「地理B」シラバス 学科 1 普通科 学年 2年 類型 Ⅲ 組 3・4組 使用教科書 新詳地理B(帝国書院)、現代地図帳(二宮書店) 副 教 材 等 新版二訂 単位数 2 最新地理図表GEO(第一学習社)、新地理要点ノート(啓隆社) 学習の到達目標 (1) 現代世界の地理的事象を系統地理的に、現代世界の諸地域を歴史的背景を踏まえて 地誌的に考察し、現代世界の生活・文化の地域的特色についての理解と認識を深める。 (2) 地理的な見方や考え方を培い、国際社会に主体的に生きる民主的、平和的な国家・ 社会の一員として必要な自覚と資質を養う。 2 学習評価 次の四つの観点に基づき、各学期とも定期考査までの学習内容をまとまりとし100点法で 評価し、学年末に評定に総括する。 現代世界の地理的事象に対する課題意識を高め、それを意欲的に追 ①関心・意欲・態度 究しているか。 現代世界の地理的事象から課題を見い出し、生活・文化の地域的特 ②思考・判断・表現 色を考察する。また国際社会の変化を踏まえ公正に判断しているか。 地理的事象に関する地図や統計などの諸資料を収集し、有用な情報 ③資料活用の技能 を適切に選択して、効果的に活用しているか。 我が国及び世界の生活・文化の地域的特色についての基本的事柄を ④知識・理解 理解し、その知識を身に付けているか。 評価方法 ※ 観 点 ① ② ③ ④ 備 学習状況の観察 A B B C 毎時間の観察 課題レポ ート B C A A 長期休業中に実施 ノート提出 A A A C 定期考査実施後に提出 ペーパーテスト C A C A 定期考査、小テスト 表中のA・B・Cは評価の重要性を高い順に表わしている。 考 3 学習の計画 学期 学 習 内 容 第Ⅰ部 さまざまな地図と地 理的技能 1章 地理情報と地図 1節 現代世界の地図 2節 地図の種類とその 利用 3節 地理情報の地図化 一 学 2章 地図の活用と地域調 査 学習のねらい ・さまざまな時代や種類の地図の読図などの活動を通 して、現代の地図や身近な地図の有用性に気づく。 ・球体としての地球の特徴を捉え、現代世界の地理的 事象を捉える地理的技能を身に付ける。 ・地理情報の統計地図化などの活動を通して、現代世 界の地理的事象を捉える地理的技能を身に付ける。 ・直接的に調査できる地域を多面的・多角的に調査し、 生活圏の地域的特色を捉える技能を身に付ける。 期 第Ⅱ部 現代世界の系統地理 的考察 1章 自然環境 1節 世界の地形 2節 世界の気候 3節 日本の自然の特徴 と人々の生活 4節 環境問題 ・世界の地形について、それぞれの地形の特徴と災害 と恩恵など人間生活への影響を考察する。 ・世界の気候について、それぞれの気候区の特徴と農 業など人間生活への影響を考察する。 ・日本の地形や気候の特徴と自然災害の特徴を理解す るとともに、開発のあり方を考察する。 ・地球温暖化、森林破壊、砂漠化について考察し、日 本の環境問題の特徴と対策についても考察する。 二 学 期 三 学 期 2章 資源と産業 1節 産業の発達と変化 2節 世界の農林水産業 3節 食料問題 4節 世界のエネルギー ・鉱産資源 5節 資源・エネルギー 問題 6節 世界の工業 ・産業の発達と変化について、自然環境とのかかわり やグローバル化の視点から考察する。 ・現代世界の農業の現状と課題および世界の中での日 本の農業の課題を考察する。 ・世界の食料需給の地域的な偏りを大観し、発展途上 国、先進国、日本についての事例を考察する。 ・エネルギー資源の利用と分布、鉱産資源の分布を考 察する。 ・現代世界の資源問題、エネルギー生産や消費の抱え る課題、日本の資源・エネルギー問題を考察する。 ・工業の発達や立地、世界の工業地域を大観し、世界 及び日本の工業の課題を考察する。
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