道徳年間指導計画 第1学年 広島県庄原市立口南小学校 【基本方針】 1-(1)自立自制,1-(3)善悪の判断と勇気 重点指導内容項目 1-(4)正直, 1.計画的,系統的に指導する。 2.多様な価値観を引き出す授業の工夫をする。 ・副読本,広島県教育委員会道徳資料など,多様な資料を使用し,授業 をより効果的なものにする。 道徳の時間の基本方針 ・ 「わたしたちの道徳」を補助的資料として活用する。 3.各教科領域で培った表現力(書く・話す等)を,道徳の時間の価値交 流の場において生かす。 ・共感的・受容的態度で一人一人の意見を認める。 ・支持的風土をもった学級経営に勤める。 【指導の概要】 月 週 4 2 主題名 えがおで 内容項目 2-(1) 資料名 おはよう あいさつ 出典 みんなで考える 道徳(日本標準) 気持ちのよいあいさつ,言葉づかい,動作などに心がけて明るく接する態度を育て ねらい る。 はっきりとした気持ちのよいあいさつや返事は,人と人とを結び,お互いの心を明 主題構成の理由 るくする。1年生が新しい人間関係の中で安心して生活できるように,人と人の心の つながりを作らせることができる。また,家庭・学校という小さい枠にとどまらずに, 広く地域の人々とのあいさつもたいせつにさせることができる。 1 あいさつをした経験について話し合う。 2 「おはよう」の家を出る場面の絵を見て話し合う。 展開の大要 3 「おはよう」の町の場面の絵を見て話し合う。 主な発問 ○ 「おはよう」とあいさつしたり,されたりすると,どんな気持ちがするでしょ う。 4 「おはよう」のあいさつの練習をする。 他の教育活動との関連 日常生活・あいさつ 生活・いちねんせいになったよ 国語・はきはきあいさつ 指導の記録 わたしたちの道徳の活用 (1)気もちのよいふるまいを P54~P55 その他 月 週 4 3 主題名 たのしいがっ 内容項目 資料名 出典 4-(4) このては みんなで考える だあれ 道徳(日本標準) こう ねらい 友だちに親しみを持ち,友だちと仲良く学校生活を送ろうとする心情を養う。 友だちの手を握ることで相手の温もりを感じさせ,親しみをもたせることができ 主題構成の理由 る。そして,友だちを大切にし,仲良く学校生活を送ろうとする心情を養うことがで きる。 展開の大要 主な発問 1 手をつないだ経験について話し合う。 2 「手」は一人ひとり違うのか話し合い,クラスのみんなと握手をする。 ○ クラスのみんなと握手をして,どんな感じでしたか。 3 「この ては だあれ」ゲームをする。 4 ゲームの感想を話し合う。 ◎ ゲームをして,どんな気持ちでしたか。 他の教育活動との関連 わたしたちの道徳の活用 その他 日常生活・友達との関わり 学級活動・口南小の1年生だ 指導の記録 月 週 4 4 主題名 ものをたいせ 内容項目 1-(1) つに 資料名 出典 ぼくは 心に響く道徳学 えんぴつ 習教材集 (広島県教委) ねらい 身の回りを整え,物を大切に使おうとする態度を育てる。 主題構成の理由 学校生活の中で,身の回りにある物を大切にすることを理解させ,それを整理整頓 することで気持ちよく生活できることに気づかせることができる。 (1) 連想ゲームを行い,自由な発想をもつ。 (2) 資料の前半部分を聞き,内容をつかむ。 (3) 使い始めの鉛筆の気持ちを考える。 展開の大要 主な発問 ○ 鉛筆の「ぼく」は最初,どういう気持ちだっただろう。 (4) 資料の後半部分を聞き,内容をつかむ。 (5) 机の上から落ちた鉛筆の気持ちを考える。 ◎ えんぴつ,消しゴム,ものさしになって思ったことを言ってみましょう。 (6 ) 鉛筆の心の変化を考える。 他の教育活動との関連 日常生活・整理整頓 指導の記録 わたしたちの道徳の活用 その他 月 週 5 2 主題名 生命を大切に 内容項目 資料名 3-(1) ぼくのじこ 出典 みんなで考え る道徳(日本 標準) ねらい 生きることを喜び,生命を大切にする心情を養う。 この期の児童は,「生」や「死」にふれる機会が少なく,生命の尊さに対する意識 主題構成の理由 が希薄である。自分の生命が,親や周囲の人びとの愛情の上になりたっていることを 再認識させ,かけがえのない生命を大切にしようという心情を育てることができる。 