日の出リハビリ通信 「かがやき」 2015年2月号 Vol.6 社会医療法人健生会 日の出診療所 通所リハビリ 新年が明けて1ヵ月が経ちますます寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか? ストレッチ紹介 part5となり、今月は「足首」です。 自分では足をあげているつもりでも、ちょっとした段差やじゅうたんにつま先がひっかかり転倒 しそうになりかけた経験はないでしょうか?これは足首周りの柔軟性が低下していることがひと つ挙げられます。「転ばぬ先の杖」のように、ストレッチを行い転倒予防に努めましょう ●腓腹筋 ①椅子またはテーブルなどしっかりとした台を用意する。 ②両腕を伸ばした状態で椅子またはテーブルをしっかりと持ち、半歩離れた 場所に立つ。 ③前側となる足の股関節と膝を軽く曲げ、後ろ側となる足のかかとが床から 浮くところまで後ろに引き、そのあと膝を伸ばす。 ④後ろ側の足のかかとをゆっくりと床につけていくようにふくらはぎを伸ば していく。 *伸ばしたい方の足を後ろに引く際、大きく1歩引くことにより、より 一層ふくらはぎが伸ばされる。 ●ヒラメ筋 ①椅子またはテーブルなどしっかりとした台を用意する。 ②両腕を伸ばした状態で椅子またはテーブルをしっかりと持ち、半歩離れた 場所に立つ。 ③前側となる足の股関節と膝軽く曲げ、後ろ側となる足を後ろに引いて膝 を軽く曲げる。 ④後ろ側の膝をさらに深く曲げ、かかとを床につけたままふくらはぎを伸ば していく。(後ろ側の足のかかとが浮かないように注意してください) 普段から歩く際はつま先をあげてかかとを着き、地面を蹴るようにして歩き、足首の柔軟性を化 確保しましょう。 ストレッチは1回につきおよそ 20~60 秒程度、強い痛みを感じない程度で行って下さい。強 すぎるストレッチは筋肉の損傷にもつながります。また、痛みやだるさが長引くようであれば病院 で診察を受けて下さい。6月から始まった「ストレッチシリーズ」は今回にて終了いたしますが、 今後もストレッチを継続していきましょう。 次回4月からは「ストレッチ」に引き続き「筋力トレーニング」を掲載していきます。
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