(汚水処理施設整備交付金) 事後評価シート

汚 水 処 理 施 設 整 備 交 付 金 事 後 評 価 シ ー ト
平成28年 3月
岩手県八幡平市
地域再生計画(汚水処理施設整備交付金)事後評価調書
都道府県名
計画期間
岩手県
事業実施主体
平成22年度~平成26年度 評価責任者
八幡平市
②地域再生計画に記載した
数値目標以外の波及効果の
実現状況
八幡平市「農と輝の大地」再生計画
地域再生計画名
八幡平市 産業建設部上下水道課 課長 菅原浩人
基準値
指標
①地域再生計画に記載した
数値目標の実現状況
中間目標値
年度 中間実績
基準年度
指標1
汚水処理施設の整備の促進(整備
率の向上)
指標2
農業特産品の生産向上(雨よけホ
7.0億円
ウレンソウの出荷額増加)
70.0%
H22
76.5%
H24
H22
7.6億円
H24
77.0%
最終目標値
基準年度 最終実績
80.8%
4.6億円 8.0億円
最終目標値の実現状況に関する評価
事後評価
H26
80.8%
○
汚水処理施設整備交付金の活用により、計画的・効率的な整備をすることができた。
H26
4.2億円
△
生産者の高齢化及び減少により、目標値を下回る結果となった。しかしながら、他の農業生産物には
基準年度から3割増となる出荷額となっているものもあり、全体的には当市のイメージアップにつな
がるものと評価できた。
指標1
指標2
整備量(その他の事業では取組内容)
③事業の進捗状況
特別措置を適用して行
う事業
事業名
計画
中間年度
(H24)
事業の進捗状況に関する評価
最終実績
公共下水道事業(整備延長)
13.8km
10.1km
12.5km 汚水処理普及人口の向上に寄与した。しかしながら、下水道の事業計画の未整備部分があることから、今後も普及率の向上のため計画的に整備を進めていきたい。
農業集落排水事業(整備延長)
16.5km
13.5km
15.1km 汚水処理普及人口の向上に寄与し、市内の整備個所はすべて整備された。
浄化槽整備事業-市町村設置型
(整備基数)
76基
137基
42基
56基
210基
浄化槽整備事業-個人設置型
(整備基数)
市町村設置型及び個人設置型とも、ほぼ計画どおりに整備することができた。今後もさらに整備を進めていきたい。
人農地問題解決加速化支援事業
担い手農家を総合的に支援
地域農業マスタープランの作成により、地域の担い手を今後の中心となる経営体として位置づけ、規模拡大や経営の合理化を支援しており、今後も継続して推進していく。
攻めの農業実践緊急対策事業
大規模な野菜生産団地の整備
大規模生産団地は、場所・人の問題が多く実現していないが、若手生産者を中心に規模拡大を推進している。
集落営農組織支援事業
認定農業者等の組織化と集落営農体
集落営農組合は、市内18組合まで組織化されてきているが、法人化が進んでいないため、今後は法人化に向け推進していく。
制の構築を支援
農地中間管理事業機構集積協力金給付事業
いわて地域農業マスタープラン実践支援事業
その他の事業
計画外で独自に実施し
た事業
④評価方法
八幡平市産業建設部上下水道課において、最終目標値状況に関する評価・検討を行った。
⑤事後評価の公表方法
八幡平市ホームページに掲載
⑥計画全体の総合評価
本地域再生計画では、汚水処理施設整備交付金を活用した効率的な整備を図り、農業特産物の出荷額の向上には至らなかったものの、公共下水道、農業集落排水事業及び浄化槽整備事業の3事業で計画どおりに進めることができ、汚水
処理普及人口の向上に寄与することができた。
⑦今後の方針等
汚水処理施設整備については未整備地区もあることから、今後も整備を進め、汚水処理普及人口の向上を図る。
八幡平市全域における生活環境改善のため、整備計画をさらに検討し、効率的・計画的に整備を進めていく。