ン
トシステム)をモデル として、1セキュリティの改善 ・向上を図るための
アプローチ方法を包括的に規定 したマネジメン ト規格。
プライチェ=ン セキュリテ イ実施のため
関係規格 としてIIS028001(サ
の最適実施手順 ―評価 と計画)があ り、セキ ュリテイの計画 ・実施に係
連絡先 : 一 般社団法人T A P A ア ジア日本支部
e^mall:narihikO‐
asoll@tbt,t‐
oom.nejp
わる要件を規定.
2012年 3月 f〕 (Vo113 No 3)
47