展開の大要 (1) 道路で危ないことにあったときの経験について発表し合う。 (2) 「 ぼくの じこ」を読んで,ぼくや父母の気持ちについて話し合う。 主な発問 ○ お父さんやお母さんは,どんな気持ちでぼくを見ていたのでしょう。 (3) 車に気をつけるための約束について考え,話し合う。 他の教育活動との関連 わたしたちの道徳の活用 その他 学級活動・気をつけよう 学校行事・交通安全教室 生活・あんぜんにきをつけてかえれるかな 指導の記録 月 週 5 3 主題名 なかよくたす けあう ねらい 内容項目 1-(4) 資料名 出典 みんな みんなで考える なかよし 道徳(日本標準) うそをついたりごまかしたりしないで,素直にのびのびと生活する態度を育てる。 学校という集団生活の中で,友だちや先生とのかかわりを通して,明るく,誠実に 主題構成の理由 行動する気持ちを育て,楽しく学校生活を送ることができるようにすることができ る。 (1) 学校で楽しいことは,どんなことかについて話し合う。 展開の大要 主な発問 (2) 「みんな なかよし」の絵を見て話し合う。 (3) 明るい顔,ニコニコ顔になるときの気持ちについて考えさせる。 (4) 学校生活を楽しくするには,どうしたらよいかを話し合う。 ◎ 楽しい学校にするためには,みんながどんなことをすればよいのでしょう。 他の教育活動との関連 生活・なかよくあそべるかな 学級活動・みんななかよく 指導の記録 わたしたちの道徳の活用 その他 月 週 5 4 主題名 身の回りのこ 内容項目 資料名 出典 1-(2) じぶんで みんなで考える できるよ 道徳(日本標準) とを自分で ねらい 自分でやらなければならない勉強や仕事は,しっかり行う態度を育てる。 主題構成の理由 展開の大要 主な発問 小学校へ入学したという新たなけじめの中で,学校でも家庭でも,自分のことは自 分でするという自立的な生活習慣を身につけさせることができる。 (1) 「じぶんで できるよ」の絵を見て,何をしている場面か話し合う。 (2) 絵を見て,4つの場面について,子どもに説明をつけさせ,要点について話し 合う。 (3) 自分でできること,自分でやろうと思うことを発表し合う。 ◎ どんなことが自分ひとりでできるようになったでしょう。 他の教育活動との関連 わたしたちの道徳の活用 日常生活・生活指導 その他 (2)自分でやることはしっか 食育 りと P22~P24 指導の記録 月 週 主題名 内容項目 資料名 出典 6 1 いきもののふ 3-(3) どこにかくれ みんなで考える ているのかな 道徳(日本標準) しぎ ねらい 自然の中の不思議さに触れ,感動する心と畏敬の念を育てる。 さまざまな不思議さに関心を持ち,その理由を知りたいと思う子どもに,美しい写 主題構成の理由 真をとおして,自分の身を守るために周りに溶け込む工夫をしている生き物たちの姿 を見せることができる。そして,その見事さやすばらしさを知る中で,感動する心や 畏敬の念を育てることができる。 (1) 森や林の中で虫を見つけた経験を話し合う。 (2) 「どこに かくれて いるのかな」の写真を見て気づいたことを出し合い,身を 展開の大要 主な発問 隠す「不思議さ」「たくみさ」に気づく。 ◎ 「このはちょう」のどこがすごいと思いましたか。 (3) 今までに自然の中で「不思議だなあ。」「すごいなあ。」と感じたことを発表し 合う。 他の教育活動との関連 生活・さあみんなででかけよう 指導の記録 わたしたちの道徳の活用 その他 月 週 6 2 主題名 内容項目 じぶんのかか 4-(2) り ねらい 資料名 出典 わたしの みんなで考える しごと 道徳(日本標準) 働くことのよさを感じて,みんなのために働こうとする態度を育てる。 働くことの楽しさや,みんなの役に立つことの喜びを感じさせ,集団生活の中でそ 主題構成の理由 れぞれが果たすべき役割を,主体性をもって積極的に果たそうとする態度を育てるこ とができる。 展開の大要 主な発問 (1) クラスの係活動について話し合う。 (2) 「わたしの しごと」を読んで話し合う。 ◎ 窓を開けてもらったら他の人はどんな気持ちになりますか。 (3) 学級の係に目を向け,自分の活動について話し合う。 (4) これから自分の係をどのようにやっていくのかを考え,発表し合う。 