真空電子工学 (Vacuum Electron Devices and Instruments) 530 3年次 後 期 選 択 2単位 1.担 当 者 川田 2.授 業 目 標 真空電子工学は、真空空間における電界および磁界中の荷電粒子の振る舞いとそ れらの間の相互作用を解明し、それらの応用を図る学問である。本講義では、特 に、電磁界中を走行する電子とのエネルギーの授受に注目する。これらの基礎的 事項を習得したうえで、各種の真空電子デバイス(真空管、マイクロ波管)への 応用を述べる。 3.授 業 の 概 要 時間的に変化する電界中の電子の運動(3回)、誘導電流と電子アドミッタンス (2回)、高電流電子ビーム系(2回)、速度変調管(2回) 、クライストロン(2 回)、進行波管(2回)、マグネトロン(2回) 4.テ キ ス ト プリント 5.参 考 書 真空電子工学(電気電子工学体系 12)、柴田幸男著、コロナ社(1980) 電子管工学、桜庭一郎著、森北出版(1989) 電子・イオンビーム工学(電気学会大学講座) 、高木俊宜著、電気学会(1995) 6.関 連 科 目 荷電粒子工学、電磁気学 BⅠ、電磁気学 BⅡ、気体電子工学。 7.試験・成績評価 博昭 定期試験,出席,レポートにより総合的に評価する。 電子物理工学実験Ⅲ (Physical Electronics Experiment Ⅲ) 513 1.担 2.授 当 業 目 4年次 前 期 必 修 2単位 者 電子物理工学科全教員 標 電子物理工学実験Ⅰ、Ⅱで修得した電子回路、電子物性に関する実験技術を応用 し、電子物理工学科各研究室の研究テーマに関連した実験を行う。これにより、 電子物理工学に関するより高度な実験的知識を得るとともに、最先端の研究テー マとの関連を考慮しながら実験結果を検討・議論し報告することを目標とする。 実験課題により英語による議論・報告も行う。 3.授 業 の 概 要 下記のテーマで実験指導を行う。 1)マイクロ波を利用した実験、2)結晶のルミネッセンスと光吸収、 3)ホール効果の測定、4)pn接合の作製とその評価、 5)電子ビームと固体の相互作用、6)半導体発光素子の特性 4.テ ト 実験指導書 書 テーマ毎に、担当教員が紹介する。 目 電子物理工学実験Ⅰ、Ⅱ、電子物性工学、半導体工学、結晶物理工学、量子力学 AⅠ、AⅡ、電磁気学BⅠ、BⅡ、電磁波・光学、気体電子工学、磁性・超伝導 キ 5.参 ス 6.関 考 連 科 7.試験・成績評価 出席、各テーマのレポートにより総合的に評価する。
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