スーパー耐久シリーズ2015 第4戦 「オートポリス3時間耐久レース」

スーパー耐久シリーズ2015 第4戦
「オートポリス3時間耐久レース」
開催日:2015年7月31~8月2日
コース:オートポリス
Wether/Condition:(予選)晴れ/DRY
Wether/Condition:(決勝)晴れ/DRY
チーム:GRGランサーX
ドライバー: 田ヶ原 章蔵/塚田 利郎/竹田 直人
来場者数:13000人
■公式練習 7月31日
今期もいよいよ後半戦!!本年度のGRGランサーにとっては天王山的なレースです。今回こそは良い結果を出
すべく車両もしっかりと仕上げてくれてチーム全体でも良いムード。ドライバーは田ヶ原選手、今年活躍の竹田選
手、そして地元のスペシャリスト塚田選手と上位を狙えるドライバーラインナップ。公式練習では、田ヶ原選手、塚
田選手、竹田選手が積極的に3枠の走行を行い詰めるところはあるが、全体的には良い感触で終了。明日への
期待が膨らむ。手応えがあったのか?チームは明るい表情で終えることになる。
■ 予選 8月1日
朝から灼熱の暑さで始まった予選。A ドライバーの田ヶ原選手からスタート。しっかりと車の確認をしながら2周ア
タックを決め、予想以上のタイムを叩き出しクラス6台の中、ランサー勢の最速の2番手のタイムをマーク。続いて
の B ドライバー塚田選手も地元のスペシャリストで気合が入る。少し緊張気味だったがしっかりと素晴らしいタイム
を出し、惜しくも2番手には届かなかったがクラス4番手で終え、総合でクラス4番手で予選を終える。予選も速さを
見いだせてチームは明るい雰囲気に。竹田選手は明日へのためにきちんと仕事をこなし、満足の予選日を終える
ことになった!!
◆予選総合タイム順位結果
1: CarNO.59 DAMD MOTUL ED インプレッサ
TIME:4'04.129
2: CarNO.20 RSオガワADVANランサー
TIME:4'06.488
3: CarNO.6 新菱オート☆DIXCEL エボ X
TIME:4'08.230
----------------------------------------------------------------------4:CarNO.505 GRGランサーX TIME:4'08.791
ドライバー: 田ヶ原 章蔵 TIME:2'04.040
ドライバー: 塚田 利郎 TIME:2'04.750
ドライバー: 竹田 直人 TIME:2'08.149
■ 決勝 8月2日
決勝日は、予想を上回る暑さ。しかし沢山のお客様・・RQ まおまおも応援に駆け付けてくれ、そして塚田選手が
バースデーということでチームで楽しい時間を過ごした後・・いよいよ運命の決勝スタート!!しかし残念ながら、
朝のフリー走行でペナルティがあったためピットスタートを余儀なくされる。しかしチームで諦める人間は一人とおら
ず、スタートドライバーの塚田選手が最後尾からどんどんパスして追い上げを図る。しかし・・45分を過ぎたころ
に・・まさかのエンジンストップ・・燃料系のトラブルで再始動ならず・・無念のリタイアになった。スピードはあったの
で悪くても表彰台は確実だったためチームの落胆はかなりのものでした。
しかし、次回岡山に向けチームは前に進むしかありません。次の岡山では昨年のリベンジを含め全力で戦う準備
をして参加しますので、是非に引き続きの多くのファンの方々、スポンサー各位、チーム関係者様の応援、ご支援、
宜しくお願い申し上げます。
1: CarNO. 59 Sturm MOTUL ED インプレッサ 86LAP
2: CarNO.6 新菱オートDIXCEL エボX 84LAP
3: CarNO.7 新菱オートD-LANDEGE エボⅨ 83LAP
リタイヤ:CarNO.505 GRGランサーX
24LAP
■ レース後コメント
◆ 星名 功一代表