他の教育活動との関連 わたしたちの道徳の活用 その他 学級活動・わたしのお仕事 指導の記録 月 週 主題名 内容項目 6 3 気持ちのよい 2-(1) 資料名 おもてなし あいさつ 出典 心に響く道徳 学習教材集 (広島県教委) ねらい 時と場に応じて,はきはきと気持ちのよいあいさつをしようとする態度を育てる。 あいさつは,よりよい人間関係を築くための基本であり,最低限の礼儀である。あいさ 主題構成の理由 つのほんのちょっとした一言が,自分と相手の関係をより一層さわやかなものにさせるも のにするということを感じ取らせることができる。 (1) 各場面における問題に気づく。 ① 第1場面 展開の大要 主な発問 ② 第2場面 (2) 相手の気持ちをよくするにはどうすればよいかを考える。 ◎ 後で,やすこさんのお母さんもゆきおさんのお父さんも寂しそうな顔をして いたのはどうしてでしょうか。また,どうすれば笑顔になるでしょうか。 他の教育活動との関連 日常生活・あいさつ わたしたちの道徳の活用 (1)気もちのよいふるまいを P56 指導の記録 その他 月 週 主題名 内容項目 資料名 出典 6 4 心のこもった 4-(5) きゅうしょく みんなで考える じまん 道徳(日本標準) 給食 給食が学校や地域の人の努力や工夫でできることを知り,地域を大切に思う気持ち ねらい を育てる。 低学年の児童に,地域・郷土という概念を理解させるのは難しいが, 「給食」とい 主題構成の理由 う身近で興味のもてる題材から、地域を理解するきっかけをつかませることができ る。給食に目を向けることで、給食室の人や地域の人のおかげで自分の生活が支えら れていることに気づかせ、郷土への親近感や愛着を育てることができる。 (1) 展開の大要 主な発問 毎日の給食で自分の好きなメニューを発表し合う。 (2) 「きゅうしょくじまん」の写真を見ながら話し合う。 ◎ 飯山市の小学校の給食はどんな献立で,どこが自慢なのでしょう。 (3) 自分たちの学校の給食は何が自慢なのか,調べてまとめる。 他の教育活動との関連 わたしたちの道徳の活用 その他 生活・がっこうとともだち 食育 指導の記録 月 週 主題名 内容項目 7 1 人にやさしいこ 1-(4) とば ねらい 資料名 出典 ふわふわことば みんなで考える道 ちくちくことば 徳(日本標準) 人を傷つける言葉を使わず,人をうれしい気持ちにさせる言葉を進んで使う態度を 育てる。 言葉が知らず知らずのうちに人を喜ばせたり悲しませたりしていることに気づか 主題構成の理由 せることができる。そして,優しい言葉の持つすばらしさ,人を傷つける言葉の危険 性を低学年の子どもにもわかりやすく伝え,優しい言葉を使っていく意欲を高めるこ とができる。 展開の大要 主な発問 (1) 言葉には不思議なパワーがあることを話す。 (2) 友達に言われて嫌だった言葉を発表し,話し合う。 (3) 友達に言われてうれしかった言葉を発表し,話し合う。 ◎ 発表された言葉をみんなで読んで,どんな気持ちになりましたか。 (4) 「ふわふわことば」を言い合う。 他の教育活動との関連 日常生活・友だちとの関わり わたしたちの道徳の活用 ともだちとなかよく P76 指導の記録 その他 月 週 主題名 内容項目 7 2 安全に気をつけ 1-(1) 資料名 ぽんたとかんた る 出典 わたしたちの道徳 (文部科学省) 危険につながることは何かを考え,わがままをしないで規則正しい生活をしようと ねらい する態度を育てる。 楽しい遊びなどの甘い誘惑に,毅然とした態度をとることは,大人でも難しいこと 主題構成の理由 である。よいことと悪いことの判断をしっかりもち,よいと思ったことを進んで行う ことを,日常生活の中から考えたり行動したりする大切さをわからせることができ る。 (1) 展開の大要 主な発問 夏休みに楽しみにしていることを発表する。 (2) 「ぽんたとかんた」を読んで思ったことを話し合う。 ◎ ひとりになったぽんたは,どんなことを考えただろうか。 (3) 二人はどんな気持ちでブランコに乗っていたか動作化をする。 他の教育活動との関連 わたしたちの道徳の活用 学級活動・もうすぐ夏休み その他 してはならないことがあるよ P42~P43 指導の記録 月 週 主題名 内容項目 資料名 出典 9 1 生きものにや 3-(2) 虫がだいすき わたしたちの道 アンリ・ファーブル 徳(文部科学省) さしく 生き物を観察したり,やさしく接したりする主人公の態度を通して,生き物を大切に ねらい する心情を育てる。 