体細胞分裂の観察 タマネギの根端分裂組織を用いて 実験の方法 これはいらない ①前もって固定・解離・染色 を行ってあるタマネギの根を 持って行く。 ④根の先端部分以外は使わな いので捨てる。その後、蒸留水 を1滴たらす。 ②1本をピンセットでとり、下に ろ紙をひいたスライドガラスの 上に載せる。 ⑤カバーガラスをかぶせる。す ると、カバーガラスの重みで根 がつぶれて広がっていく。 ③根の先端(よく染まっている 方)から2mm~3mmほどのと ころを柄付きバリを使って切る。 解離してあるために、カバーガラスをかけ ると根がつぶれて広がるが、まだまだ細胞 同士が重なっている可能性があり、そのま ま見てもはっきりと分裂している細胞をみ ることができない。そこで、さらに重なって いる細胞たちを広げていく作業となる。 そのために、カバーガラスの上から爪楊 枝で軽くとんとんとたたき、中心から周辺に 細胞をひろげていくような感じで、広げてい く(カバーガラスがずれないように、カバー ガラスの端を指で押さえておくこと)。 爪楊枝で広げ終わったら次に、ろ紙を半分に 折って、カバーガラスの上にろ紙をかぶせていく。 そして、さらに広げるためにろ紙の上からカバー ガラスの部分を真上からカバーガラスがずれな いように親指でぎゅーっと押さえてやる。 ろ紙を広げて完成。後は、顕微鏡で観察。 低倍率で観察し、細胞分裂の状態の細胞が 見つかったら高倍率にして観察し、スケッチ (実験書17ページ)していく。前期・中期・後 期・終期の様子と間期の様子をスケッチす る。分からないときは、図表などを参考にし て探すと良い。 後期の細胞 終期の細胞 細胞板 前期の細胞
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