Q16 水稲の茎が倒れにくいのはなぜですか?

Q
16
水稲の茎が倒れにくいのはなぜですか?
A
1
炭水化物の蓄積やりん酸、加里の吸収が良く、副成分のイオウの働きで茎が太くなるためです
倒伏、つまり倒れた水稲を見ると、穂が大きめで、下位節間が伸びており、茎が軟弱になって
います これは、窒素の偏効きや炭水化物から作られる茎を堅くする物質のリグニンやセルロ
ーズなどの生育が悪い為に起こります トモエ化成肥料を使用すると、生育に合った肥効が
得られる為、節間が伸びすぎることも無く、炭水化物の蓄積やりん酸、加里の吸収が良くなり
ます しかも副成分中のイオウの働きでリグニンやセルローズの生成も助けられるので、茎が
太く丈夫になり、倒伏しにくくなります また増収のためには、大きな穂を付けなければなりま
せん そのために穂肥を行いますが、この時期は、下位節間が伸びる次期に当るので、不用
意な穂肥は倒伏を招きます そこで穂肥の時期や量については、神経を使いますが、トモエ
化成肥料は一般化成肥料に比べて、倒伏し難くく生育するので安心して使うことができます