自然や動植物を大切にしようとする気持ちを育てるには、まず自然や動植物に目を 主題構成の理由 向け、その不思議さや素晴らしさを実感することが大切である。自然や動植物への好 奇心や興味が強いこの時期に、主人公の虫に対する態度などに触れることで、自然や 動植物を慈しむ心を育てることができる。 展開の大要 主な発問 (1) 虫を見つけたり捕まえたりした経験を発表する。 (2) 「虫がだいすきアンリ・ファーブル」を読んで思ったことを話し合う。 ◎ 虫たちをにがしてあげたアンリ・ファーブルの態度についてどう思いますか。 (3) ファーブルに手紙を書く。 他の教育活動との関連 生活・ひとつぶのたねから,生きものとなかよし 指導の記録 わたしたちの道徳の活用 その他 月 週 主題名 内容項目 資料名 出典 9 2 身近な自然,発 3-(2) みてみて,こんなの みんなで考える みつけたよ 道徳(日本標準) 見! ねらい 身近な自然に親しみ動植物を愛するやさしい心情を養う。 虫や小動物に強い関心を持っている子どもたちが,身近に存在する自然に気づくよ 主題構成の理由 うに導き,さらに興味関心の対象を広げていきながら,植物や自然環境全体にも目を 向けさせることにより,豊かな情操を養うことができる。 最近身の周りで発見したことはないか話し合う。 「みつけたよかあど」を読んで話し合う。 ◎ カードの作者は,どんなことを見つけたのでしょう。 主な発問 (3) 自分たちのまわりにいる動植物や自然について,気がついたことを「みつけた よカード」に書く。 他の教育活動との関連 わたしたちの道徳の活用 その他 展開の大要 (1) (2) 生活・さあみんなででかけよう (2)生きものにやさしく P102 指導の記録 月 週 主題名 内容項目 9 3 きまりを守っ 4-(1) て ねらい 資料名 出典 らいおんの みんなで考える がっこう 道徳(日本標準) みんなが使うものを大切にし,約束やきまりを守る態度を育てる。 学校生活に限らず,社会生活をしていく上で,きまりは必要なものである。みんなが 主題構成の理由 楽しい社会生活を送るためにきまりを守ることは,基本的生活習慣が身につくというこ とと重なる部分が大きい。このきまりを強制されたものとして受けとめず,必要な理由 を考え,進んで守ろうとする態度を育てることができる。 展開の大要 主な発問 (1) 学校や学級には,どんな約束ごとやきまりがあるか発表し合う。 (2) 「らいおんの がっこう」を読んで話し合う。 ◎ みんなの学校のきまりと,らいおんのがっこうのきまりを比べてみましょう。 (3) みんなの学校やらいおんの学校にきまりがなかったら,どうなるか考え,話し合う。 他の教育活動との関連 日常生活・学校のきまり 学校行事・社会見学 指導の記録 わたしたちの道徳の活用 (1)やくそくやきまりをまもって P120 その他 月 週 主題名 内容項目 資料名 出典 9 4 みんなの使う 4-(1) おばあさんの みんなで考える けが 道徳(日本標準) もの みんなが使う物は,みんなの力でつくられた物であることを知り,それを大切に ねらい 使い,あやまってこわしたときなどは,正しい対し方をする態度を育てる。 公共物は多くの人びとの力で設置され,多くの人びとに利用されるものであり, 主題構成の理由 その約束やきまりを守る必要があるということを,児童のものの見方,考え方,感 じ方に沿いながら理解させることが大切である。具体的な生活経験・活動を通して, 公共物に対する正しい態度を考えさせることができる。 (1) みんなで使う物をこわしたり,なくしたりしたことの経験を発表し合う。 (2) 「おばあさんの けが」を読んで話し合う。 ○ けがをした話を聞いて,自分がたかし君だったら,どんな気持ちになります か。 (3) 公共のものの扱い方をどうすればいいか,考え,話し合う。 展開の大要 主な発問 他の教育活動との関連 わたしたちの道徳の活用 日常生活・生活指導 その他 (1)やくそくやきまりをま もって P122 指導の記録 月 週 10 1 ねらい 主題名 町のおまつり 内容項目 4-(5) 資料名 出典 おまつりに みんなで考える いったよ 道徳(日本標準) 郷土の文化や生活に親しみ,愛着をもつ態度を育てる。 