大接戦の末2位入賞!

10 月 31日(土)
2015 年 10 月 24 日(土)・25 日(日)
S 耐‐034
RACE REPORT
スーパー耐久シリーズ 2015 第 6 戦・鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)
大接戦の末 2 位入賞!
86 初の年間チャンピオンに
三重県の鈴鹿サーキットでスーパー耐久第 6 戦の決勝(3 時間レース)が行わ
れ、予選 1 位からスタートした♯52 埼玉トヨペット Green Brave(番場 琢/
服部尚貴/平沼貴之)は、チャンピオンを争う♯13 ENDLESS・ADVAN・86 にコ
ース上で競り勝ち 2 位。86 初となる ST-4 クラスチャンピオンに輝いた。
■コースレコードを更新し初の予選 1 位
チャンピオン獲得を目指し、必勝体制で鈴鹿に乗り込んだ埼玉トヨペット Green
Brave。現在ランキングトップをキープしているが、ポイント差は拮抗しており、
上位 6 チームまでチャンピオンの可能性がある。王座獲得のための最短ルートは
優勝だ。チームは金曜日から走行開始。スーパー耐久シリーズ最長コース(1 周
5,807m)に合わせたセットアップをスタートさせる。この日のベストタイムは番
場選手がマークした 2 分 21 秒 309。昨年のレース中のベストタイムを大幅に上
回り、順調な仕上がりを見せる。土曜日に行われた予選でも好調を維持。A ドラ
イバーの番場選手、B ドライバーの服部選手ともにコースレコードを上回るタイ
ム(番場選手 2 分 20 秒 238、服部選手 2 分 20 秒 035)をマーク。2 位に約 2 秒
差(合算タイム)をつけて、チーム初となる予選 1 位を獲得した。ランキング 2
位と 3 位のチームは後方に沈んでいる。決勝レースに向けて絶好のスタート位置
を確保し、ポールポジションにより貴重な 1 ポイントを獲得した。
決勝結果(ST-4 クラス)
♯52 埼玉トヨペット Green Brave
(番場 琢/服部尚貴/平沼貴之)
決勝:2 位
予選:1 位(合算タイム 4 分 40 秒 273)
■チャンピオンを争う 2 台のガチンコ対決に
スタートドライバーは番場選手。予選 1 位の優位性を活かして番場選手が上位
をキープ、平沼選手が間をつないで、服部選手がレースをまとめる作戦だ。決
勝スタート。♯52 番場選手はトップをキープしたまま 1 周目を終える。ランキ
ング 2 位の♯13 ENDLESS・ADVAN・86 は後方に沈んでいる。スタートから約 35
分後、アクシデントにより SC(セーフティカー)導入。上位陣が続々とピット
インするが、♯52 番場選手は SC の隊列にとどまり、トップで周回を続ける。し
かし、SC 解除わずか約 5 分後に再びアクシデント発生。2 回目の SC 導入となる。
チームはピットインを決断。番場選手から平沼選手に交代するが、平沼選手を 1
周で呼び戻す。SC を利用して 2 回のドライバー交代義務をクリアし、服部選手
に残りのレースを託すためだ。服部選手はグングン順位を上げ 2 時間経過時点
でトップを走行。この作戦は成功したかに思われた。しかし、残り約 40 分とい
うところでアクシデント発生。この日 3 回目となる SC 導入により、♯52 服部選
手と 2 位の♯13 山内選手との差が一気に縮まる。2 台のポイント差はわずか 1
点。前に出た方がチャンピオンだ。残り約 20 分で SC 解除。コースのあちこち
で大バトルを繰り広げる 2 台。ランキング下位の♯93 S2000 に抜かれ、順位を
ひとつずつ下げるが、おかまいなしの接近戦は延々続く。♯52 服部選手が♯13
山内選手にコンマ 5 秒差をつけ 2 位でチェッカー。4 ポイント差でトヨタ 86 初
となる ST-4 クラスチャンピオンに輝いた。また、この日がデビューレースとな
った埼玉トヨペット Green Brave マーク X G’s(脇阪寿一/脇阪薫一)も、数々
のトラブルを乗り越え ST-3 クラス 5 位入賞。チャンピオン獲得に華を添えた。
ST-4 クラス決勝結果
1 位:TAKUMI×UEMATSU×SKR S2000
(ホンダ S2000)
67 周
2 位:埼玉トヨペット Green Brave
(TOYOTA 86)
67 周
3 位:ENDLESS・ADVAN・86
(TOYOTA 86)
67 周
天候:晴 路面:ドライ 出走:19 台
順位 車番
1
52
2
13
3
58
4
40
5
95
6
86
ST-4 クラスポイントランキング
チーム
ポイント
埼玉トヨペット Green Brave
84.0
ENDLESS SPORTS
80.0
小林自動車レーシングプロジェクト
73.0
TRACY SPORTS
67.5
TEAM SPOON
57.5
TOYOTA Team TOM’S SPIRIT
55.5
※トップ 6 まで(24 台中)
■VOICE FROM DRIVERS&TEAM PRINCIPAL
1 回目の SC 時にピット
インするか悩みました
が、ある程度走るまでは
ピットに入らないとチ
ームと決めていました。
平沼選手をチャンピオ
ンにすることができ、ま
た埼玉トヨペットのメ
カニックたちがつくっ
たクルマで 1 位になり、
本当にうれしいです。
(番場 琢選手)
SC が入り、13 号車とガ
チンコ対決になりまし
た。神様は簡単にチャン
ピオンをとらせてくれ
ないですね。向こうも抜
かないとチャンピオン
になれないので、ガンガ
ンきましたが、埼玉トヨ
ペットのために絶対譲
れませんでした。前でゴ
ールでき良かったです。
(服部尚貴選手)
運良く 2 回目の SC が入
り、服部さんがロングで
いける時間になったの
で、送りバントに徹しま
した。チャンピオンをと
り、レースでも 2 位に入
り、みんな喜んでいま
す。表彰台からの景色は
緑色だらけ。みんなに応
援してもらい、支えられ
ていると思いました。
(平沼貴之選手)
マーク X のデビューに携
われて幸せです。トヨペ
ットの代表車種である
マーク X でレースをする
という埼玉トヨペット
の思いと、マーケティン
グにつながるレースを
していきたいという私
の思いが一致し、参加し
ました。来年につながる
仕事ができました。
(脇阪寿一選手)
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走り始めの状態を考え
ると、完走できたのはす
ごいこと。十分な結果だ
と思います。メカニック
が毎晩いろいろやった
ことが報われ、ドライバ
ーたちもチームの発展
に貢献できました。今後
が楽しみなチームで、モ
ータースポーツを盛り
上げてほしいですね。
(脇阪薫一選手)
一年間ご声援ありがとうございました。
埼玉トヨペット Green Brave PARTNERS
協賛各社
株式会社アシスト・ワン
株式会社岡崎巧芸
東京純豆腐
富士ゼロックス埼玉株式会社
アルパインマーケティング株式会社
EMG マーケティング
合同会社(モービル1)
株式会社カーグラス・JP
埼群スリーボンド株式会社
トヨタ部品埼玉共販株式会社
株式会社プロジェクト・ミュー
トヨタホーム東京株式会社
株式会社 FM NACK5
株式会社デンソーセールス
株式会社ハッポーライフ彩生
株式会社プロモーション
丸和工業株式会社
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