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学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
本校の教育目標
科目コード
G11013
国語Ⅱ
科目名
2 学年 全学科
3 単位 通年
90 時間
石本 裕之・倉持 しのぶ・関谷 由一(非常勤講師)
1
一般人文科の教育目標
D.
学習到達目標
学習到達目標
1. 論理的な文章を客観的に理解することができる。
必修科目
2. 文学的な文章を多角的に鑑賞することができる。
到達目標
3. 日本文化への理解を深めることができる。
4. 現代日本語の知識を適切に活用して表現できる。
5. 論理的かつ効果的に双方向的コミュニケーションをとることができる。
1
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
論理的な文章を客観的に理解するこ
論理的な文章を理解することがで
論理的な文章を理解することができ
とができる。
きる。
ない。
文学的な文章を多角的に鑑賞するこ
文学的な文章を鑑賞することがで
文学的な文章を鑑賞することができ
とができる。
きる。
ない。
日本文化への理解を十分に深めるこ
日本文化への理解を深めること
日本文化への理解を深めることが
とができる。
ができる。
できない。
現代日本語の知識を適切に活用し
現代日本語の知識を活用して表
現代日本語の知識を活用して表現
て表現できる。
現できる。
できない。
論理的かつ効果的に双方向的コミュ
双方向的コミュニケーションをとる
双方向的コミュニケーションをとるこ
ニケーションをとることができ
ことができる。
とができない。
ルーブリック評価
JABEE対象外
教
補
参
到達目標項目 1
到達目標項目 2
科 書 名 『精選現代文B』『新編古典B』(東京書籍)
助 教 材 教科書準拠『学習課題ノート』(東京書籍)・『級別漢字学習』(とうほう)
考
書 『カラー版新国語便覧』(第一学習社)、国語辞典・漢和辞典・古語辞典
到達目標項目 3
到達目標項目 4
A.
教育目標
① 近代以降の様々な文章を読む能力を高めるとともに、ものの見方、感じ方、考え方を深め、進んで表現し読書することに
よって人生を豊かにする態度を育てる。
② 古典としての古文と漢文を読む能力を養うとともに、ものの見方、感じ方、考え方を広くし、古典に親しむことによって人
生を豊かにする態度を育てる。
B.
概要
現代文・古文・漢文をバランスよく学習し、知識・読解力・鑑賞力を身につけるとともに、論理的思考力を伸ばすことができる
よう、シラバスに沿って授業を進める。漢字検定試験準2級以上(4年生までに2級)合格をめざす。
C.
学習上の留意点
授業内容をきちんと理解するために、毎回必ず予習をして授業に臨むこと。
到達目標項目 5
る。
達成度評価(%)
評価方法
試験
② 辞書を引き予習復習を行って、漢字力・語彙力を養成し、日常的な学習習慣を身につける。
▼教材程度のレベルの文章を自力で読み解くことができるようになることが肝心。
▼予習習慣の身に付けが、学習習慣身に付けの基礎であることを忘れないように。
▼「自分で調べ、読み、書く」ことが「勉強」であると、銘記すること。
③ 新聞を含め広く文章に親しみ、実際に読み書きすることを心がける。具体例としてコラム写書を行うことを推奨する。
▼必要な能力を身に付けるために、国語が不得意と自分で思う者ほど取り組む必要がある。
▼平常点に結びつくものであるから、国語が不得意と自分で思う者ほど取り組む必要がある。
レポート
指標と評価割合
総合評価割合
80
15
基礎的能力
60
5
20
10
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
5
100
65
専門的能力
分野横断的能力
① 学習に有用な、しっかりしたノート作りを確実に行い、理解力・表現力の伸長に心がける。
▼はじめの授業にノート作り指導をする。以後、どの教材もその仕方で各自ノート作りを行うこと。
▼現代文・古文・漢文それぞれ別個の、ノートを用いること。(ファイル式は不可。)
▼古文は予習として、本文書写と活用語、特に助動詞の明示を怠らないこと。
▼漢文は予習として、白文と書き下し文の記入を怠らないこと。
▼現代文ノートでは特に、聞き取りながらメモする作業を重視すること。
小テスト
E.
5
35
授業計画
授業内容
時間
到達目標
ガイダンス
ノート法演習
1
2
・学習の取り組み方や意義・評価法等がわかる。
・ノート作りが具体的にできる。
現)・「身銭」を切るコミュニケー
ション〈評論〉
・ミロのヴィーナス〈評論〉
古)・天の羽衣<竹取>
・神無月の頃<徒然>
漢)・断腸
・雑説(韓愈)
(前期中間試験)
現)・相手依存の自己規定
〈評論〉
・日本人の美意識〈評論〉
※「である」ことと「する」こと
4
5
・評論を読み筆者の考えを的確に読み取ることができる。
・評論を読み、筆者の着眼に基づいた論の展開を正確につかむことが
できる。
・国語総合での学習を踏まえ的確に読み取ることができる。
・推・過・完等基本的な助動詞がわかる。
・国語総合での学習を踏まえ的確に読み取ることができる。
・訓点法を習得し、正確な書き下し文を書くことができる。
+1 答案返却時指導
・評論を読み筆者の意図を的確に捉えることができる。
・文章展開の妙を味わい、論旨を読み取ることができる。
※評論を読み、400 字レポートをまとめることができる。
*ノート作りが具体的にできる。
3
2
1
4
1
4
5
*「小話」2編「寓話」3編
(漢文)
古)・初冠<伊勢物語>
・門出<更級>
漢)・四面楚歌<史記>
・塞翁馬<淮南子>
(前期末試験)
2
4
3
3
・登場人物の感情を的確に読み取ることができる。
・起こった出来事とその時の作者の心情を読み取ることができる。
・訓読の習得につとめ、歴史物語を通じて、人間の生き方について考
えを深めることができる。
+1 答案返却時指導
自己評価
時間
到達目標
現)・山月記〈小説〉
授業内容
8
※詩歌
*若紫〈源氏物語〉
古)・光源氏の誕生〈源氏物語〉
・安元の大火<方丈記>
4
4
・虎の姿に託して描かれた人間性とは何かを考え、登場人物の心の姿
を理解することができる。
※現代詩を味わい、読書レポートをまとめることができる。
*ノート作りが具体的にできる。
・敬語法に注目し、的確に内容を解釈することができる。
・日本古典の代表作を味わい、正確に理解することができる。
漢)・侵官之害<韓非子>
・人之性悪<荀子>
(後期中間試験)
現)・情報社会のパラドックス
〈評論〉
・環境問題と科学〈評論〉
古)・道真左遷〈大鏡〉
・壇の浦の合戦〈平家物語〉
3
2
1
5
6
漢)・無用之用〈老子〉
・曳尾於塗中〈荘子〉
・水魚之交〈十八史略〉
(学年末試験)
3
2
F.
4
2
・句型の意味・用法を理解し、正確に解釈することができる。
・漢文を読み、その思想を的確にとらえることができる。
+1 答案返却時指導
・論旨を追いながら、情報社会の問題について考えることができる。
・論旨を追いながら、筆者の主張、特に、環境問題とそれに対する科
学のあり方について考えることができる。
・古典文法や修辞技法に注意し、的確に読み取ることができる。
・文章に込められた人間の生き方を理解することができる。
・それぞれの思想家のものの見方、感じ方、考え方を理解し、自分の
思考を深めることができる。
・歴史物語の読解を確かなものにすることができる。
関連科目 文学、言語表現、哲学、歴史、科学全般
旭川高専 2015
自己評価