地域再生計画(汚水処理施設整備交付金)事後評価調書 都道府県名 群馬県 事業実施主体 みなかみ町 計画期間 平成23年度~平成27年度 評価責任者 みなかみ町生活水道課長 高橋孝一 基準値 指標 ①地域再生計画に記載した 数値目標の実現状況 ②地域再生計画に記載した 数値目標以外の波及効果の 実現状況 指標1 汚水処理施設整備の促進 汚水処理人口普及率 指標2 観光への誘客促進 入り込み客数 「森を育み生命を運ぶ、利根川源流の町」みなかみ町第2次再生計画 地域再生計画名 中間目標値 年度 中間実績 基準年度 最終目標値 基準年度 最終実績 最終目標値の実現状況に関する評価 事後評価 63.1% H21 ― ― ― 75.5% H27 76.9% ○ 汚水処理施設整備交付金の活用により、公共下水道事業及び浄化槽設置補助事業の効率的な整備が出 来た。 360万人 H21 ― ― ― 400万人 H27 329万人 △ 汚水処理施設の整備に合わせ、利根川源流の町に相応しい水環境の改善や美しい自然環境の向上に努 めながら、誘客に取り組んでいるが、観光客数は減少している状況にある。 指標1 指標2 整備量(その他の事業では取組内容) ③事業の進捗状況 事業名 計画 特別措置を適用して行 う事業 中間年度 (H ) 事業の進捗状況に関する評価 最終実績 汚水処理施設整備交付金事業 (公共下水道) 0.7km ― 0.7km 汚水処理施設整備交付金を活用したことにより、公共下水道事業において効率的な進捗となった。 汚水処理施設整備交付金事業 (浄化槽・個人設置型) 250基 ― 237基 汚水処理施設整備交付金を活用したことにより、浄化槽設置補助事業において効率的な進捗となった。 環境保全の推進 森林整備隊、ボランティア等の活動 本町は、面積のおよそ8割を森林が占めており、利根川上流の水源地域として環境や景観保全などの機能を持つ森林を整備するため、森林整備隊やボランティアを支援しな による森林整備を実施。 がら今後においても、環境保全を推進したい。 水質汚濁防止の意識啓発 河川環境保全のための広報や清掃活 河川環境の保全や水質汚濁を防止するため、事業者・地域住民との協働によるクリーン作戦による水辺環境の美化を継続して実施するとともに、生活排水の適正処理に向け 動のイベントを実施。 た取り組みを進めていきたい。 観光客の誘致促進 県・JRと連携した観光キャンペー ンや海外からの教育旅行の受け入れ 最近は、外国人旅行者が増加傾向にある。観光客の多様なニーズに対応したPR戦略や観光資源の特性を活かしたPRなどの手法により、観光客の増加を図っていきたい。 を実施。 その他の事業 本事業区域以外においては、社会資 社会資本整備総合交付金による公共 本整備総合交付金により下水道整備 下水道計画区域内においては、社会資本整備総合交付金を活用しながら、汚水処理の普及を図りたい。 下水道の整備 を実施。 計画外で独自に実施し た事業 ④評価方法 みなかみ町生活水道課の職員により、最終目標値の実現に関する評価・検討等を行った。 ⑤事後評価の公表方法 みなかみ町のホームページに掲載。 ⑥計画全体の総合評価 ・汚水処理整備交付金を活用できたことにより、公共下水道及び浄化槽設置補助事業ともに、着実に整備が進み効率的な事業の進捗となった。また、観光客の入り込み数については、観光協会やJRなどの関係機関と連携したキャン ペーンを行うなどの取り組みも行ってきたが、目標値の達成には届かなかった。 ⑦今後の方針等 ・今後においても、汚水処理の普及を目指し、また、住民の環境問題についての関心の高まりもあり、事業者・地域住民との協働活動を継続して実施し、自然環境と観光資源を魅力的なものとし、誘客を進めていきたい。
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