文字によるコミュニケーション(2015年1月更新)(PDF)

保護者・教職員向け啓発資料(1月)
文字によるコミュニケーション
インターネットを利用したコミュニケーションは、離れた所にいる人とも気軽
にやりとりができ、便利です。
しかし、文字でのやりとりが主流になるため、表情や声の調子などがわからず、
対面のコミュニケーションよりも難しいと言えます。本人は冗談で言ったつもり
でも、受け手側に意図がうまく伝わらず、傷つけてしまうこともあります。
例えば?
A君
C君の写メ撮ったけど
マジウケル(笑)
A君とB君は冗談で発言した
つもりでした。
B君
俺もそう思った!!
C君
お前らうざい
A君
C君には冗談と伝わらず、
怒ってしまいました。
マジウケすぎ(笑)
C君
だまれ
C君を怒らせたことに気付か
ず、やめようとしません。
B君
キレんなって!! (笑)
こういった冗談がエスカレートしていき、いじめに繋がる場合もあります。
文字でやり取りをする際のポイント
◆メッセージなどを送る前に何度も読み返し、相手がどう感じるか、文章の
中に誤解されそうな表現がないか、よく確認する。
◆相手の発言で頭にくることがあっても、感情的になって言い返したりせず、
落ち着いて相手の発言の真意を考える。
◆トラブルになりそうな場合、クラスメートなど、直接話ができる相手の時は、
文字でのやりとりをやめ、電話や会って話をする。
文字によるコミュニケーションは、ささいなことからトラブルになります。
相手を思いやる気持ちが何よりも大切です。