○平 28 年度版『伝え合う言葉 中学国語2』年間学習指導計画(案) 指導 時期 単 元 教材名 配当 時数 教材目標 学習活動の流れ 2015.7 評価規準例 学習指導要領 との対応 (*)は本教科書独 自の言語活動例 虹の足 2 ●見えている「虹 1 「虹の足」などの比 ◇国語への関心・意欲・態度 C(1)ア (内,書 の足」によっ 喩的な表現が表して ・詩を読み,内容や表現の仕方 伝国(1)イ(イ) 1) て,見えてい いるものを考えなが について感想を話し合おうとし 言語活動例 ない「虹の足」 ら,感想を交流する ている。 C(2)ア に つ いて 考 え ことをとおしてこの詩 ◇読む能力 る。 にこめられた作者の ・比喩的な表現などに注意して 感動を読み取る。 読んでいる。 ◇言語についての知識・理解・ 技能 ・抽象的な概念を表す語句,類 義語と対義語,同音異義語や 多義的な意味を表す語句など について理解し,語感を磨き 語彙を豊かにしている。 2 比喩で題名を決 め,詩を創作する。 ◇書く能力 B(1)ウ ・心情が相手に効果的に伝わる ように,描写を工夫して書いて いる。 一 言 葉 4月 【 話 す 聞 1 1 グループで,封筒 ◇国語への関心・意欲・態度 A(1)エ 伝国(1)イ(オ) く】 の中に隠された言葉 ・必要な情報を得るために,積極 質問する力 を当てるために,内 的に質問を繰り返そうとしてい 言語活動例 をつける 容を考えて質問し合 る。 A(2)ア う。 が ◇話す・聞く能力 ・必要な情報を得るために質問を 照 し,それに対する回答を注意し ら て聞き,自分が考えていた答 し えと比較している。 出 ◇言語についての知識・理解・ す 技能 ・相手や目的に応じて話や文章 の形態や展開に違いがあるこ とを理解している。 タオル 6 ●描写の効果や 1 全文を通して読み, 登場人物の言 動の意味に着 目して,作品を 2 初発の感想を書き, 読み深める。 ●少年の気持ち ◇国語への関心・意欲・態度 C(1)ア 登場人物やあらすじ ・物語を読んで,内容や表現の C(1)イ について確認する。 仕方について感想を交流しよ ◇読む能力 で共有する。 ・描写の効果,登場人物の言動 が変化すること 3 祖父をめぐ る人々 の意味につい の思いを捉え,祖父 て,自分の考 の人物像について えをもつ。 うとしている。 読みの課題を全体 考える。 の意味などを考え,内容の理 解に役立てている。 ◇言語についての知識・理解・ 技能 4 場面ごとの「少年」 ・抽象的な概念を表す語句,類 の心情の変化を捉 義語と対義語,同音異義語や え,その理由も考え 多義的な意味を表す語句など る。 について理解し,語感を磨き 5 「タオル」が果たした 1 語彙を豊かにしている。 伝国(1)イ(イ) 言語活動例 C(2)ア 役割について考え をもつ。 6 語り方の特徴を捉 え,その効果につい て感想をもち,まと めの感想を書く。 【 話 す 聞 4 ●台本をもとに, 1 全文を読み,図表 く】 プレゼンテー 図表を用い ションをする。 て提案する ●図表などの資 料を用いて, 構成や展開を 考えて話す。 ◇国語への関心・意欲・態度 A(1)ア を用いて提案するた ・調べてわかったことや考えたこ A(1)イ めに , ど の よ う な 順 となどに基づいて発表しようと A(1)ウ 序で活動すればよ している。 伝国(1)イ(オ) ◇話す・聞く能力 言語活動例 2 調査などを行い,収 いのかを確認する。 ・異なる立場を想定して,図表な A(2)ア 集した情報をもと どの資料を用いながら,論理 に,資料を作成す 的な構成や展開を考えて発表 る。 している。 3 プレゼンテーション のための台本を作 る。 ◇言語についての知識・理解・ 技能 ・相手や目的に応じて,話や文 4 資料を提示しなが ら,プレゼンテーショ 章の形態や展開に違いがある ことを理解している。 ンを行い,提案のあ り方について友達と 意見を交換する。 言葉の小窓 2 ●方言と共通語 1 方言で書かれた文 1 の特徴につい を読み比べ,気づい 方言と共通 て知る。 