低学年の児童に,地域・郷土という概念を理解させるのは難しい。しかし,祭りな 主題構成の理由 どの行事に参加することで,児童は自分の住んでいる地域を理解するきっかけをつか むことができる。 展開の大要 主な発問 (1) (2) おまつりに行った経験について話し合う。 「おまつりに いったよ」を読んで話し合う。 ◎ 自分たちのお祭りと比べて,同じところがありますか。 (3) 地域のいろいろな行事に参加したときの経験について話し合う。 他の教育活動との関連 体育,音楽・身体表現 指導の記録 わたしたちの道徳の活用 その他 月 週 主題名 内容項目 資料名 出典 10 2 命を食べて生 3-(1) 「いただきま みんなで考える す」ということ 道徳(日本標準) きている ねらい 生きることを喜び,生命を大切にする心情を養う。 人間が他の生命を食べて生きていることを教え,食べることが空腹を満たすだけで 主題構成の理由 なく,生きるために大切な行為であることを認識させることができる。そして,「生 きている証」を実感し,そのことに喜びを見出すことによって,生命の大切さを自覚 できるようにすることができる。 展開の大要 主な発問 (1) (2) ◎ (3) なぜ食事の前に「いただきます」というのか話し合う。 まんがを読んで話し合う。 「いただきます」と言う時に,どんなことを考えたらよいでしょう。 自分たちの食事について考えたことを書く。 他の教育活動との関連 わたしたちの道徳の活用 その他 日常生活・食育 学級活動・食べることの大切さ 指導の記録 月 週 主題名 内容項目 10 3 自分のこと,友だ 1-(1) ちのこと,きちん 資料名 出典 おしゃべり みんなで考える しましょう 道徳(日本標準) と伝え合おう ねらい 話し方,聞き方のルールを知り,ルールを守って生活を豊かにする心情を養う。 自分のことを理解してもらい,友だちのことを理解するためには,コミュニケーシ 主題構成の理由 ョンが必要である。その大切な方法の一つが「話す」ことである。話し方,聞き方の ルールを守って楽しくおしゃべりすることによって友だちの理解につなげることが できる。 展開の大要 主な発問 (1) おしゃべりするとき,話を聞くとき,大切なことを確認する。 ◎ おしゃべりするとき,大切なことは何でしょう。 (2)グループを作り,カードをめくって,おしゃべりゲームをする。 (3)友だちのことがたくさんわかったかどうか,感想を発表し合う。 他の教育活動との関連 学級活動・学級会のやり方 指導の記録 わたしたちの道徳の活用 その他 *情報モラル 月 週 主題名 内容項目 10 4 よいこと,悪い 1-(3) 資料名 ごみひろい ことって何? ねらい 出典 みんなで考える 道徳(日本標準) よいと思うことは,進んで行おうとする態度を育てる。 他の人からの視線に惑わされず,よいことをしていくには勇気がいる。しかし,よ いことと悪いことの判断をしっかりもち,よいと思ったことを進んで行うことが,人 主題構成の理由 として求められる。集団の中で生きていく基本を学び,勇気を出して発言したり,行 動したりする大切さをわからせることができる。 (1) (2) ◎ (3) 展開の大要 主な発問 学校内に落ちていたごみを見て話し合う。 「ごみひろい」を読んで話し合う。 おかしの袋を捨てたことを思い出したぼくは,どんなことを考えたでしょう。 みんなで教室のごみを拾って話し合う。 他の教育活動との関連 わたしたちの道徳の活用 その他 日常生活・生活指導 指導の記録 月 週 主題名 内容項目 資料名 出典 11 1 もったいないこ 1-(1) もったいな みんなで考え いばあさん る道徳(日本 と,していないか 標準) な ねらい 今までの「もったいない」生活を見直そうとする態度を育てる。 給食を毎日残す子どもや,鉛筆や消しゴムなどを落としても探さない子ども 主題構成の理由 が多い。そんな子どもたちに「もったいない」という言葉を意識させ,生活を 見直させる中で,基本的な生活習慣を身に付けさせることができる。 展開の大要 主な発問 (1) 「もったいないばあさん」について話し合う。 (2) 「もったいないばあさん」のかるたを読んで,話し合う。 ◎ 家や学校でもったいないと思うことはありませんか。 (3) 「もったいないかるた」を作り,遊ぶ。 他の教育活動との関連 図工・表現,鑑賞 食育 指導の記録 わたしたちの道徳の活用 その他 月 週 主題名 内容項目 11 2 みんななかよく 2-(3) ねらい 資料名 出典 くまさんの みんなで考える なみだ 道徳(日本標準) 友達と仲よくし,助け合う心をもって接する態度を育てる。 私たちは一人だけでは生きていけない。お互いに支えあえる仲間の中で育ってい 主題構成の理由 くものである。溶け合っていくようなやさしさや励まし合い,助け合いの中にこそ 信頼関係が生まれ,友情が続くことを認識させることができる。 (1) 自分の好きな友達のことについて発表し合う。 展開の大要 (2) 「くまさんのなみだ」を読んで話し合う。 主な発問 ○ 助けてもらったくまさんは森のみんなになんと言ったでしょう。 (3) 友達に力をかしてもらったり,励ましてもらったりしたことを発表し合う。 他の教育活動との関連 わたしたちの道徳の活用 その他 日常生活・友達とのかかわり 指導の記録 月 週 11 3 主題名 家族に感謝 内容項目 2-(4) 資料名 どろどろ 出典 みんなで考える 道徳(日本標準) ねらい 日ごろ世話になっている人々に感謝する。 困ったり戸惑ったりしたときに,身近の人から助けられてほっとしたという体 主題構成の理由 験を持つ子どもは多い。その時のよかった,うれしかったという気持ちを大切に することを学ばせ,自分を助けてくれた人々に感謝し,尊敬する心を育てること ができる。 展開の大要 主な発問 ( 1) 洋服をどろどろにしてしまった経験を話し合う。 ( 2) 「どろどろ」を読んで話し合う。 ○ 両親の言葉を聞いて,作者はどんな気持ちでいるでしょう。 ( 3) 身近な人に世話になった時のことを思い出し,手紙を書く。 他の教育活動との関連 日常生活・家族へのおもいやり 生活・できるようになったこともあるよ わたしたちの道徳の活用 (4)お世話になっているひ とにかんしゃして P84~P86 指導の記録 その他 月 週 11 4 ねらい 主題名 内容項目 自然の美しさ 3-(3) 資料名 出典 そらを みんなで考える みあげて 道徳(日本標準) 美しいものにふれ,すがすがしさを感じる心情を養う。 大人も子どもも忙しさに追われ,心のゆとりをなくしつつある現代社会において,空 主題構成の理由 をみあげて自然の美しさにふれ,すがすがしい気持ちになることは大切な体験であ る。美しいものを見て、すがすがしいと感じる心を育てることができる。 (1) 空を見た経験を話し合う。 展開の大要 主な発問 (2) 「そらを みあげて」を読んで話し合う。 ○空を見ているとどんな気持ちになるでしょう。 (3) 今までに「きれいだなあ。 」 「気持ちがいいな。 」 「不思議だなあ。 」と思ったこと を発表する。 他の教育活動との関連 わたしたちの道徳の活用 生活・あそびにいこうよ 生活・ その他 (3)すがすがしい心で P114 指導の記録 月 週 主題名 内容項目 12 1 家族のために 4-(3) 資料名 いいおばけ できること ねらい 出典 みんなで考える 道徳(日本標準) 進んで働く気持ちを育て,家族に対して感謝の心や親愛の情をもたせる。 家族は,社会における一番縮小された形態である。家族間の思いやりの心を育て 主題構成の理由 ることが,やがては成長したときに社会性のある思いやりに広がる。更に,お手 伝いを通して,互いに助け合うことの素晴らしさに気づかせることができる。 (1) 家でお手伝いをした経験について発表し合う。 展開の大要 主な発問 (2) 「いい おばけ」を読んで話し合う。 ○「こんな おばけが,まいにち でると いいね。 」と言ったときのお母さんの 気持ちはどうだったでしょう。 (4) (5) 「わたしたちの道徳」家族のためにできることはないかなを読む。 他の教育活動との関連 生活・できるようになったよ わたしたちの道徳の活用 (3)家族のやくに立つことを P140~142 指導の記録 その他 月 週 主題名 内容項目 資料名 出典 1 2 愛されているこ 2-(4) たからものは みんなで考える なあに 道徳(日本標準) とに感謝して ねらい 愛されていることに気づき,慈しんで育ててくれた人びとに感謝する心情を養う。 