プリント時の注意点

UJF-7151plus プリント時の注意点
 ヘッドギャップについて
1.ヘッドとメディアとのギャップは “2mm以下”で ご使用頂きます様、お願い致します。
2.メディアとのギャップが “2mmを超える” と、インク滴がメディアに到達する前に
ミスト化する傾向があります。
3.メディアとのギャップが “2mmを超える” と、UV硬化ランプからの反射光が増える
ためインクミストがUV反射光で硬化したり、粘度が増すことによる吐出インクの
着弾ずれや“ノズル詰まり” “色ムラ”の原因となりますのでご注意願います。
Head
Head
立体物 (メディア)
立体物 (メディア)
治具
治具
2mm以下
2mmを超える
 メディアについて
1.高反射率のメディアへのプリントは、十分に注意が必要です。
例)鏡、ステンレス研磨板 等
(1)事前に十分にテストを行い、ノズル抜け、飛行曲がりが発生するメディアは
使用しないでください。
(2)メディア表面の反射が原因でヘッド故障した場合には保証の範囲外となる
こともありますのでご了承ください。
2.透明アクリルに印刷する場合は、裏紙は剥がしてご使用願います。
裏紙の光沢面からのUV反射光で硬化したインクが、吐出インクの着弾ずれや
“ノズル詰まり”の原因となりますのでご注意願います。
Head
透明アクリル
裏紙
治具
 治具運用の注意点
1.治具表面とメディア表面がなるべく同一平面になるように治具を設計してください。
段差があるとUV硬化ランプの反射光により、装置不具合を生じる可能性があります。
2.治具の表面について
(1)アルミは紫外線を反射するため、表面を黒くしてください。
(2)素材によって黒くできない場合は、紫外線カット性のラミネートフィルムを表面に
貼ってください。
3.テーブルに複数のメディアをセットする場合、メディアとメディアの間にも治具が必要
です。
4.透明なメディアの場合、メディアの周りを治具で囲うようにしてください。
UV
ランプ
反射光
治具(黒)
メディア
UV
ランプ
プリントヘッド
プリントヘッド
反射光
治具(黒)
メディア
治具とメディア表面が平面だと反射光はヘッドに届きにくい
治具(白)
メディア
治具(白)
メディア
治具がメディア表面より低いと反射光がヘッドに届いてしまう
カードケース用治具の試作例
(アルミをミーリング切削し、表面を黒く塗っています)
© 2015 MIMAKI ENGINEERING CO., LTD.
M018048-00(D202970-10)-20112015