たことを話し合う。 語 2 方言について理解 を深め,方言と共通 5月 二 関 係 を 掘 り 起 こ す 言葉(解説) 語 の 使 い分 け に つ 1 いて考え,自分たち 方言と共通 の言語生活を振り返 語 る。 ◇国語への関心・意欲・態度 伝国(1)イ(ア) ・共通語と方言の特徴をふまえ, すすんで課題に取り組もうとし ている。 ◇言語についての知識・理解・ 技能 ・共通語と方言の果たす役割に ついて理解している。 日本の花火 5 ● 筆 者 のも の の 1 全文を通読し,筆 ◇国語への関心・意欲・態度 C(1)ア の楽しみ (内,書 見方や考え方 者 が 読 者 に 問 いか ・筆者のものの見方や考え方に C(1)イ 1) を捉え,「日本 けている一文を抜き 関心をもち,「日本の花火の魅 の花火の魅 出し,その答えを一 力」についてまとめようとしてい 言語活動例 力」についてま 文でまとめる。 る。 C(2)イ とめる。 2 第二 大段 落か ら, ◇読む能力 ●全体と部分と 日本の花火の美し ・文章全体と部分との関係に着 の関係に着目 い形・色を実現する 目して読み,筆者のものの見 して文章を読 ための花火玉の仕 方や考え方を捉えるとともに, む。 組みについて示され 「日本の花火の魅力」について ているところを抜き まとめている。 出す。 3 第三 大段 落か ら, ◇言語についての知識・理解・ 技能 花火師の理想とする ・抽象的な概念を表す語句に注 花火の「形」や「変 意し,その意味を的確に理解 化」が示されていると して読んでいる。 こ ろ を 抜 き出 し , 理 想の花火について 話し合う。 4 第四段落の結論部 分をふまえながら, 2 伝国(1)イ(ウ) 筆者が述べている 日本の花火の魅力 について,その中の 一つを選び,文章に まとめる。 5 私たちの社会や日 【書く】 5 ◇書く能力 常 生 活 の中 で思 い ・「日本の○○の魅力」につい 起 こさ れ る「 日 本 の て,多様な方法で材料を集め ○○の魅力」につい ながら,自分の考えをまとめて て,文章にまとめる。 いる。 B(1)ア ●自分の意見 1 新聞の投書記事を ◇国語への関心・意欲・態度 B(1)ア 新聞の投書 (立場)にそっ 書くための活動の流 ・多様な考えができる事柄につい B(1)イ 記事を書く て投書記事を れと,「構成の型」を て,立場を決めて意見を述べ 書く。 確認する。 る文章を書こうとしている。 ●「構成の型」を 2 「表現テーマ例集」 用いて,文章 を参考にして,投書 ・社会生活の中から課題を決め, を書く。 記事のテーマを決 多様な方法で材料を集めなが める。 ら,立場を明確にして,文章の 3 「構成の型」を用い て意見文を書く。 4 自分の意見を振り 返り,表現や構成に 注意して,推敲す る。 ◇書く能力 伝国(1)イ(オ) 言語活動例 B(2)イ 構成を理解して自分の意見を 書いている。 ◇言語についての知識・理解・ 技能 ・相手や目的に応じて,話や文 章の形態や展開に違いがある 5 書いた文章を友達 ことを理解している。 と読み合い,意見を 交換する。 漢字の広場 6月 ●似た形や まち 1 似た形の漢字,まち ◇国語への関心・意欲・態度 伝国(1)ウ(ア) 1 1 がえやすい漢 がえやすい漢字に ・字形の似た漢字やまちがえや 伝国(1)ウ(イ) まちがえや 字についての ついて理解を深め, すい漢字について興味をも すい漢字 理解を深め 書 き 分 け られ るよ う ち,その違いを積極的に見つ る。 にする。 けようとしている。 ◇言語についての知識・理解・ 技能 ・字形と音,字形と意味の関係を 理解し,正しい字形で漢字を 書いている。 言葉の小窓 2 ●話し言葉と書 1 教材文を読み,話 2 き言葉の,そ し言葉と書き言葉の 話し言葉と れぞれの特徴 違いに気づく。 書き言葉 を捉える。 2 「解説」を読み,話 し言葉と書き言葉の 言葉(解説) 特徴を捉える。 2 ◇国語への関心・意欲・態度 伝国(1)イ(ア) ・話し言葉と書き言葉の特徴につ いて,日常生活に即して考え ようとしている。 ◇言語についての知識・理解・ 技能 ・話し言葉と書き言葉の,それぞ 話し言葉と れの特徴をあげている。 書き言葉 三 自 夢を跳ぶ 4 ●さまざまな方法 1 『夢を跳ぶ』を読 (内,書 で集めた情報 み,感想を交流す 2) の中から適切 る。 ◇国語への関心・意欲・態度 C(1)オ ・図書館やインターネットなどを 伝国(1)イ(オ) 活用して得た情報を比較し 言語活動例 て,自分の考えに生かそうとし C(2)ウ 己 なものを選び, 2 「みちしるべ」を読 を 自分の考えを み,自分の考えをま ている。 ひ まとめる。 とめる方法と手順を ◇読む能力 3 ら 確認する。 く ・多様な方法で選んだ本や文章 などから適切な情報を得て, 課題について調べている。 ◇言語についての知識・理解・ 技能 ・相手や目的に応じて,話や文 章の形態や展開に違いがある ことを理解している。 3 マッピングなどで自 ◇書く能力 分の課題を決め,図 ・事実や事柄,意見や心情が相 書館やインターネッ 手に効果的に伝わるように,説 トを活用して資料を 明や具体例を加えて書いてい 集める。 る。 B(1)ウ 4 情報を整理して,自 分の考えをレポート にまとめる。 物語を読み 3 解く ●言語表現を映 1 作品を読むというこ ◇国語への関心・意欲・態度 C(1)オ 像表現に変換 とと「語り直す」こと ・言語表現と映像表現のそれぞ 伝国(1)イ(オ) することで,そ を,『ごんぎつね』に れの特徴を比較し,作品につ 言語活動例 れぞれのメデ ついての記憶と結び いての自分の考えを深めようと C(2)ウ ィアの特性を つけて考える。 している。 知り,解釈を広 げる。 2 『ごん ぎつ ね』の4 ・読んだ文章から適切な情報を 映像や作り手の捉え 得て,言語表現と映像表現の 方について考える。 3 「言語の『語り』,映 像の『語り』」を読 7月 2 技能 ・相手や目的に応じて,話や文 ィアの特性について 章の形態や展開に違いがある ●活用のない自 1 名詞の種類と用法 1 立語を理解す について理解を深 活用のない る。 自立語 違いについて考えている。 ◇言語についての知識・理解・ み,それぞれのメデ 考えを深める。 文法の小窓 ◇読む能力 つの絵コンテから, める。 ことを理解している。 ◇国語への関心・意欲・態度 伝国(1)イ(エ) ・活用のない自立語の性質やは たらきについて理解しようとし 2 連 体 詞, 副 詞 , 接 続詞,感動詞の種 文法(解説) 類や用法について, 1 理解を深める。 活用のない ている。 ◇言語についての知識・理解・ 技能 ・活用のない自立語の性質やは たらきについて理解している。 自立語 漢字の広場 1 ●漢字の成り立 1 漢字の成り立ちに ◇国語への関心・意欲・態度 伝国(1)ウ(ア) 2 ち に つ いて の 漢字の成り 理解を深め ついて理解を深め, ・漢字の成り立ちに興味をもち, 伝国(1)ウ(イ) 漢字の意味や用法 それについての知識を深めよ 立ち る。 の理解に役立てる。 うとしている。 ◇言語についての知識・理解・ 技能 ・漢字の成り立ちの六つの原理 について理解している。 四 9月 表 現 を 近代の短歌 3 ●情景や心情を 1 声に出して短歌を (内,書 掘り起こし,声 読み,情景や心情を 1) に出して短歌 を読む。 味わう。 2 感想を交流すること をとおして,作者の 4 ◇国語への関心・意欲・態度 C(1)ア ・内容や表現の仕方について感 C(1)イ 想を交流しようとしている。 伝国(1)ア(ア) ◇読む能力 言語活動例 ・描写の効果を考え,内容の理 C(2)ア 見 思いや感動を支え つ ている表現に着目 め し,短歌にこめられ る た思いや感動を読 み取る。 解に役立てている。 ◇言語についての知識・理解・ 技能 ・作品の特徴を生かして朗読する などして,近代短歌の世界を 楽しんでいる。 3 短歌のきまりを知 り,短歌を創作す る。 ◇書く能力 B(1)ウ ・情景や心情が効果的に伝わる ように,取り入れて創作してい る。 