科目名 科目コード 機構学 4M06 Kinematics of Machinery 学年 単位数

科目名
科目コード
機構学
4M06
Kinematics of Machinery
学年
単位数
4M
必修
2
単位種別
開講期間
学修
後期
時間
前
0
回数
分/週 後
100 分/週
15 回
授業概要
担当者
機械要素相互の運動や機械要素の特徴・形状について講
義し,理解を深めるため演習を行う。
藤田 明次 (FUJITA Akitsugu)
予備知識
講義室
数学での微分・積分,三角関数,物理での変位,速度,加
速度,角速度
30 時間
4M教室
到達目標
対偶の種類,対偶の自由度を理解できる.瞬間中心と節の速度の関係を理解できる。
4節回転連鎖・回転-直進機構において,節の交替によってできる各機構の動きを理解できる。
ころがり接触,歯車による変速機構を理解できる。
カムの運動,間欠運動機構が理解できる。
ねじ機構を理解できる。
評価方法・評価基準
中間試験と定期試験で評価し、60点以上を合格とする。
佐世保高専 教育目的
本科
JABEE対応学習・教育到達目標
JABEE基準1(2)
A-4
b,d-1,e
2)
教科書
参考書・補助教材
機構学(小川潔,加藤功 森北出版)
自作プリント
授業形式
学生が用意するもの
講義,演習課題を与える。
教科書,電卓,作図用具
自己学習の指針
予習・復習をし、講義内容を理解しておくこと。試験前には授業中の演習の解法を通して内容を理解しておくこと。
オフィスアワー
火:16~17時 & 水:16~17時
備考
授業項目
前期
後期
機械と機構、対偶と節、連鎖
機械の運動
瞬間中心、機構における速度,加速度
変位,速度および加速度線図
リンク機構
4節回転連鎖、回転-直進機構
二重すべりこクランク機構
平行運動機構、直線運動機構
摩擦伝動機構,カム機構,歯車機構
歯車列,ねじ機構,間欠運動機構
授業内容
回
授業内容
到達目標
MCC
学特
1 シラバスの説明。機構で用いる用語の説明 機械の定義、機構、節、対偶、連鎖、自由度を理解し説明できる。
○
2 連鎖の種類・条件、機械の運動と瞬間中心 限定連鎖を判定できる。瞬間中心を理解し、求めることができる。
任意の節の運動から他の節の速度・加速度を導出できる。
3 機構における速度・加速度
○
4 4節回転連鎖、回転-直進機構
5 二重すべりこクランク機構
各機構を理解し、機構上の節の速度や可動範囲等の計算ができる。
○
〃
○
6 摩擦伝動機構
7 演習
ころがり接触の条件を理解し、摩擦伝動による速比を求めることができる。
○
授業内容を反復学習し、理解を深める。
○
カム機構を理解し、カム線図を描き、圧力角や最小基礎円の計算ができる。
○
変位線図からカムの輪郭曲線を求め、従動節の速度・加速度を導出できる。
○
歯車の目的、歯形の条件を理解する。
○
8 中間試験
9 カムの種類、カムの基礎
10 カムの形状と従動節の運動
11 歯車の目的,歯形の条件
12 歯車列・速比の計算
13 歯車変速装置
14 ねじ機構、間欠運動機構
15 演習
16
17
18
19
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28
29
30
○
遊星歯車・差動歯車等歯車列の速比計算ができる。
○
種々の歯車変速装置の機構を理解し,速比の計算が行える。
○
ねじ機構及び間欠運動機構を理解し,これらの機構を使った設計が行える。
○
授業内容を反復学習し、理解を深める。
○