夏休み真っ盛り。この時期は、からだが疲れやすく食欲もなくなりがちです。 子どもたちが体調を崩さず、夏を元気に乗り切るために、毎日の食事をきちんと食べましょう! 夏は気温の上昇とともに、カビなどの自然毒や、細菌・ウイルスなどによる食中毒が起きやすくなります。 食中毒は飲食店などだけではなく、家庭でも発生しています。 Step1.細菌をつけない Step2.細菌を増やさない Step3.細菌をやっつけよう 基本は手洗いです。 作ったものはできるだけ早めに ほとんどの細菌やウイルスは熱 手にはいろんな雑菌が付着 食べましょう。 を加熱することによって死滅し しています。調理をする前 一般的に食中毒は、室温が 10~ ます。肉や魚はもちろん、野菜も や、食べる前には手をきれい 40℃で増殖します。常温でのほ 十分加熱しましょう。ふきんやま に洗いましょう。 ったらかしは危険信号!!低温 な板、包丁などの調理器具も洗剤 で保存することが重要です。 でよく洗ってから、熱湯をかけて 殺菌しましょう。 水分補給はこまめに 体内の 60~70%は水分です。幼児期 のこどもに必要な水分量は、体重1kg あたり 100ml と言われています。こ れは大人の2倍です。夏は汗をたくさ んかくため、こまめな水分補給が必要 になります。冷たいものを一度に飲む と、胃腸の働きが悪くなります。また、 清涼飲料水などの糖分を多く含むもの ではなく、水や麦茶などの糖分の少な いものを少しずつ取るように心がけま しょう。 6~8月は新生姜の季節です。 生姜には夏バテの解消や食欲増進などの効果があります。 室内と外の温度差のあるこの季節に取り入れてみてはい かがですか? こどもにも取り入れやすい【生姜シロップ】 新生姜:好みの量 砂糖:生姜と同量 生姜はスライスしたものを1時間程度水にさらす。 生姜がつかるくらいに水を鍋にいれ、沸騰するまでゆで、 水は捨てる。 (3回程度繰り返すと辛味成分が抜けます。) 鍋にゆでた生姜、砂糖をいれ、煮る。灰汁がでてきたらそ の都度取り除き、生姜が透き通ってきたらできあがり。 水や炭酸で割ると手作りひやしあめ、 ジンジャーエールになります。 和歌山市栄谷 184-1 TEL 073-454-0223 管理栄養士 丸山 知沙 FAX 073-454-0080
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