三次元眼底像撮影装置一式 仕様書 平成 27 年 11 月

三次元眼底像撮影装置一式
仕様書
平成 27 年 11 月 13 日
熊本市立
熊本市民病院
1.調達物品名および構成内容
三次元眼底像撮影装置
(内
一式
訳)
1.三次元眼底像撮影装置
一式
・撮影装置本体
1台
・電動光学台
1台
・レーザープリンタ
1台
・ビューワー用PC
3台
以上の物品における搬入、据付、配線、配管、調整及びシステムとの接続等を本入札に含むこと。
2.技術要件の概要
(1) 本調達物品に係る性能、機能および技術等(以下「性能等」という。)の要求要件(以下「技術要
件」という。
)は別紙に示すとおりである。
(2) 本仕様書における技術要件は熊本市民病院(以下「当院」という。)が必要とする最低限度の技術
要件を示しており、入札は別紙(性能、機能に関する要件)にて提示する技術要件相当以上の性能・
機能を有する機器にて対応すること。
3. その他
(1) 入札機器のうち薬事法に基づく製造承認が必要な医療用具に関しては入札時点でその承認を得て
いる物品であり、入札機器メーカーが所有する中で最新のモデルシリーズもしくはバージョンにて
応札すること。
(2) 上記以外の機器に関しては、入札時点で製品化されていること。また、開発などが伴う装置におい
ては、設置時期までに納入することが可能である旨のスケジュールと証明書を提示すること。
(3) 納期については、平成 28 年 3 月 31 日(木曜日)までに、全ての品目について納品され、且つ据付・
調整等装置の設置が完了し、装置が稼働可能な状態にすること。
1
別紙
(性能、機能に関する要件)
1
三次元眼底像撮影装置について、以下の要件を満たしていること。
1-1
撮影装置本体について、以下の要件を満たしていること。
1-1-1
中心波長が1,050nm以内であること。
1-1-2
スキャンスピードが100,000A-SCAN/秒以上であること。
1-1-3
横方向分解能が20μm以下であること。
1-1-4
深さ方向分解能が8μm以下であること。
1-1-5
OCT撮影可能瞳孔径がφ2.5mm以下であること。
1-1-6
複数のスキャンパターンを有していること。
1-1-7
眼底撮影種類について、カラーやレッドフリー等であること。
1-1-8
眼底撮影画角がφ45°以上であること。
1-1-9
脈絡膜撮影が可能であること。
1-1-10
マニュアル計測機能を有すること。
1-1-11
ETDRSグリッド解析を有すること。
1-1-12
方眼グリッド解析を有すること。
1-1-13
疾患に応じたパターン及びプログラムを有すること。
1-1-14
測定部と操作画面が一体化していること。
1-1-15
眼底追尾機能を有すること。
1-1-16
前眼部スキャンが可能であること。
1-2
電動光学台について、以下の要件を満たしていること。
1-2-1
1-1 項の撮影装置本体が搭載できること。
1-2-2
テーブルの上下動が電動で調節可能であること。
1-3
レーザープリンタについて、以下の要件を満たしていること。
1-3-1
検査結果を印刷できること。
1-3-2
USBまたはLANケーブルにて接続できること。
1-4
ビューワー用PCについて、以下の要件を満たしていること。
1-4-1
PC本体のスペックについて、以下の要件を満たしていること。
1-4-1-1 CPUはIntel Celeron
G1840プロセッサ相当以上であること。
1-4-1-2 メモリは2GB以上であること。
1-4-1-3 内蔵HDDは500GB以上であること。
1-4-1-4 OSはWindows7Professionalであること。
1-4-1-5 マウス及びキーボードで操作できること。
1-4-2
診察室に1台ずつ配置するため、PC1台につきモニタ切り替え機を1個ずつ用意するこ
と。
1-4-3
ビューワーライセンスを必要数含めること。
以上、搬入、据付、配線、配管、調整等を含む。
2
(その他の要件)
1
搬入・設置条件について以下の要件を満たすこと。
1-1
機器の搬入、据付け、付属配管・配線および試運転調整を行うこと。また、施設側電源設備・給排
水管よりの配線・配管工事も必要に応じて納入業者の責任で行うこと。
1-2
本装置は、当院が整備した配置スペース、天井下地、ピット、電気、給排水、換気、空調等の
諸条件に対し、機能可能であること。但し、やむを得ず当院の整備した施設に改造が必要な場
合は、現地確認の上、納入業者の負担で行うこと。
1-3
装置の現場内設置から使用開始までの養生管理、またはそれに伴う保険等は納入業者側の負担
で行うこと。
1-4
落札から納入までの間に装置の仕様変更やソフトウェアのバージョンアップがあった場合は、
当院と協議の上、最新の仕様にて引き渡すこと。
1-5
1階眼科外来へ搬入・設置を行うこと。なお、詳細設置場所に関しては、当院現場担当者と確
認・調整すること。
1-6
2
当院既存の電子カルテシステムと接続し、必要に応じて情報の送受信を行うこと。
保守体制について以下の要件を満たすこと。
2-1
通常の使用で発生した故障の修理および定期点検を実施できる保守体制があると判断されるこ
と。
2-2
納入検査確認後1年間は、通常の使用により故障した場合の無償修理に応じること。
2-3
納入物品は、納入後においても稼働に必要な消耗品及び故障時における交換部品の安定し
た供給が確保されていること。
3
その他、以下の要件を満たすこと。
3-1
操作手順書、使用マニュアルはすべて 3 部用意すること。
3-2
設置、稼動に際し、担当者への教育訓練を行うこと。
以上
3