008-1603.pdf 1 2 3 4 5 6 7 セフチゾキシムナトリウム 純度試験(1)及び定量法の項を次のように改める. 純度試験 (1) 溶状 本品1.0 gを水10 mLに溶かすとき,液は澄明 で,その色は色の比較試験法 〈2.65〉により試験を行うとき, 色の比較液Mより濃くない. 定量法 本品及びセフチゾキシム標準品約25 mg(力価)に対応 8 する量を精密に量り,それぞれをpH 7.0の0.1 mol/Lリン酸 9 塩緩衝液に溶かし,内標準溶液20 mLずつを正確に加えた後, 10 pH 7.0の0.1 mol/Lリン酸塩緩衝液を加えて50 mLとし,試 11 料溶液及び標準溶液とする.試料溶液及び標準溶液5 μLに 12 つき,次の条件で液体クロマトグラフィー 〈2.01〉により試 13 験を行い,内標準物質のピーク面積に対するセフチゾキシム 14 のピーク面積の比QT及びQSを求める. 15 セフチゾキシム(C13H13N5O5S2)の量[μg(力価)] 16 =MS × QT/QS × 1000 17 MS:セフチゾキシム標準品の秤取量[mg(力価)] 18 内標準溶液 3-ヒドロキシ安息香酸のpH 7.0の0.1 mol/L 19 20 リン酸塩緩衝液溶液(3→400) 試験条件 21 検出器:紫外吸光光度計(測定波長:254 nm) 22 カラム:内径4.6 mm,長さ25 cmのステンレス管に10 23 μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル 24 化シリカゲルを充塡する. 25 カラム温度:35℃付近の一定温度 26 移動相:リン酸水素二ナトリウム十二水和物2.31 g及び 27 クエン酸一水和物1.42 gを水1000 mLに溶かし,薄め 28 たリン酸(1→10)又は希水酸化ナトリウム試液を加え 29 てpH 3.6に調整する.この液450 mLにアセトニトリ 30 31 ル50 mLを加える. 流量:セフチゾキシムの保持時間が約4分になるように 32 調整する. 33 システム適合性 34 システムの性能:標準溶液5 μLにつき,上記の条件で 35 操作するとき,セフチゾキシム,内標準物質の順に溶 36 出し,その分離度は7.0以上であり,それぞれのピー 37 クのシンメトリー係数は1.5以下である. 38 システムの再現性:標準溶液5 μLにつき,上記の条件 39 で試験を6回繰り返すとき,内標準物質のピーク面積 40 に対するセフチゾキシムのピーク面積の比の相対標準 41 偏差は1.0%以下である. 42 43
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