S 耐‐024 力強いレースを見せ 3 位表彰台! 3 月 28 日~29 日、栃木県茂木町のツインリンクもてぎでスー パー耐久シリーズ 2015 の第 1 戦(5 時間レース)が行われ、 ST-4 クラスに参戦した♯52 埼玉トヨペット Green Brave(番 場 琢/服部尚貴/平沼貴之)は、チーム最高位タイの予選 2 番手からスタートし、途中トップを走る力強いを見せ 3 位入 賞。目標とする表彰台フィニッシュを果たした。 ■昨年のタイムを大幅に短縮し予選 2 位に スーパー耐久 3 年目のシーズンを迎える埼玉トヨペット Green Brave。今年も モータースポーツ室+店舗サービスエンジニアによるチーム体制で、番場 琢、服部尚貴、平沼貴之のドライバーラインナップもそのまま。マシンはオ フシーズン中に作り込んできたニューボディの TOYOTA86 で、ホワイトメイン のカラーリングに一新された。予選はまず A ドライバーの番場選手がアタッ クし、2 分 9 秒 442 をマーク。グループ 2 位につける。続いて B ドライバーの 服部選手がアタックを行い、グループ 3 位となる 2 分 9 秒 766 をマーク。A、 B 両ドライバーの合算タイムで順位が決まるため、4 分 19 秒 208 で 2 番手の 好位置に。C ドライバーの平沼選手も昨年の予選タイムを 2 秒以上短縮する好 調ぶり。ストップ&ゴーの多いもてぎは 86 の得意なコースとは言い難いが、 これまでの経験を活かして製作されたニューボディが、うまく機能している ようだ。オール自社チーム 2 年目となり、チームのオペレーションもスムー ズ。店舗から応援に駆け付けた 2 人のサービスエンジニア、古川寛大(川越 支店)、梅木祐次郎(上尾支店)もテキパキと自分の役割をこなしていく。事 前テストの甲斐もあり、大きなトラブルもなく 1 日目を終える。 ♯52 埼玉トヨペット Green Brave (番場 琢/服部尚貴/平沼貴之) 決勝:3 位(133 周、5 時間 27 秒 329) 予選:2 位(合算タイム 4 分 19 秒 208) ■初のトップ争いを演じ目標の表彰台へ 1 周のローリングラップの後、5 時間レースがスタート。スタートドライバーは番場選手だ。 2 位をキープして 1 コーナーに飛び込み、トップの♯41 S2000 の背後にピタリとつける。4 周目の 1 コーナーでは♯41 S2000 のインに飛び込み、スーパー耐久参戦以来、初めてトッ プに立った。その後♯41 S2000 はスピンして後退し、今度は♯58 インテグラ、♯333 シビ ックが番場選手を追いかける。♯58 インテグラはもてぎ戦を 2 連覇している強敵で注意が 必要。スタートから約 1 時間 40 分を経過し、予想より燃費が悪かったので、若干早いが最 初のピットインとなった。番場選手から平沼選手に交代し、給油を行う。その後平沼選手 が予定通り約 30 分走行し、服部選手に交代。給油とタイヤ交換を終え、ピットアウトして いく。スタート後 2 時間 30 分を経過した時点で服部選手はトップから約 1 分 30 秒遅れの 6 位。この時点で 2 回ピットに入っているチームは少なく、後半の追い上げに期待が持てる 展開に。3 時間経過時点で 3 位までポジションを回復。残り 1 時間弱で再び番場選手に交代 し、給油のみでピットアウト。2 位の♯86 86 を猛追する番場選手だが、1 秒 297 まで迫っ たところで惜しくもチェッカー。トップの♯58 インテグラから約 15 秒遅れの 3 位で開幕戦 を終えた。第 2 戦は 5 月 23 日・24 日に宮城県のスポーツランド SUGO で行われる。昨年は 予選 2 位からスタートするもトラブルでリタイアしただけに、雪辱が期待される。 ST-4 クラス決勝結果 出走 19 台 1 位:ウィンマックス TEIN ワコーズ KRP DC5(インテグラ) 2 位:GAZOO Racing SPIRIT 86 (TOYOTA86) 3 位:埼玉トヨペット Green Brave (TOYOTA86) 天候:曇り 路面:ドライ ■VOICE FROM DRIVERS&TEAM PRINCIPAL クールスーツとドリンクシステ ムの調子が悪く、非常に暑い中 でのレースでした。ミスをせず コースにとどまることを第一に 考えながら、2 位のクルマを追 いかけました。 開幕表彰台を 目標にしてい たので、チー ムの努力が報 われて良かっ たです。 (番場 琢選手) 途中トップを走っての表彰台フ ィニッシュなので悔しい部分も ありますが、昨年の表彰台とは また違ったものになりました。 今年は強くなった埼玉トヨペッ トのレースを シーズン通し てお見せした いです。次の SUGOでは 表彰台の真ん 中を狙います。 (服部尚貴選手) 開幕戦で表彰台に登れて良かっ たです。僅差の争いになり、予 選から順位をひとつ落としてし まいましたが、この差は自分で 挽回できたのかなと考えると、 悔しいです。 トップを獲れ る確率がさら に高まったと 思うので、こ の流れを継続 したいです。 (平沼貴之選手) ©2015 Saitama Toyopet co.,Ltd All Rights Reserved. 開幕戦を終え、やっと今シーズ ンがスタートしたという実感で す。私を含む全スタッフそれぞ れに課題があり、それが 2 位と の差に表れました。チームがさ らに進化する きっかけにな ったレースで した。次戦の SUGOでは 昨年の悔しさ を晴らします。 (チーム代表:岩田勝俊)
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