国内ロボット市場は10兆円規模に介護・福祉などサービス分野が中心日本の総人口に占める高齢者は3人に1人に 2035年までのロボット産業の将来市場予測（兆円） 10.0 サービス分野農林水産分野ロボテク（RT）製品製造分野 14000 8.0 2025年 5.3兆円 7.0 2020年 2.9兆円 5.0 2.0 58.7% 58.1% 3395 3612 3657 3685 30.3% 29.1% 6000 26.8% 4000 7682 7341 7085 1583 1457 2015 2020 56.6% 60 50 3741 40 31.6% 33.4% 30 6773 6343 20 1324 1204 1129 2025 2030 2035 2000 1.0 0.0 2010 70 59.2% 8000 2015年 1.6兆円（%） 80 14歳以下人口 60.7% 12000 10000 6.0 3.0 生産年齢人口割合高齢化率 65歳以上人口 15∼64歳人口（万人） 16000 2035年 9.7兆円 9.0 4.0 2035年までの人口推計 10 0 2015 2020 2025 2030 2035 出典:新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）「NEDOロボット白書2014」 0 出典 : 総務省「国勢調査」及び「人口推計」、国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口（平成24年1月推計)：出生中位・死亡中位推計」（各年10月1日現在人口）、厚生労働省「人口動態統計」社会・働き方は変わっていく。どう向き合うか年後︵２０３５年︶の社会はどんな姿になっているのでしょうか。生産年齢人口の減少、グローバル化、ＩＴ技術の進化 ⋮ 働き方や生活スタイル、そして社会の仕組みなど、劇的に変化していることは間違いないでしょう。年前の社会を思い返してみると、時間のスケール感を想像することができます。﹁先行き不透明な﹂﹁急激な変化﹂﹁不確実性の高い﹂﹁多様なベクトルが同時に存在・交錯する﹂﹁予測不可能な﹂・・・このような言葉たちが溢れている今、未来を予測することは、とても難しいことだと思います。だからこそ、﹁未来社会﹂への〝対策〟ではなく、﹁未来社会﹂を自ら創造していける生徒たちであってほしい。そんな思いを込めて、今回の特集を企画しました。企業の未来戦略や、ワークスタイルの変化などに加え、生徒自身が﹁未来﹂を考えていく特別授業や、先生たちがこれからの学校や教育を語り合うワークショップを実施しました。これからの取り組みの参考になればと願っています。山下真司︵本誌編集長︶﹁未来社会﹂は、学びの中で育まれていると信じています。 20 20 2015 MAY Vol.407 6 総人口が2割以上減少する自治体は約7割に東京23区の外国人人口は63万人に住民の15人に1人が外国人? 2040年における総人口の指数別市区町村数と割合（平成22年=100とした場合） 40未満 40∼60 60∼80 80∼100 2035年までの東京23区の外国人人口（万人） 70 100以上 14（0.8）外国人人口外国人構成比 62.9 57.2 60 371 （22.0）平成52 （2040）年 785 （46.6） 433 （25.7） 80 （4.8） 8 51.6 46.0 50 （%） 9 7 40.5 100（%） 40 出典:「日本の地域別将来推計人口」国立社会保障・人口問題研究所ホームページ（http://www.ipss.go.jp/） 30 0 25 50 75 6.5% 34.9 6 6.0% 5.5% 5 5.0% 4.5% 20 4 3.9% 3 10 0 2010 2015 2020 2025 2030 2035 2 出典:平成23年第2回杉並区基本構想審議会資料（作成森記念財団都市整備研究所）２０３５年「未来社会」に 7 2015 MAY Vol.407