S 耐‐029 ■ TOYOTA 86 と相性の良いコースで悲願の初優勝を狙うスーパー耐久シリーズ 2015 も、早いもので前半戦が終了。第 4 戦オートポリスからいよいよ後半戦を迎えます。埼玉トヨペット Green Brave はここまで 3 レースを戦い、3 位、 2 位、4 位と上位で完走。強豪チームを抑え、堂々のポイントランキング 1 位に浮上しました。オートポリスは、阿蘇の山々に囲まれた標高約 900m に位置する 1 周 4,674m の中速コース。上りながら加速するコーナーが多く、トラクションのかかりやすい FR（後輪駆動）の TOYOTA 86 に有利なコース。事実、昨年 11 月にオートポリスで行われた第 6 戦では、自社チーム体制初の表彰台フィニッシュ（2 位）を達成しています。今年のクルマは 2014 ▲他の 86 勢やホンダ勢の台頭も予想され、混戦必至です（写真は 2014 年の第 6 戦）年モデルのウィークポイントを解消し、大幅なポテンシャルアップを達成しているのはこれまでの成績が示している通り。いやがおうにも初優勝への期待が高まりますが、去年良かったから今年も絶対に良いとは言い切れないのがレース。遠方での開催のため、テストなしのぶっつけ本番となる上、開催時期変更により（11 月→8 月）、これまでのデータがそのまま使えない可能性も高い。決勝を見据えたチームの頭脳戦はすでに始まっています。 ■予選順位と信頼性がカギになる 3 時間のスプリントレース第 4 戦は前戦の半分以下となる 3 時間レース。そのため、スタート直後から緊張感のある接戦になることが予想されます。好結果を残すためには、予選で上位に入り、なるべく前 ▲昨年第 6 戦の表彰台の様子。このレースをきっかけにチームは大きく成長しましたの位置からスタートすることが非常に重要。予選アタックを務める番場、服部両選手は昨年も見事な走りを見せ、予選 3 位の結果を残しました。クルマの性能を最大限に引き出すプロドライバーならではの予選に注目です。また、ひとつのトラブルが命取りになるので、確実に 3 時間走り切れる信頼性も求められます。これまで全てのレースで完走し、高い信頼性を発揮してきましたが、油断は禁物。現地入りしてからのエンジニアたちによる緻密なコンディション管理も欠かせません。サービスエンジニアは前戦から引き続き参加の古川（川越支店）、坂本（朝霞支店）と、種村（与野支店）、浅見（春日部谷原支店）を加えた 4 名。種村、浅見共にすでに実戦を経験済みで、良い仕事をしてくれるのは間違いありません。チャンピオンを意識しながらの後半戦スタートになりますが、「絶対完走」という ▲頼もしさを感じるエンジニアたち。サービスエンジニアがチームの躍進を支えていますチームの初心を忘れることなく、力強いレースを見せてくれるでしょう。スーパー耐久第 4 戦タイムスケジュール埼玉トヨペット Green Brave ◆8 月 1 日（土）予選スーパー耐久第 4 戦チーム体制 ◆車名／埼玉トヨペット Green Brave（カーNo.52） 12：10～12：55 ピットウォーク ◆クラス／ST-4 クラス ◆ドライバー／A ドライバー番場琢・B ドライバー服部尚貴・C ドライバー平沼貴之 ◆サービスエンジニア／与野支店種村康一・川越支店古川寛大・朝霞支店坂本貴大 13：50～16：00 スーパー耐久公式予選 ◆8 月 2 日（日）決勝 11：45～12：30 ピットウォーク春日部谷原支店浅見雄太 ◆モータースポーツ室エンジニア／関口慎・平須賀正樹・川尻正 ◆チームマネージャー／山岸希 ◆チーム監督／近藤收功 ◆チーム代表／岩田勝俊 12：50～スタート進行 13：20～16：20 スーパー耐久決勝（3 時間） ©2015 Saitama Toyopet co.,Ltd All Rights Reserved.