男女共同参画社会と情報分析力(メディア・リテラシー) 男女共同参画社会を取り巻くキーワードの1つに、「メディア・リテラシー」があります。 これ自体の意味は、メディアの情報を主体的に読み解く能力、メディアにアクセスし活用 する能力、メディアを通じてコミュニケーションする能力などとされていますので、男女 共同参画だけに関係する言葉ではありません。 ではなぜ、男女共同参画社会のキーワードとして「メディア・リテラシー」が登場するの でしょうか。男女共同参画社会でメディア・リテラシー取り上げるのは、一部のメディア で固定的な性別役割分担など性別に基づく固定観念にとらわれた表現が見られたり、女性 の性的側面を強調したり、女性に対する暴力を無批判に取り扱ったりすることが見受けら れ、このことが男女共同参画社会の意識づくりに影響を及ぼしかねないからです。 高度に情報化した現代社会を生きる私たちは、メディアから日々沢山の情報を得ています。 情報を現実の全てとして鵜呑みにするのではなく、その情報に対して「私はこう思う」と 主体的に考え、行動する力をつけることが大切です。メディア・リテラシーの向上は、男 女共同参画社会の形成に欠かせません。 参考資料 内閣府男女共同参画局「男女共同参画基本計画について」
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