運動療法学総論 第5回 筋収縮のメカニズム

運動療法学総論 第5回 筋収縮のメカニズム
1.
2.
3.
骨格筋には階層構造がみられ
る。
筋節には暗い部分と明るい部
分の縞模様がみられる
筋節は次の2つのフィラメント
からなる。
・ ミオシンを含む太いフィラメント
・アクチンを含む細いフィラメント
<筋節の構造>
A帯:ミオシンを含む部分
I帯:アクチンを含む部分
H帯:A帯の部分でアクチ
ンとミオシンが重ならな
い部分
Z帯:I帯を分割する暗い
狭い線
M帯:A帯の中央で相対
的に密な部分
架橋(クロスブリッジ)の構造
教科書44ページ図5も参照してくださいね!
筋収縮のしくみ
1.
筋節の太いフィラメント
と細いフィラメントが互
いに滑り合い、筋節の
中央に向かって力が発
生することによって収
縮がおこる。
2.
筋の収縮によって生じ
る張力は両者のオー
バーラップの量に依存
する。
筋節の長さと張力の関係
教科書47ページ図10と同じです!
骨格筋は筋線維の配列により次の2つに分類できる
筋の長軸に垂直な
面での筋断面積は
同じでも筋線維を多
く配列している羽状
筋のほうが機能的
断面積は大きい!
薄筋・縫工筋→力の発生には不適だが大きな
短縮が可能
ヒラメ筋→短縮は僅かだが力の発生に適して
いる