【資料3】府中町人口ビジョンと総合戦略の方向性(PDF文書)

資料3-1
府中町の将来人口について(試案)
国の推計(独立行政法人国立社会保障・人口問題研究所の推計)では、府中
町の人口は長期的には減少し、2060 年には3万人台になるとされている。
2060 年に人口5万人台を維持しようとすれば、国が長期ビジョンで示した出
生率の回復を 10 年前倒しで進め、さらに子育て世代の流入出差を年+30 世帯に
する必要がある。
人口(人)
50,442
50,478
50,000
44,346
45,000
42,350
40,000
下記に加え子育て世代
の流入出差を年+30 世
帯
長期ビジョンより 10 年
早い出生率回復
41,599
長期ビジョンと同じ出
生率回復
38,143
社人研の平成 25 年 3 月
推計を補正
35,000
社人研の平成 25 年 3 月
推計
30,000
2010年 2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年 2050年 2055年 2060年
2010 年 2015 年 2020 年 2025 年 2030 年 2035 年 2040 年 2045 年 2050 年 2055 年 2060 年
下記に加え子育て
世代の流入出差を
年+30 世帯(※3)
長期ビジョンより 10
年早い出生率回復
(※2)
長期ビジョンと同じ
出生率回復(※2)
社人研の平成 25
年 3 月推計を補正
(※1)
社人研の平成 25
年 3 月推計
50,442 51,026 51,766 52,015 51,726 51,444 51,281 51,104 50,875 50,621 50,478
50,442 51,026 51,280 50,993 50,117 49,192 48,335 47,418 46,417 45,352 44,346
50,442 51,026 51,197 50,705 49,498 48,260 47,114 45,879 44,525 43,058 41,599
50,442 51,026 51,097 50,439 49,040 47,443 45,791 44,056 42,190 40,188 38,143
50,442 49,779 48,855 47,538 45,971 44,203 42,350
※1:人口動態保健所・市町村別統計(平成 20 年~24 年)では、全国の出生率 1.38 に対して、府中町は
1.65 と+0.27 である。全国の最新出生率データは 2013 年で 1.43 であるため、これに対する府中町の
出生率は、+0.27 の 1.70 と予想される。社人研の推計では 2015 年の出生率は 1.5 とされていたが、
この差分の嵩上げ(+0.199892379935362)を 2060 年まで実施し補正した。さらに、2015 年の人口が、
住民基本台帳登録数のトレンドによる 2015 年 10 月時点の予想値に一致するよう移動率の嵩上げ(+
0.017831185638)を行い、区画整理地区内でのマンション建設等を考慮して 2020 年まではその 8 割、
2025 年まではその半分の移動率嵩上げを行って国の推計を補正した。
※2:国の長期ビジョンの出生率回復に対し
て、右表のように 10 年早い回復ペースと 国の長期ビジョン
仮定して算出した。
府中町
2013
1.43
1.70
2020
1.60
1.80
2030
1.80
2.07
2040
2.07
2.30
以降
→ 安定
→ 安定
※3:子育て世代(20~39 歳の夫婦と子ども1人の世帯(転入後に子どもを産む夫婦のみ世帯、子どもを
複数持って転入する世帯など、様々な世帯の転入が想定されるが、ここでは子ども1人の世帯を平均
像と仮定した。))が毎年+30 世帯になると仮定して算出した。
資料3-2
府中町まち・ひと・しごと創生総合戦略の方向性について(試案)
1.人口ビジョン
2060年も5万人程度の人口を維持。
2.基本的方向
「子育て世代が居住を選択するまち」を目指す。
3.施策展開の方向
以下の施策展開により、出生率増、子育て世代の流入増・流出減を図る。
・広島都市圏で一番の子育て支援
・子連れ家族の生活利便性の向上
・子どもに伝える地域の魅力の向上
人口の
人口の維持
出生率+●●pt
子育て世代の流出入差+●●世帯
流入増
広島都市圏で一番の
流出減
子どもに伝える
地域の
地域の魅力の向上
子育て
子育て支援
子連れ家族の
生活利便の向上
・預かりサービスの充実
・遊び場所の確保
・
・ベビーカーで歩きやすく
・公共交通で移動しやすく
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施策展開の方向イメージ
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・自然、歴史文化
・産業、技術開発
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