❖科目名 Course Title ロシア語演習「入門：ロシア語ファーストステップ」 ❖担当教員 Instructor 宇佐見森吉 ❖開講学期 Semester ２学期 ❖履修可能人数 Capacity ５ ❖授業形態 Type of Class 演習 ❖対象学年 Year ❖単位数 Number of Credits １～２ ❖キーワード Key Words ロシア語、文法、コミュニケーション ❖授業の目的 Course Objectives ロシア語のコミュニケーションを行なううえで、どうしても知っておきたい言葉のしくみやルールについて学びます。 ❖授業概要 Course Description ロシア語を初めて学んでみようという人を対象とするクラスです。TA のロシア人留学生を発音練習等の補助者としてチームティーチングを行います。 ❖到達目標 Course Goals ロシア語の発音の規則を学び、文字の書き方を覚えます。文字を読んだり、発音出来るようになったら、男性・中性・女性といった「性」のカテゴリー、単数・複数といった「数」のカテゴリー、主格、生格、対格、前置格といった「格」のカテゴリーについて学びます。代名詞や形容詞の基本形態、動詞の現在・過去における諸形態、いくつかの前置詞の用法について学びます。さらには、教科書で学んだ例文を用いて、簡単な挨拶や自己紹介をするなど、初歩的なコミュニケーションが出来るようになります。 ❖授業計画 Course Schedule 『昔々あるところに――初心者のための 28 課』の第 1 課から第 12 課（予定）までを学びます。各課の内容は教科書の目次を参照して下さい。教科書は基本例文、文法説明、練習問題、語彙、テキスト、設問から構成されています。受講者は例文を記憶し、文法事項の解説を理解し、練習問題を解いて知識を定着させた後、各課のテキストを辞書を引きながら読みます。授業にはぜひとも予習をしてのぞんで下さい。また、各課ごとに小テストを行ないますから、それを復習の機会として利用して下さい。この授業ではロシア人留学生が TA として加わりチームティーチングを行います。母語話者の発音を生で聞きながら発音練習をしたり、ロシアの生活について質問したり、話を聞いたりしながら授業を進めていきます。また、この授業は道内教養教育連携大学から受講生が参加する遠隔授業としても開講します。 ❖成績評価 Grading System 授業参加度（小テスト、提出課題を含む）70％、学期末の試験 30％の成績を総合して評価します。総合点が原則として 60 ポイント以上を可、70 ポイント以上を良、80 ポイント以上を優、90 ポイント以上を秀とします。 ❖テキスト Textbooks 昔々あるところに―初心者のためのロシア語 28 課／ミルレル、ポリトワ、ルィバコワ：ズラトウスト（輸入元：日ソ），2004 新ロシア語習字帳：日ソ辞書は教室で紹介します。 ❖参考書 Reading List 1．ロシア語のしくみ／黒田龍之介：白水社，2005 2．総合ロシア語入門／安岡治子：研究社，2011 1 はロシア語がどういうしくみの言葉なのかアウトラインを知るのに役立つものです。2 はロシア語学習の参考書。かなり高度な内容も含んでいます。これらはいずれも必読ではありませんが、必要と関心に応じて利用してください。 ❖準備学習 Homework 教科書の新しい単語をあらかじめ調べておくことをすすめます。練習問題は必ず予習しておきましょう。1 課終わるごとに小テスト（15 分間）がありますから、それに備えて各課の内容をしっかり復習して下さい。 ❖連絡先（E-mail）E-mail [email protected] ❖質問・相談への対応方法 Contact Information メールを利用して下さい。 ※「対象学年」と「単位数」は，提供大学における数字であり，受信大学に応じて異なるため，所属大学で確認してください。 ※「履修可能人数」は，双方向遠隔授業における受信大学合計の人数であり，提供大学の履修人数とは異なります。