CATOREXプレスリリースを発表しました。

この度、株式会社ミスズ(代表取締役:半田晴久、本社:東京都杉並区)は、
2011年11月よりスイスのブランド CATOREX(カトレックス) の日本代理店
業務を開始します。
スイスのジュラ山脈にいだかれたレ・ブルルーの地で時計作りを始めて150余
年。カトレックスはスイスの伝統ある時計メーカーの中でも6代にわたり血筋の
経営を続ける希少な1社です。その歴史は、創始者であるジョルジュ
イグナス
カッティンにより19世紀初頭に幕を開けました。当時、貴族の嗜好品だった懐
中時計を実用品として広めようと尽力し、彼の意志を継いだ息子のコンスタン
トが1858年に懐中時計を専門に製造するカッティン社を設立。高品質かつ低価
格を実現させ、スイスの鉄道会社にまで導入されました。やがてコンスタントの
末息子であるヌマが操業を引き継ぎますが、懐中時計から腕時計への変遷期に
乗じるため、ヌマはアルメンドとモーリスの2人の息子に20世紀の経営を託しま
した。しかし、カッティン社は衰退する懐中時計の歴史的価値を見直し、あえて
その製造に特化したのです。その後、設立100周年には時計作りの頂点を目指ざ
す心構えを表してラテン語で王を意味するREXと、家系の証であるCATTINを合
わせたCATOREX(カトレックス)の名をブランド商標として登録。時代遅れと
囁かれた懐中時計作りを寡黙に続け、経済恐慌やクオーツ時計の隆盛期にも携
帯時計の起源である懐中時計を守りながら幾多の苦難を乗り越えました。今で
はスイスでさえ懐中時計の専業メーカーは貴重となり、カトレックスの存在は
世界中で再評価され、懐中時計用の汎用ムーブメントを保護してきた陰の立役
者としてその功績が認められています。現在は、6代目のガイが経営を担い、高
騰するスイスの時計産業界においてリーズナブルな機械式時計を展開しようと
再び腕時計の生産に着手しました。スイス製の機械式ムーブメントを採用し、素
材には高級時計と同じくステンレス360やサファイヤクリスタルを取り入れた
高品質を目指しながらも理想的な価格を実現させました。腕時計の再生産にも
品質にこだわりながら魅力的な価格を実現できたのは連綿と続けてきた家族経
営の姿勢にあります。大手グループや投資家に傾倒せず、過剰な宣伝や設備投
資を抑える体制によって純粋な価格設定に結実しているのです。こうしてカト
レックスは築き上げた品質と価格にこだわる伝統を貫き、常に斬新なデザイン
や革新的なメカニズムの創造を追い求めているのです。
Ref.8167-6
Ref.8165-2
Ref.8166-4
Ref.8164-6
Ref.8169-6
Ref.8169-1
¥97,650
¥187,950
¥162,750
¥218,400
¥176,400
¥199,500