夏の葬列 6 ●構成や展開の 1 全文を通して読み, ◇国語への関心・意欲・態度 C(1)イ 特徴を捉え, 難しい語句について ・構成や展開の特徴を捉え,人 C(1)ウ 人物の心情の 調べ,あらすじを把 物の心情の変化について感想 変化について 感想を交流す る。 ●人物の描写や 人称代名詞に 握する。 2 物語の展開を捉 ・人物の描写や人称代名詞に着 おして読みの課題を 目し,その役割や効果につい 設定する。 て理解を深めている。 3 人物の心情の変化 役割や効果に を捉え,それについ つ いて 理解 を て感想を交流する。 4 結末部分について 言語活動例 C(2)ア え,感想の交流をと 着目し,その 深める。 を交流しようとしている。 ◇読む能力 伝国(1)イ(イ) ◇言語についての知識・理解・ 技能 ・指示語の役割や効果について 理解している。 考えを深め,話し合 いをする。 5 物語の展開や表現 の工夫がどのような 効果をもたらしてい るか考える。 6 主人公の人称の使 い分 け の 効 果 に つ いて理解を深める。 【書く】 4 ●表現の仕方を 1 写真A・Bの人物像 写真から物 工夫して,物 を設定し,比喩や描 語を創作す 語を創作す 写を用いて表現す る る。 る。 ◇国語への関心・意欲・態度 B(1)ウ ・表現の仕方を工夫して,物語を 伝国(1)イ(オ) 創作しようとしている。 ◇書く能力 B(2)ア ●描写や比喩な 2 他の写真と組み合 ・心情が効果的に伝わるように, どを用いて, わせて人物との関連 描写や比喩などを取り入れて 心情を効果的 を考える。会話やで に伝える。 きごとなどを考え,物 語の筋を決める。 言語活動例 書いている。 ◇言語についての知識・理解・ 技能 3 描写や比喩を用い ・相手や目的に応じて,話や文 ながら,物語を創作 章の形態や展開に違いがある する。 ことを理解している。 4 作品を読み返し, 心情を効果的に伝 える工夫について振 り返る。 漢字の練習 ― ― ― ― 1 10 月 漢字の広場 伝国(1)ウ(ア) 伝国(1)ウ(イ) 1 ●漢字の多義性 1 漢字の多義性につ ◇国語への関心・意欲・態度 伝国(1)イ(イ) 3 についての理 漢字の多義 解を深める。 いて理解を深め,漢 ・漢字の多義性について興味を 伝国(1)ウ(ア) 字の意味や用法の もち,それについての理解を 伝国(1)ウ(イ) 5 性 理解に役立てる。 深めようとしている。 ◇言語についての知識・理解・ 技能 ・漢字のもつ複数の異なる意味を 理解し,熟語を正しく書き表し ている。 敦盛の最期 3 ●登場人物の言 1 歴史的仮名遣いに 動や心情につ いて 話し合 い,作品の理 解を深める。 ◇国語への関心・意欲・態度 伝国(1)ア(ア) 注意して音読し,表 ・七五調のリ ズムや音 便,擬 態 伝国(1)ア(イ) 現や人物像につい 語・擬音語を意識して読もうと C(1)イ て課題をもつ。 している。 言語活動例 2 係 り結 び な ど の 表 ●文章の特徴を 現に注目して「敦盛 生かして朗読 の最期」をいくつか し,物語に親し の場面に分け,敦盛 む。 の心情や直実の心 情の変化について 話し合う。 3 一人で,あるいは役 ◇読む能力 C(2)ア ・登場人物の言動からわかること をノートにまとめている。 ◇言語についての知識・理解・ 技能 ・教科書の記述を根拠に自分の 考えをノートに書き,発表して いる。 割を決めて朗読し, 作品世界を味わう。 随筆の味わ 3 い ● 古 人 のも の の 1 仮名遣いに注意し 見方や考え方 に対して,自 分の考えをも つ。 五 伝 統 を ながら音読し,どの ・古人のものの見方や考え方に C(1)エ ような季節感や人間 対して自分の考えをもとうとし 言語活動例 観が述べられている ている。 (*) か課題をもつ。 ◇読む能力 2 『枕草子』を読んで ・言葉の意味を正確に捉えなが 正確に捉えな 季節の情景を捉え, ら読み,筆者の思いを想像し がら読み,筆 感想を交流する。 ている。 者の思いを想 3 『徒然草』を読んで 筆者の考え方を捉 え,それに対する自 い 分の考えを文章にま だ す 伝国(1)ア(イ) ●言葉の意味を 像する。 