豊かな物が溢れる中で育っている子どもたちは,宝物として物を見る感覚がなくな 主題構成の理由 っている。自分の宝物は何か考えさせる中で,自分に愛をそそいでくれた人たちの思 いを知り,感謝する態度を養うことができる。 (1) 大事なもの(たからもの)は何か考えさせる。 (紙に書く) 展開の大要 (2) たからものを一人ひとりみんなに紹介する。 主な発問 (3) みんなでたからものを紹介し合った感想を発表する。 ○ 自分のたからものを紹介してどう思いましたか。 他の教育活動との関連 わたしたちの道徳の活用 国語・作文 その他 (1)いのちを大切に P90~91 指導の記録 月 週 主題名 内容項目 1 3 耳の不自由な人 2-(2) への思いやり ねらい 資料名 出典 しゅわで みんなで考える うたおう 道徳(日本標準) 障害のある人たちを身近に感じ,温かい心で接していこうとする態度を育てる。 世界には体に障害のある人たちがたくさんいること,その人たちも普通に生活する 主題構成の理由 同じ人間であることを体験を通して児童に理解させることができる。手話の体験か ら,聴覚障害者を身近に感じ,手話によってお互いにコミュニケーションがとれるこ とを知り,温かい気持ちで接していこうとする態度を育むことができる。 (1) 音が聞こえないように耳に手を当て,そのときの感想を話し合う。 展開の大要 (2) 手話について知ったり,知っていることを発表したりし合う。 主な発問 ○ 手話をしながら「おおきな うた」を歌おう。 (3) 体が不自由な人にどう接していったらよいか話し合う。 他の教育活動との関連 音楽・手話で歌う 指導の記録 わたしたちの道徳の活用 その他 月 週 1 4 主題名 内容項目 お手伝い 4-(3) 資料名 かたたたき 出典 みんなで考える 道徳(日本標準) 父母,祖父母を敬愛し,進んで家の手伝いなどをして,喜んで家族の役に立とうと ねらい する態度を育てる。 児童が家庭において身につける道徳性が,様々な集団とのかかわりの基盤となる。 主題構成の理由 よい人間関係を築くには,相手に対する思いやりが不可欠である。特に身近にいる家 族や高齢者に目を向け,誰に対しても温かい心で接し,親切にすることの大切さを考 えさせることができる。 展開の大要 主な発問 (1) 自分の家族を思い起こし,お手伝いをした経験について話し合う。 (2) 「かたたたき」を読み話し合う。 ○ どんな気持ちで「十えんは いらないよ。」と言ったのでしょう。 (3) おうちの人に喜んでもらえるよう,自分でできることを発表し合う。 他の教育活動との関連 わたしたちの道徳の活用 生活・できるようになったこともたくさん その他 (3)家族のやくに立つことを あるよね P142 指導の記録 月 週 主題名 内容項目 2 1 友だちを思い 2-(2) 資料名 くり やる ねらい 出典 みんなで考える 道徳(日本標準) 友だちのことを思いやる心情を養う。 友だちと協力し,一つのことをやりとげていく集団活動を通し,友だちのことを思 主題構成の理由 いやり,自分の主張だけでなく,相手の言い分も聞いて仲よく生活することの大切さ を考えさせることができる。 (1) 3匹のリスの絵を見て,これから読む物語の内容を想像する。 展開の大要 主な発問 (2) 「くり」を読んで話し合う。 ○ 3匹の言っていることについてどう思いますか。 (3) みんなで解決策を考え,初めから動作化する。 他の教育活動との関連 日常生活・友だちとのかかわり わたしたちの道徳の活用 (3)友だちとなかよく P74~76 指導の記録 その他 月 週 2 2 ねらい 主題名 親切な心で 内容項目 資料名 出典 2-(2) はしのうえのお わたしたちの道徳 おかみ (文部科学省) 身近な人に温かい心で接し,親切にしようとする心情を育てる。 主題構成の理由 展開の大要 主な発問 くまに親切にされ,自分の行動を振り返ったおおかみを通して,児童の日常の体験 を掘りおこしながら,相手のことを思いやる心の大切さを考えさせることができる。 (1) 「もどれ,もどれ。」といったときのおおかみはどんな気持ちだったでしょう。 (2) 大きなくまに気付いたとき、おおかみはどんなことを考えたでしょう。 ◎ いつまでもくまの後姿を見送るおおかみは、どんな気持ちになったでしょう。 (3) 人がしていることを見て「やさしいな。 」と思ったことがあるか話し合う。 他の教育活動との関連 わたしたちの道徳の活用 その他 日常生活・友達とのかかわり 生活・できるようになったこともたくさん あるよね 指導の記録 月 週 主題名 内容項目 2 3 勇気を出し 1-(3) て 資料名 出典 いっしょに みんなで考える道 やろうね 徳(日本標準) 友だちに対して思いやりの心をもち,よいことは勇気をもって行動する態度を育て ねらい る。 主題構成の理由 展開の大要 主な発問 日常の生活の場でよく見かけられる問題行動を通して,友だちを思いやる態度をは ぐくみ,何が正しいことかを判断し,それを実践できる力をつけることができる。 (1) (2) 仲間はずれにされた経験について話し合う。 「いっしょに やろうね」を読んで話し合う。 ○ はるなさんは,よしこさんを見て,どんな気持ちになったでしょう。 (3) いっしょに入れてもらってうれしかった経験について出し合い,話し合う。 他の教育活動との関連 学級活動・お楽しみ会の計画 お楽しみ会をしよう 指導の記録 わたしたちの道徳の活用 その他 月 週 主題名 内容項目 資料名 出典 2 4 気持ちのよい 2-(1) こころをこめ みんなで考える てありがとう 道徳(日本標準) あいさつ ねらい 相手の目を見て,心を込めて「ありがとう」と言える態度を育てる。 低学年の児童にとっては「ありがとう」の言葉を言うことによって,相手に感謝す 主題構成の理由 ることを学び,感謝の態度を身につけることができる。感謝の気持ちがなくなったと いわれる今,潤いのある生活を送るために低学年のときから「ありがとう」と言える ようにすることができる。 (1) どんなとき「ありがとう」と言うか,言ったときどんな気持ちだったか発表する。 (2) だれかに「ありがとう」と言われたことがあるか,そのときどんな気持ちだった 展開の大要 か話し合う。 主な発問 (3) 「ありがとう」と言ったときの気持ちを発表する。 ◎ どんな気持ちでしたか。 他の教育活動との関連 わたしたちの道徳の活用 日常生活・人とのかかわり その他 あいさつのきをそだてよう P56 指導の記録 月 週 主題名 内容項目 3 1 友だちにやさ 2-(3) しく ねらい 資料名 出典 ゆっきと みんなで考える やっち 道徳(日本標準) 友だちと仲よくし,助け合おうとする態度を育てる。 人との関わり方を学びつつあるこの時期の児童は,まだ自己中心性が抜けきれず, 主題構成の理由 展開の大要 主な発問 自分本位に発言したり,行動したりしがちである。困っているときにやさしく助け合 う話から,相手の気持ちを考えて行動することの大切さに気づき,友だちを大切にす る態度を育てることができる。 (1) 友だちと競争したときのことを思い出し,発表し合う。 (2) 「ゆっきと やっち」を読んで話し合う。 ○ 「やっち,いっしょにいこうよ」と言ったゆっきはどんな気持ちだったでし ょうか。 (3) 友だちにやさしくされたときの気持ちについて話し合う。 他の教育活動との関連 日常生活・友だちとの関わり 指導の記録 わたしたちの道徳の活用 その他 月 週 主題名 内容項目 資料名 出典 3 2 1年生にきれ 4-(4) きょうしつさ みんなで考える ん,ありがとう 道徳(日本標準) いな教室を 1 年間お世話になった教室への感謝の気持ちを育て,身近なところからの愛校心を ねらい 育てる。 1年間の思い出を交流させながら,たくさんの思い出が残っている教室をきれいに 主題構成の理由 展開の大要 主な発問 し,次の1年生に渡すという行為に意義を見出すことができる。そして,たくさんの 人々にお世話になったことにも目を向けさせて,愛校心へとつなげていくことができ る。 (1) 教室での1年間の楽しい思い出を出し合う。 (2) 「きょうしつさん,ありがとう」を読んで話し合う。 ○ まどかさんの行動と,気持ちを考えてみよう。 (3) 最後の大そうじで自分ががんばってみたいことを出し合う。 他の教育活動との関連 生活・もうすぐ2年生 国語・ 「おもいでブック」をつくろう 指導の記録 わたしたちの道徳の活用 その他
© Copyright 2024 ExpyDoc