小専体育Ⅰ/授業通信 No.2/2007/05/01 「 」 意志︱脱意志 の世界とは、自己と他者との関係によって成 り立つ世界である。したがって、意志だけが、あるいは脱意志 だけが存在するということは考えられない。▼私たちは相手を 鏡にしながら、自分をうつし出し、自分自身がどういう人間で あるかを知ることができる。相手もまた同様である。▼このよ うに考えてみると、 一人一人を大切にし、個に応じた学習 へ の偏重は、個に対する過集中を生み、他者との関係を切り離し、 自分自身を知ることの機会を奪ってしまうことにはならないだ ろうか。▼私の成長には仲間が必要であり、仲間の成長には私 の存在が欠かせないという関係をつくりだし、そのことを から だ で実感させることが今の学校には必要なことだと思われる。 」 (3 年/M) 」 「 「 教育で身につける力,「生きる力」「人間力」。意味 がわからないのになんとなくわかったつもりに なって,わかったつもりのまま教師になろうとし ている自分や周囲の人々が何となく嫌だと思っ ていた。 (4 年/K) 腕がこんなに重いと感じたのは生まれて初めて だった。そして相手の腕,そして体,そして意志 が 100%私にゆだねられている実感を味わうこと ができた。何だか嬉しかった。大変だったけど, その重みが嬉しかった。 (2 年/Y) 正直まだ引っかかるところもあるけど,自分でな んでもしようではなくて,みんなでなにかしよう という姿勢をもつことも大切なんだなあと思え ただけでも一歩前進したかなあ?少しだけ自分 を見つめなおせた気がする。 (2 年/S) 自分の意志―脱意志があって,他者というのは全 く別なのだろうか。自分の意志―脱意志には何ら かの形で他者が関係していると思う。他者の存在 があるからこそ,意志―脱意志というものを感じ られるのではないかと思った。 (3 年/B) 弟が「俺,そのダンス中一で習った!」と言って きたので,踊ってもらったら,ほんとうに全く一 緒でした。弟と一緒に音に合わせて踊り,弟に「ダ ンス楽しい?」と聞くと,「これ躍っとるときは本 当に楽しかった」と言っていて…。 (2 年/M) 一流の陸上選手は「今日はグランドに走らせても らった」などの言葉をよく口にする。「自分⇔自分 以外」のモノ・ヒト」という関係をもっと陸上運 動の授業でも取り入れていくことはできないだ ろうか。 (4 年/S) (4 年/H) アナウンス 今回のアイデアコンペ(模擬授業実践)を津市立北 立誠小学校の 3 年生を対象に開催することが決定 しました。 ○ 第 1 回…6 月 19 日(火) 北立誠小学校体育館 ○ 第 2 回…6 月 26 日(火) 北立誠小学校体育館 ○ 第 3 回…7 月 03 日(火) 北立誠小学校体育館 ○ 第 4 回…7 月 10 日(火) 北立誠小学校体育館 第一次審査の書類審査でベスト 4 を選択後,第二 次審査の体感審査で最優秀作品を決定。審査員は受 講生全員と小学 3 年生。45 分 1 本完結の授業アイ デアを考え始めてください。 (2 年/K) 一番印象に残った場面 全員背中合わせ立ち(11 名) ,人間いす(9 名) ,ペ ア背中合わせ立ち(6 名) ,みんなでワーッハッハ (5 名) ,腕ぶらぶら(2 名) ,からだあずけ(1 名) , 腹式呼吸(1 名) 観点/得点 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 未記入 その他 本気・夢中度 12 14 7 0 0 0 0 0 0 0 2 0 かかわり度 13 14 5 1 0 0 0 0 0 0 2 0 おもしろさ度 13 12 7 1 0 0 0 0 0 0 2 0 ほぐれ度 2 0 12 11 9 1 0 0 0 0 0 0 *数字は人数,その他の( )内は得点
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