見 ◇国語への関心・意欲・態度 ◇言語についての知識・理解・ 技能 ・古語の意味を正確に捉えてい る。 とめる。 二千五百年 3 ●表現を確かめ 1 書き下し文を音読し 前からのメ ながら,内容 たり暗唱したりして, ッセージ について自分 の考えをまとめ る。 ●文章の特徴を 漢文に親しむ。 ◇国語への関心・意欲・態度 伝国(1)ア(ア) ・二千五百年前もの昔の言葉が C(1)エ 現在もことわざや成句として生 言語活動例 2 孔子の言葉から選 活の中に脈々として生き続け (*) んで,よい点を話し ていることを捉えようとしてい 合う。 る。 生かしながら 3 『論語』の言葉を調 ◇読む能力 音読したり暗 べ,心に響いた表現 ・孔子のものの見方や考え方の 唱したりして, や 内 容 に つ いて 自 中で,心に響いた表現や内容 漢文の表現に 分の考えを文章にま について,知識や経験と関連 慣れる。 とめる。 づけて自分の考えをまとめて いる。 ◇言語についての知識・理解・ 技能 ・作品の特徴を生かして朗読した り暗唱したりするなどして,古 典の世界を楽しんでいる。 【書く】 お礼の手紙 4 ●相手や目的に 1 誰にどのようなお礼 応じて,お礼 の手紙を書くのかを 6 ◇国語への関心・意欲・態度 B(1)エ ・相手や目的を意識して,お礼の 伝国(1)イ(オ) を書く の手紙を書く。 決め,手紙の形式な ●「推敲のポイン どについて確認す ◇書く能力 る。 ・心情が効果的に伝わるように, ト」にそって手 紙を推敲す る。 2 「していただいたこ と」をメモに書き出 し,手紙の形式をふ まえて下書きをす る。 手紙を書こうとしている。 言語活動例 B(2)ウ 描写や比喩などを取り入れて 書いている。 ◇言語についての知識・理解・ 技能 ・相手や目的に応じて,話や文 3 「推敲のポイント」に そって下書きを推敲 章の形態や展開に違いがある ことを理解している。 する。 4 友 達と 下 書 きを 読 み合ったあとに清書 する。 言葉の小窓 2 ●敬語のはたら 3 きや特徴につ 敬語 いて知る。 1 敬語のはたらきと用 法について知る。 2 敬語を使った表現 について,その使い 言葉(解説) 分けを理解する。 3 ◇国語への関心・意欲・態度 伝国(1)イ(ア) ・敬語の種類とはたらきについて 理解しようとしている。 ◇言語についての知識・理解・ 技能 ・敬語の種類とはたらきについて 敬語 理解している。 坊っちゃん 3 ●わが国を代表 1 『坊っちゃん』を読 ◇国語への関心・意欲・態度 C(1)オ する作家とそ み,感想の交流をと ・読書案内や文学史年表,学校 伝国(1)ア(イ) の作品につい おして近代文学へ 図書館等の施設などを活用し 言語活動例 の関心をもつ。 て得た情報を比較して本を選 C(2)ウ てふれ,近代 の小説や物語 を読む。 11 2 読書案内や文学史 年表などを参考にし いる。 て,近代の小説や物 ◇読む能力 語を探して読む。 ・作品・作家についての資料など 3 自分の読んだ小説 を参考にしながら,近代の名 や物語の内容紹介 作を読み,作品のあらすじを捉 をとおして,近代文 えている。 学への関心を深め 月 び,作品の紹介をしようとして る。 ◇言語についての知識・理解・ 技能 ・近代文学に表れたものの見方 や考え方にふれ,登場人物や 作者の思いなどを想像してい る。 水の山 士山 六 他 者 と 生 き る 富 3 ●富士山の恵み 1 全文を通して読ん ◇国語への関心・意欲・態度 C(1)ア について,筆 で概要を捉え,小見 ・筆者の考えや説明的文章の表 C(1)イ 者の考えを捉 出しを考えながら段 現について関心をもち,自分 C(1)ウ え,自分の考 落分けをする。 の考えを述べようとしている。 伝国(1)イ(ウ) えをまとめる。 ●取り上げてい 2 事例の提示や,問 いと答えの関係を確 ◇読む能力 言語活動例 ・筆者の考えや文章の構成や展 C(2)イ る事例の提示 かめながら読む。 