こんにちは、“土佐自然塾”の福島で す。先日、塾の畑で肥料を撒く手伝いを してきました。そこで、ちょっとビックリ したことがあったのです! 私が撒いた肥料は、「鶏糞(けいふ ん)」といって、ニワトリの排泄物を乾燥 させたモノだったのですが、実はその肥料のニオイが 塾のスタッフに聞くと、肥料は、牛糞⇒豚糞⇒鶏糞の 順にキツクなるらしくて、鶏糞は数ある肥料の中でも、 NO.1!と言っていいくらいニオイが強いらしいのです。 どれくらいか?というと、「住宅地の畑では撒けないく らい」というと想像しやすいでしょうか ^^;でもその分、 肥料としての効き目は 1 番高いとか。それくらい強烈な 効果!?なのですね。 今日は少し畑の上を離れて、塾生のネットワークの話 をしますね。土佐自然塾では、今居る塾生が7期生にな り、これまでに約70名の塾生が卒業し、皆それぞれ自分 の信じる道を歩んでいるところです。 そんな卒塾生たちが、この2月に集まりました。 といって、塾を卒業した 仲間が集まる会を数年前から毎年開催しています。そこ では各自が行っている事例の発表や情報交換が行われ ており、期をまたいで交流する場となっています。 いざ就農しても、まわりには有機農業をしている農家 の方が少なかったり、取り組みをなかなか理解してもら えなかったり…で、卒塾生も悩みを抱えていたりしてい ることが話を聞いてみて分かりました。 そんな卒塾生にと って、「ネットワークの 会」は、技術的なこと はもちろん、地域との 交流の仕 方 な ど、多 岐にわたる意見交換 がなされる貴重な機 会でもあるのです。 普段聞けない話もここでは・・・ 社会人を経験した 塾生が多いとはいえ、慣れない世界で色々な思いが交 錯することと思います。そんな時はココに来れば、塾長 を始めとして相談できる仲間がたくさんいますから。 紹介NO.9 『ポリポリ食べる姿が何よりの幸せ』 ■土佐自然塾7期生: 福島 毅(ふくしま たけし) 「農家の方には、 音楽とか芸術が好き な方って多いのです よ!」と、笑顔で話さ れる福島さん。 実は、福島さんは、 2011年の原子力災害 を機に、 という思いから自然塾へ 入塾、高知県へ移住されました。 入塾して 1 年になり、今では有機農業の頼れる担い手 となった福島さんですが、塾に来るほんの数か月前まで は農業に関してはまったく無関心だったそうです!! どれくらい関心がなかったか?というと・・・ 「水さえ与えていれば誰でも収穫できる!?」という、 しいたけ栽培キットを買っても、水をやらずに枯らした… そんな経験もあるくらいだそうです(笑) 高知での暮らしも落ち着いた今、3才の息子さんが、 畑で掘りたての人参をポリポリ食べている姿を見るの が何とも言えない幸せだそうです。 そうおっしゃられる福島さん。 お客さまに、野菜と一緒にその温かい笑顔を届けて あげてくださいネ! 有機のがっこう「土佐自然塾」 〒781-3401 高知県土佐郡土佐町土居 630 0887-82-1700 info@tosa-yuki. com http://www.tosa-yuki.com/ 土佐自然塾 畑からのお便り 検索
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