マシンの調子が良かっただけに、原因不明のエンジンストップで残念な 結果です。レース終了後、再度エンジン
が掛かっただけに、原因の特定が必要です。残り 2 戦、少しでも良い結果が報告できるように努めます。
◆ 田ヶ原 章蔵選手
スピードがつき結果は残念でしたが、予選も惜しかったですしかなり面白いチームになってきましたね!!塚田選
手も速いので今後が楽しみです!!ペナルティがあってもみんな前を向いて戦ってくれてることを誇りに思います。
同じ方向を向いてくれる、価値感の合う素晴らしい仲間と必ず良い結果を残したいと思います。
◆ 塚田 利郎選手
前回の富士から引き続き AsRacing さんでスーパー耐久を走ることになりました塚田です。さて、今回はチームとし
て重要なレースの一つとして位置づけられているオートポリス戦。前戦富士の悔しさもあり、みんなの士気がとても
高い状態で週末を迎えることになりました。しかし、初めて開催される真夏のオートポリス。ここでの”熱”がドライバ
ーやマシン、そしてタイヤにどのような影響を及ぼすのか他のチームと同様、全くデータが無い中で金曜日のフリ
ー走行が始まりました。 フリー走行では各ドライバーが車やコースに慣れることから始まったのですが、フリー走
行をこなしていくうちに熱によるタイヤのパフォーマンスダウンが各ドライバーの頭を悩ませる事になりました。それ
からミーティングを重ね、セッティングを煮詰めていき大まかな方向性が見えてきた所で金曜日のセッションは終了
しました。そして迎えた土曜日の予選。田ヶ原選手がクラス2位となる2分4秒040のスーパーラップを叩き出しチ
ームのテンションは一気に上がりました。私も田ヶ原選手からいろいろアドバイスをいただき予選に臨んだわけで
すが、100R コーナーで若干ミスしてしまい2分4秒751という結果になり、3位になった同クラスの#6シンリョウ
エボⅩに0.561秒及ばず4位となり、少し悔しい思いはしたものの、翌日の決勝に向けてチームのボルテージは
一気に上がり、表彰台を必ず獲るという気持ちで、決勝日の朝を迎えました。
しかし、好事魔多し。フリー走行が終わり、チームと作戦を話し合った結果、スタートドライバーとして決勝のスター
ティング・グリッドに車を並べたのですが、フリー走行でペナルティがあり、ピットスタートに。1グループ(ST-X、
ST-2、ST-3)が過ぎ、2グループ(ST-4、ST-5)が過ぎてからスタートする事となりました。そこからはとにかく同ク
ラスの車に追いつくべく、精一杯力走を続けたわけですが、迎えた25周目の第2ヘアピンの侵入で突然エンジン
がストップ。
次のバックストレートの下り坂を利用してエンジンをかけようとしたのですがそれも叶わず、その後、チームと無線
で指示を受けあらゆる手を尽くしてピットまで戻ろうと努力したのですが、それでもエンジンは息を吹き返してくれず、
リタイヤをする事になってしまいました。 今回はとても悔しい結果となってしまい、私個人の話ですが、地元と言う
事で沢山の方に応援に来ていただいた事もあり、どうにかして表彰台に乗りたかったのですがそれも叶わなかっ
たので、次の岡山戦に出られるみんなに思いを託しました。 今回地元戦だったので応援に来てくださったたくさん
の方々、そして、素晴らしい走りをしてくれたマシンを作り上げてくれたチームの皆様、様々な形でサポートをしてい
ただいた各スポンサー様に厚く御礼を申し上げます。これからもグルーミーレーシングジーナスへ変わらぬご声援
をお願い申し上げます。ありがとうございました!!
◆ 竹田 直人選手
オートポリスで晴天のレースに出場できて嬉しい限りでした。
熱い中で戦う第4戦は練習走行から手ごたえがありました。
予選は C ドライバー通過タイムをクリアして明日への実験的なライン取りを試すにとどめました。
決勝結果はリタイヤでしたが色んな発見がありこれからの進化が楽しみです。次の戦いに向けて準備は始まって
おります。