開,表現の仕方について,根 の仕方と,問 3 富士山の恵みにつ 拠を明確にして自分の考えを いと答えの関 いての筆者の考えを 係 を 確 か めな 捉え,それについて がら読む。 の自分の考えをまと める。 まとめている。 ◇言語についての知識・理解・ 技能 ・文の中の文の成分の順序や照 応,文の構成などについて考 えている。 7 ガイアの知 5 ●自然や知性に 1 全文を通して読ん 性 ◇国語への関心・意欲・態度 C(1)ア (内,話 対する筆者の で概要を捉え,小見 ・文章を読み,内容や表現の仕 C(1)イ 聞1) 考え方につい 出しを考えながら段 方について自分の考えをも C(1)ウ て,自分の考 落分けをする。 とうとしている。 伝国(1)イ(ウ) ◇読む能力 言語活動例 ●文章の構成や えをまとめる。 や象の知性」につい ・文章の構成や表現の仕方につ C(2)イ 展開,表現の て,筆者がどのよう いて,根拠を明確にして自分 仕方を確かめ に考えているか根拠 ながら,筆者 を明らかにして捉え の考えの根拠 る。 を明確にして 読む。 2 「人間の知性」「鯨 の考えをまとめている。 ◇言語についての知識・理解・ 技能 3 筆者の考えに対し ・文の中の文の成分の順序や照 て,自分の考えを根 応,文の構成などについて考 拠を明らかにしてま えている。 とめる。 4 筆者の主張と文章 の構成や表現の仕 方を関連づけなが ら,『水の山 富士 山』と『ガイアの知 性』を読み,二つの 文章の特徴をまとめ る。 5 筆者の考えに対す ◇話す・聞く能力 A(1)イ る自分の考えや,二 ・異なる立場や考えを想定して自 A(1)エ つの文章の特徴な 分の考えをまとめて話し,話の どについて,論理的 論理的な構成に注意して聞き な構成を考えて話 自分の考えと比較している。 し,友達と自分の考 えとを比較しながら 聞く。 漢字の練習 ― ― ― ― 2 【 話 す 聞 伝国(1)ウ(ア) 伝国(1)ウ(イ) ● 友 達のス ピ ー 1 自分の考えを広げ く】 4 チを聞いて, るための聞き方につ 話を聞いて 自分の考えと いて確認する。 自分の考え 比べる。 と比べる 2 話す側,聞く側の役 ◇国語への関心・意欲・態度 A(1)エ ・話し手が話しやすい聞き方につ 伝国(1)イ(オ) いて考えたり,話を聞いて意見 言語活動例 を述べたり質問をしたりしようと A(2)ア ●論理や構成の 割を確認し,聞き手 仕方を評価し はスピーチを聞き, ◇話す・聞く能力 ながら聞く。 自分の考えと比較し ・話の論理的な構成や展開など ながら評価する。 3 前時の学習を振り 返り,友達のスピー 12 チを聞く。 月 している。 に注意して聞き,自分の考えと 比較している。 ◇言語についての知識・理解・ 技能 4 自分の考えがどの ・相手や目的に応じて,話や文 ように広がったのか 章の形態や展開に違いがある をまとめる。よりよい ことを理解している。 聞き方について友 達と話し合う。 【書く】 ●筆者の主張に 1 『ガイアの知性』を ◇国語への関心・意欲・態度 B(1)オ 意見文を読 4 対する意見文 読み,筆者の自然 ・多様な考えができる事柄につい 伝国(1)イ(オ) み合う を書く。 観(主張)を捉え,自 て,立場を決めて意見を述べ 言語活動例 分の考えをもつ。 る文章を書こうとしている。 B(2)イ ●互いに読み合 8 い,文章の表 現を高める。 2 「序論―本論―結 ◇書く能力 論」の構成で,根拠 ・書いた文章を互いに読み合い, をあげて,意見文を 文章の構成などについて,意 書く。 見を述べたり助言したりしてい 3 書いた文章を推敲 する。 る。 ◇言語についての知識・理解・ 4 「交流カード」や付 技能 箋などを用いて,友 ・相手や目的に応じて,話や文 達と文章を読み合っ 章の形態や展開に違いがある たあとに,清書す ことを理解している。 る。 文法の小窓 3 ●用言の活用と 1 教材文を読み,活 2 種類・用法を 用のある自立語に ・用言の活用を中心に,それぞ 活用のある 理解する。 ついて理解を深め れの品詞の性質とはたらきに る。 ついて理解しようとしている。 