スクーリングコード 248 科 目 名 英 語 担当教員 里 麻 静 夫 スクーリング

スクーリングコード
248
スクーリング単位 1 単位
教 科 書
科 目 名
日 程
英 語
担当教員 里 麻 静 夫
11/13(金)〜 11/15(日) 会 場
盛 岡
Reading Expert 2『リーディング エキスパート ─実践編─』成美堂(1,800 円〔税別〕)
◆授業の目的・到達目標
今回使用する教科書の「はじめに」は、その執筆目的や受講生の到達目標に関して、
以下のように記している─
本書は、現代社会のさまざまな問題に触れながら、中級レベルの英文読解力の養成を目指してお
ります。利用者の興味を引くような身近な話題について、比較的容易なものから始め、徐々に長く
難しいものへと発展する 300 語∼ 360 語程度の英文を読み、単語力を高めるとともに、英文を理解
する力、文法事項の理解力、英作文力を養成することを主眼とした、中級者向けの教材です。
そして、「本書の構成と利用法」に於いて、教科書付属の内容理解等に関する問題について説明した後
に、こう書いている(省略箇所有り)─
以上〔……〕のさまざまな練習問題から、現代社会で話題となっていることがらや学術的な問題
などについて英語で考えながら、単語力、読解力、文法理解力、英作文力など総合的な英語能力の
養成に役立つでしょう。専門分野に関係なく、初級から中級レベルの学習者でもご利用いただける
よう、十分配慮され書かれていますので、必要性に応じたいろいろな利用が可能でしょう。本書を
活用し、英語力の一層の向上と、社会におけるさまざまな最新情報に対する正しい理解が図られ、
健全な社会生活を送るための一助となることを願います。
今回のスクーリングの目的と到達目標は、上記に準じる。
◆授業の概要
今回使用する教科書の「はじめに」は、その特徴を以下のように紹介している─
1.Covering Current Academic Topics:現代社会におけるさまざまな話題、学術的な話題を取り上
げています。英文の話題は、実際に現代社会で話題となっていることがらや学術的な問題など、
さまざまなものを取り上げ、利用者が興味を持ち、飽きないように工夫されています。
2.Expanding Knowledge:それぞれの課で取り上げている話題は、社会や学術的な話題に関する
知識、一般常識、専門知識を広げるのに役立ちます。
3.Practicing Reading Skills:各英文の後に設けられている内容理解の問では、重要なリーデイン
グスキルに関する確認も含んでおります。主題を理解する、具体例を探す、指示するものの意味
を理解するなど読解力を向上させるために必須の能力も測る工夫がされています。
4.Tackling Longer Passages:学習者の多くは、長い英文を読むことを苦痛に感じ、苦手としてい
る傾向があります。本書の英文は、利用者が飽きることなく読み続けられるような、興味の持て
る話題、内容となっているので、比較的容易に長い英文へと継続的に取り組むことが出来るよう
な工夫がされております。〔略〕。
5.Test-Oriented Questions:多くの内容理解の問は、TOEFL や TOEIC などの試験で出題されるも
のの形式と同じになっております。さまざまな英語資格試験の受験対策としても役立ちます。
本書は速読法を習得するための教材であるが、このスクーリングでは精読用教材として扱い、特に、
上記「授業の目的・到達目標」記載の「英文を理解する力、文法事項の理解力、英作文力」を速読教材
として使うより場合よりも確実に向上させることを図る。
◆授業の計画
第1課から順番に、各課に関する小テストを行いつつ、こなして行く。下記「成績評価」と関係する
が、最終授業でスクーリング試験を1回だけ行う形式ではなくて、平常点方式を採る。
より具体的に言うと、読解用英文を適当な人数の受講生に口頭和訳して貰い、それに関して教師が間
違いを直したり説明を加えたりする(教師が口頭和訳に加わる場合がある)。英文を読み終ると、その課
に関する小テストを行う。
そのテストでは教科書付属問題を利用するが、これらの問題は、その数量や難易度等を考慮して、省
略することがある(Vocabulary Check と Listening for Summary は全て省略する)。問題として使うとし
ても、教科書通りの問題の出し方にしない場合がある。これらの付属問題に教師作成の問題が加わる場
合がある。
小テストの解答は、教科書を開いて、付属問題の設問等を見ながら、行う(そうしないと、解答しに
くい)。ノートを見ても良い。辞書を持参して、それを使いながら解答することを勧める。
◆学習指導
第1課(Lesson 1)から始めて第 10 課の前後まで読みたい。実際に何課まで進むかは流動的なので、
大目に予習して欲しい。
◆成績評価
成績は、各小テストの点数の合計点をテストの回数で割った数字を基にして、出す(未受験の回の点
数は0点である)。最終日の最終時限にメインの試験を1回だけ行う形式ではない。
◆教 材
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◆参考・推薦文献
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