平成２７年度 指導と評価の年間計画 教科 科目 単位数 指導学年 選択の区分 国語 古典Ｂ ２ ３年 選択 使用教科書（出版社） 高等学校 古典Ｂ （三省堂） 副教材名等 入試対策ベストセレクション古文単語３２５〈新装版〉 やさしく詳しい古典文法ノート（尚文出版） 新訂 国語図説 改訂版（京都書房） 新成古文 改訂版（尚文出版） 到達目標 古典としての古文と漢文を読む能力を養うとともに、ものの見方・感じ方・考え方を広くし、 古典に親しむことによって人生を豊かにする態度を持つ。 到達目標に向けての 具体的な取組 【指導上の留意点】 古文や漢文に用いられる語句の意味、用法及び文の構造を理解する。また、文章や作品の内容 を構成や展開に即して的確に捉える。辞書を活用し、音読・朗読・暗唱の機会を多く設けて、 古典を読み味わう楽しさを体験する。 学期 月 単元･教材名 指導内容 ★歴史の流れの中で､登場人物の境 大鏡 遇や心情を読み取るとともに歴史 「弓争ひ」 物語の特徴を理解する。 「東風吹かば」 ★敬語の意味と用法について、整理 枕草子 し、理解する。 ５ 「大納言殿参り給ひて」 ★助動詞について確認する。 「雪のいと高う降りた ★辞書をこまめに引かせ、古文の単 るを」 語について、確認する。 物語 ★漢文に親しみ、登場人物の考え方 ６ 「桃花源記」 や話のおもしろさを味わう。 ４ １学期 ７ ９ ２学期 １０ 日記 「紫式部日記」 源氏物語 「廃院の怪」 大和物語 「姨捨」 物語 「人面桃花」 １１ １２ １ ３学期 ２ 雨月物語 「浅茅が宿」 ★筆者のものの見方・感じ方・考え 方を読み取るとともに、当時の宮廷 生活について理解する。 ★物語の展開を語句や表現に即して 理解するとともに、「源氏物語」へ の理解を深める。 ★登場人物の心情を状況や行動に 即して読み取るとともに、和歌の読 解と鑑賞を通して歌物語の特徴を理 解する。 ★敬語表現について学ぶ。 ★助動詞・助詞について確認する。 ★不思議な物語を読み、その作品世 界を理解する。 ★近世小説を読み、話の展開を理解 するとともに、人間の生き方につい て理解を深める。 評価の観点 評価の方法 ★考査の点数は勿論で ★平常点は、ノー あるが、授業中の取り ト 提 出 ・ 課 題 提 組みも評価する。 出・語句の意味調 べ・文法の小テス ★随時辞書を引かせ、 ト・音読の確認な 辞書を使いこなせるよ どでつける。 う指導する。 ★各学期につい ★本文の現代語訳を課 ては、中間考査・ 題として課し、自分で 期末考査（３学期 訳せるかどうか、訳そ に つ い て は 学 年 うと努力するかどうか 末考査のみ）の平 をみる。 均点に０・８を乗 じた点数に２０ ★副教材を使用して助 点 を 上 限 と す る 動詞を順次学び、理解 平 常 点 を 加 え て しているかどうかをみ 評 価 す る こ と を る。 基準とし、教材や 学習内容・生徒の ★単語や文法事項の小 状 況 に よ り 調 整 テストを随時行い、基 していく。 礎知識の定着をはか る。 ★年間の評価は ３個学期の平均 ★漢文については、基 とする。 本的な句法、漢字の読 み・内容理解について、 出来ているかどうかを みる。
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