学力向上研究指定校事業第2回連絡協議会・報告資料 平成27年度の取組の概要 学 校 丸森町立丸森中学校 名 研 究 主 題 主な取組教科 意欲的に学ぶ生徒の育成 ―基礎的・基本的な知識・技能の確実な習得を図る指導法の工夫を通して― 数学を核とした全教科 研究年次 3/3年次 1 本年度の主な学力向上の取組と成果 学力向上の取組 成 果 評価の根拠 「見通す活動」と「振り返る活動」を 目的意識をもって学習し,学習した内容を振り返り確認することが定 全国学テ質問紙回答から「目標,ねらいが示されている」「振り返る活動が行われている」に肯定的な回答が 取り入れた学習場面の設定 着し,基礎的・基本的な知識・技能が身に付いてきた。 それぞれ 98.2%(全国との差+18.5 ポイント),87.4%(同+18.1 ポイント),全国学テ理科+1.4 ポイント 基礎的・基本的な知識・技能を活用す 習得した知識・技能を活用することが内容の理解に結び付き,小集団での 全国学テ質問紙回答から「グループなどによる課題解決学習がよく行われている」に肯定的な回答が 86.4% る学習場面の設定 話合い活動などで考えを積極的に発言するなど意欲的な生徒が増えた。 (同+20.7 ポイント),全国学テ国語の活用で全国と同等に向上(同+0.4) 教科の特性に応じた手だてを組み入れ ノート指導,資料活用,レディネス課題など教科の特性に応じ,継続 校内学習意欲アンケート回答から,「図や表,グラフなどの資料を使った問題を,自分なりに考えて答 た授業 的に実践が行われ,課題解決に意欲的に取り組む生徒が増えてきた。 えを出す」に肯定的な回答が 5 月と 12 月の比較で+3.8 ポイント 家庭学習の手引きを作成し,家庭学習 家庭学習の習慣が身に付いた生徒が多く見ら 全国学テ質問紙回答から,「家で復習をする」に肯定的な回答が 81.0%(同+29.0 ポイント),「休日 2 時 の習慣化を啓発 れ,その学習内容の質が向上してきている。 間以上学習する」と回答した生徒の割合が 56.7%(同+15.0 ポイント) (全国学テ:全国学力・学習状況調査) 2 残された課題と今後の方向性 課題 改善の方向性 「見通す活動」のさらなる明確化と基礎的・基本的な知識・技能の確実な 「振り返る活動」が確実に行われ,それが知識・技能の習得に効果的に結び付く 習得に結び付く「振り返る活動」の内容と時間配分の吟味 よう,内容,時間配分などを工夫した授業づくりの実践研究を深めていく。 基礎的・基本的な知識・技能を定着させるための「活用する学習場面」の 小集団による学び合いや話合いで,基礎的・基本的な知識・技能を活用できるよ さらなる工夫 うな効果的な場面を取り入れた授業づくりの実践研究を深めていく。 ◆丸森町立丸森中学校 研究関連 URL:http://www.town.marumori.miyagi.jp/school/marumori_jh_school/index.html
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