自立語 2 「解説」を参考に, 文法(解説) 動詞の種類や役割 2 について理解を深 活用のある める。 自立語 ◇国語への関心・意欲・態度 伝国(1)イ(エ) ◇言語についての知識・理解・ 技能 ・用言の活用を中心に,それぞ れの品詞の性質とはたらきに 3 「解説」を参考に, ついて理解している。 形容詞や形容動詞 の活用や役割につ いて理解を深める。 学ぶ力 5 ● 筆 者 のも の の 1 全文を通して読み, (内,書 見方や考え方 1) を捉え,知識 や 体 験 と関 連 C(1)ア 文章の構成や展開 ・筆者のものの見方や考え方を C(1)イ に注意して概要を捉 捉え,知識や体験と関連づけ C(1)エ える。 て自分の考え方をまとめようと 伝国(1)イ(オ) づけて自分の 2 全文を,提案・解 している。 言語活動例 考えをまとめ 説・例示の観点から ◇読む能力 る。 整理し,「学ぶ力が ・文章の全体と部分の関係や, 伸 び る」 条 件 を ま と 例示などの効果を捉えてい める。 る。 ●文章全体と部 分との関係 や,例示など 3 筆者の主張を読む の効果を捉え ことをとおして,自分 る。 の体験を思い起こし ・相手や目的に応じて,話や文 自 たり考えを深 めたり 章の形態や展開に違いがある 己 する。 ことを理解している。 七 1月 ◇国語への関心・意欲・態度 と 4 文章の構成や例示 対 などの,表現の工夫 話 や 効 果 に つ いて 考 C(2)イ ◇言語についての知識・理解・ 技能 える。 す る 5 筆者の問題提起に 対する自分の考えを 文章にまとめる。 ◇書く能力 B(1)ウ ・事実や事柄,意見が効果的に 伝わるように,説明や具体例を 加えて書いている。 【書く】 ●複数の考え方 1 根拠が明確な文章 四コマ漫画 がある問題に から意見文 ついて,意見 を書く 6 文を書く。 ◇国語への関心・意欲・態度 B(1)ア を書くための順序や ・多様な考えができる事柄につい B(1)イ 方 法 に つ いて 理 解 て,立場を決めて意見を述べ B(1)ウ る文章を書こうとしている。 B(1)エ する。 ●自分の主張の 2 四コマ漫画を読ん 根拠を示して, で自分の「課題」をも 文章を書く。 つ。 ◇書く能力 B(1)オ ・自分の立場を明確にして,「事 伝国(1)イ(オ) 実」「理由づけ」「主張」を整理 9 言語活動例 3 自分の考えを「事 実」「理由づけ」「主 張」の形で整理し, 「主張」の根拠を明 確にする。 4 「頭括型」「尾括型」 「 双 括 型 」か ら構 成 し,根拠をあげて,文章を書い B(2)イ ている。 ◇言語についての知識・理解・ 技能 ・相手や目的に応じた文章の形 態や展開の違いを理解してい る。 を選び,意見文を書 く。 5 書いた文章を推敲 する。 6 友達と文章を読み 合い,説得力のある 文章について考え る。 言葉の小窓 ●日常の生活で 1 教材文,「解説」を 4 2 使う言葉を,い 読み,類義語・対義 ◇国語への関心・意欲・態度 ・類義語と対義語,多義語や同 類義語・対 つもと違った 語・多義語・同音語 音語について,興味をもって 義語・多義 視点から捉え について理解を深 語・同音語 直す。 める。 伝国(1)イ(イ) 学習しようとしている。 ◇言語についての知識・理解・ 2 類義語・対義語,多 技能 言葉(解説) 義語や同音語の特 ・類義語と対義語,多義語や同 4 徴 や 用 法 に つ いて 音語について理解し,語感を 類義語・対 理解を深める。 磨き語彙を豊かにしている。 義語・多義 語・同音語 漢字の練習 ― ― ― ― 3 レモン哀歌 伝国(1)ウ(ア) 伝国(1)ウ(イ) 1 ●語りかける言 1 「レモン」のもつ意 ◇国語への関心・意欲・態度 C(1)ウ 葉に向き合っ 味 や 作者 の実 像 な ・詩を読み,内容や表現の仕方 C(1)エ て,思いと向き どを重ねて詩を朗読 について感想を交流しようとし 合う。 することで,作品世 界を味わう。 ている。 ◇読む能力 伝国(1)イ(イ) 言語活動例 C(2)ア ・詩に表れているものの見方や考 2月 え方について,知識や体験と 関連づけて自分の考えをもっ 八 ている。 ◇言語についての知識・理解・ 考 技能 え ・抽象的な概念を表す語句,類 を 義語と対義語,同音異義語や 交 多義的な意味を表す語句など 流 について理解し,語感を磨き す 語彙を豊かにしている。 る 文法の小窓 2 ●付属語にはど 1 教材文と「解説」を 3 のようなものが 読み,助詞や助動 付属語のい あるのかを知 詞のはたらきについ ろいろ る。 て理解する。 2 助詞の役割とはた 文法(解説) らき,助動詞の種類 3 とはたらきについて 付属語のい 理解する。 10 ◇国語への関心・意欲・態度 ・付属語の種類とその用法につ いて知ろうとしている。 ◇言語についての知識・理解・ 技能 ・付属語の種類とその用法につ いて理解している。 伝国(1)イ(エ) ろいろ 漢字の広場 1 ●同音の漢字に 1 同音の漢字の意味 4 ついての理解 や 用 法 に つ いて 理 同音の漢字 を深める。 解する。 ◇国語への関心・意欲・態度 伝国(1)イ(イ) ・漢字の多義性について興味を 伝国(1)ウ(ア) もち,それについての理解を 伝国(1)ウ(イ) 深めようとしている。 ◇言語についての知識・理解・ 技能 ・漢字のもつ複数の異なる意味を 理解し,熟語を正しく書き表し ている。 走れメロス 6 ●登場人物や語 1 全文を通して読み, (内,書 り手のものの 登場人物,あらすじ 1) 見方や考え方 を確認する。 についての理 2 心に残ったことを中 解を深め,自 心に,読みの課題を 分の考えをも もつ。 つ。 ◇国語への関心・意欲・態度 C(1)イ ・文章に表れているものの見方や C(1)エ 考え方について関心をもち, 自分の考え方をまとめようとし 言語活動例 ている。 C(2)ア ◇読む能力 3 メロスの行動と心情 ・登場人物や語り手のものの見方 ●描写や人称の の変化をおさえ,メ や 考 え 方 に つ いて 理 解 を 深 使い分けなど ロスの人物像につい に着目し,人 て考える。 物像や心情を 4 結末について考 め,自分の考えをもっている。 ◇言語についての知識・理解・ 技能 表すうえでの え,「勇者」の意味す ・作品の特徴を生かして朗読する 役割や効果を るものについて考え などして,近代文学の世界を 捉える。 を深める。 楽しんでいる。 5 全文を通して朗読 し,表現の効果につ いて話し合う。 6 登場人物や語り手 について,自分の考 えを文章にまとめ る。 11 伝国(1)ア(ア) ◇書く能力 ・意見や心情が相手に効果的に 伝わるように,説明や具体例を 加えたり,描写を工夫したりし て書いている。 B(1)ウ 【 話 す 聞 5 ●目的や自分の 1 社会生活の中から く】 役割をふまえ 話題を決め,自分の 役割を決め て,グループ て討論する で討論する。 考えをもつ。 2 「話すこと」「聞くこ ◇国語への関心・意欲・態度 A(1)オ ・社会生活の中の話題につい 伝国(1)イ(オ) て,司会や提案者などを立て 言語活動例 て討論を行おうとしている。 A(2)イ ●相手の意見を と」の既習事項を確 ◇話す・聞く能力 尊重し,自分 認する。また,役割 ・相手の立場や考えを尊重し,目 の考えを広げ や話し合いのあり方 的に沿って話し合い,互いの を理解する。 発言を検討して自分の考えを る。 3 テーマと役割 を決 めて,グループで討 3月 論を行う。 広げている。 ◇言語についての知識・理解・ 技能 4 前時の課題をふま ・相手や目的に応じて,話や文 え,役割を変えて, 章の形態に違いがあることを 討論を行う。 理解している。 5 討論を振り返り,役 割を決める意義につ いて考える。 漢字の練習 ― ― ― 4 ― 伝国(1)ウ(ア) 伝国(1)ウ(イ) ※本表中, 「漢字の練習」の時数や学習活動などについては,適宜扱う。 ※本表に記載のない教材( 「四季のたより」 「本の世界へ」「言葉と仕事」「ことばの散歩道」 )については,適 宜扱う。 12
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